千喜万悦天満宮へ

千喜万悦天満宮(せんきまんえつてんまんぐう)は江戸時代に西念寺に寄進されため、西念寺境内の西側に隣接している小さな小さな神社です。

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朝9時過ぎで、強烈な朝日を浴び、思い切り逆光です

もちろん特別公開の西念寺に来たのか目的でした。ただ来るまでは鎮守社だと思ってましたが、話を聞くと違ってたので別の掲載にしました。

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ご神体は、菅家繁栄の絵図と尊像です。ガラス戸の中に尊像を祀り、絵図は西念寺本堂にあるそうです。それにしてもガラスに反射して、撮りにくいこと仕切りです

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天神さんと言えば牛の像でしょう。ここにもありました。先般、訪れた北野天満宮では撫でることが出来ましたが、ここのは網の中のため、触ることはできません。 

千喜万悦天満宮では、菅家ご繁昌の絵図が祀られていますが、この絵図は道真が889年(寛平元年)に宇多天皇より右大臣に任ぜられ、892年(寛平3年)に御廉中(貴婦人の総称)、御公達や重臣など一族が寝殿に列座することを許された際に、道真は喜びの余り、この慶事の様子を自ら指示し絵図に表現したものです。これが社名の千喜万悦の由来となったものです。その後、足利尊氏の寵臣の饗庭命鶴丸に崇敬されてましたが、子孫が長崎に移住するにあたり1704年(宝永元年)に西念寺に寄進され、現在に至っています。

【千喜万悦天満宮】



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