延暦寺 東塔 阿弥陀堂・法華総持院東塔へ

前回の続きです。階段を上がりきると、比較的新しい建物の阿弥陀堂法華総持院東塔が見えました。

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右が阿弥陀堂で、1937年(昭和12年)建立。左が法華総持院東塔で、1980年(昭和55年)建立。

先ずは、納経所で御朱印をいただきました。お参りの前に朱印帳を出しておくと、書いていただいく時間を省けるので効率よく廻れます。

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朱印帳を出すと「阿弥陀堂にしますか法華総持院東塔にしますか」と聞かれました。「ご本尊が違うんだなぁ」と思い、二箇所いただくことにしました。「二箇寺ともお参り下さいね」と言われましたが、もちろんです

それより納経所前にあった小さな庭園が気になりました。気になったのは私だけのようで、東洋人らしき観光客の団体は、分からなかったみたいです。

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よくよく見ると、水琴窟と書いてありました。それも二箇所も。

水琴窟の音色は、近づくと分かります。あの独特の音色がしてました。

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それでは阿弥陀堂からお参りしました。ここも靴を脱いで上がります。上がる前から中からお経が聞こえてたので、大変入りずらかったんですが・・・。

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お堂の前に「法要中でも入ってお参り下さい」との張り紙があったので、堂内に入ってお焼香し、お参りしました。法要中だったようです。少々緊張したので、堂内の記憶はあまりありません。本尊は、阿弥陀如来像でした。

次ぎにお隣の法華総持院東塔に向かいました。納経所で「こちらもお参り下さいね」と言われたので、階段を上がって中に入ろうとしました・・・。

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すると鍵がかかって扉が開きません。どうやら通常は中に入れないみたいですね。それにしても納経所で言われたことはなんだったんでしょう。理解できません

あとは、木陰のベンチに座って汗を拭きタオルを替えて鐘楼などを見てから降りました。

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今度は、駐車場までの参道が下りになりますが、途中でと言うか行きの時から気になってた所に寄りました。またまた階段を少しだけ登りますが、あったのは戒壇院でした。

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1678年(延宝6年)建立で、重要文化財に指定されています。普段は扉が固く閉められていますが、年に1度だけ円頓(えんどん)授戒の時だけ開かれるそうです。

寄り道はほんの1分程度で降りてきました。そして急いで駐車場に戻ります。そこには売店があるので買い物です。

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滋賀県に7年勤めた経験から、滋賀の名物で"走井餅"が好きなんです。ここの売店にあった筈だが・・・店員さんに聞いたら・・・ありました。もちろん買って帰りました

買い物を済ませトイレに行き、バスに戻りました。大駐車場でも平日で観光シーズンも外れているので、随分空いてます。

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集合時間は11時30分でしたが、5分前に戻りました。そしたらバスガイドさんが人数を数えてバスが出発しました。私らが最後だったみたいで、予定より5分早く、京都の大原に向けて出発しました。

バスは比叡山ドライブウェイから奥比叡ドライブウェイを進みます。ドライブウェイ沿いにある伝教大師最澄像大津市街地琵琶湖を車窓から眺めながらバスは北上して行きます。

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比叡山峰道レストラン&展望台から2006年10月9日撮影。今回は車窓のためバスを降りて撮影はできませんでした。景色は綺麗でしたよ

奥比叡ドライブウェイを降りたバスは滋賀県の伊香に出ます。そこからレインボーロードを走り、滋賀県途中に出ます。以前、滋賀に勤めてたので途中と言う地名も知ってました。多分滋賀県内で知らない所は無い筈です。バスは途中越から京都府に入ると直ぐに京都府大原の駐車場に着きました。つづく。

【延暦寺 法華総持院東塔】



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