水野先生とっておき「京の撮影術」 三門(地上) 編

三門から早いこと降りて正解でした。中には急な階段の途中で写真を撮られたりしてたからです。特別拝観では、こんなことは間違ってもできないですし、注意されるでしょうから

全員が降りてくるまで時間があるので、三門下を撮りました。このように近くで三門の柱を撮れることはないですね。

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今まで気が付かなかったけど、この巨大な柱に穴が空いてるんですね。知らなかった・・・。

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こんな写真は、もう二度と撮れないですね。向こう側までハッキリ見えました。

今度は南側に移動しました。もちろん三門の中はくぐってません。特に注意があった訳ではありませんが、三門の正式名称が、三解脱門(サンゲダツモン)と言い、偉いお坊さんでもない素人がくぐるには気が引けます

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今日のイベントでは時間はたっぷり取ってあるみたいでした。時間が押してるのとおもってたら、まだ余裕があみたいで、三門下でのレクチャが始まりました。

先ず、三門の4隅にある不釣り合いな四角い柱です。太閤柱(たいこうばしら)と言うんですね。知らなかったです。

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先生が指摘されたように、この柱も修復された後がありました。

豊臣秀吉が、1586年(天正14年)の天正大地震による痛みを修理した際の柱のことです。

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この事は知らなかったので、帰ってから調べました。確かにこの柱だけ四角だしね。

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地上から見上げる挿肘木(さしひじき)も特徴があるそうですが、詳しい事は忘れました

こちらは水野秀比古先生です。克比古先生の方は存知上げてたんですが、秀比古先生は知りませんでした。帰って調べと、義父水野克比古に師事とプロフィールに書いてありましたね。

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それより会員さんが食いついたのは、秀比古先生のベルトでした。「特注で造った。メーカーは・・・」と話してくれました。会員さんが順番で記念撮影をしたのは言うまでもありません

三門を狙われてたので、同じように撮ると・・・このように撮れました。このように近くで撮ること普段は出来ないので、貴重な時間でした。

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前途したとおり、天気が良すぎです。普段雨降りが多いので、贅沢な悩みですけど

一方、水野克比古先生は・・・しゃがんで柱の下を狙われています。

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それにしても、いろんな角度から撮られます。普段、しゃがんで撮ることはないので、大変勉強になりました。

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この立派な柱を見上げて撮ってみました。最古の三門を下からみた写真で、とても貴重な体験をさせてもらいました。

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時間が来るまで皆さん好きなように撮影されてました。三門に入ったのが9時前でした。そして、ここで時計の針は9時40分を回ってました。

8時から始まったイベントですが、この先まだまだあります。三門の外では観光客も増えてきました。三門の中に人集り・・・誰でも「入れるのか」と思ってしまいますよね。しかし、中から鍵を蹴られているので、絶対入れないようにされてましたし、何名かは聞かれてたようです。その度、事務局の人が「会員限定のイベントで、一般の方は入れません」と案内されてました。

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時計の針が9時45分になったところで、三門をあとにしました。雄大な国宝の三門を時間たっぷり楽しみました。

三門を出て、次ぎに龍吟庵に向かいますが、その前にトイレ休憩になりました。場所は法堂横にあるトイレで、その前にあるベンチに暫く座って休憩させてもらってると、水野克比古先生も横に座られたので少しお話できました。

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ここに座ってると、先生も座られたんです。 大変気さくな方で、お話しでき良かったです。

法堂周りの紫陽花も、まもなく咲きそうなほど蕾が成長してました。天気が良くて暑くなって少々バテテきましたが、次ぎは、通常非公開の国宝 龍吟庵です。つづく。

【東福寺 思考池】



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