「愛宕古道街道灯し」へ

愛宕古道街道灯しは、あたごふるみちかいどうとぼしと読みます。毎年地蔵盆の時期や化野念仏寺の千灯供養の時期にあわせて、清涼寺から化野念仏寺を超え愛宕神社一之鳥居までの約1.5㎞の愛宕街道沿いに、およそ800個の提灯や行灯に火が灯ります。

8月24日(月)会社から帰って、風呂に入って食事をして、休憩してから出掛けました。昨日と同様、清涼寺(嵯峨釈迦堂)仁王門前から見て行きました。

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昨日は気が付きませんでしたが、鶴と亀が描かれてました。それにしても巨大な提灯に火が灯っています。

清涼寺(嵯峨釈迦堂)境内南側の塀沿いにも提灯に火が灯っています。昨日の昼間と違って風情があります。この塀沿いの突き当たりにあるのが・・・。

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下の写真で山門が確認できますが、ここが紅葉で超有名な名所である宝筐院です。紅葉時は、毎日開門前には大行列ができるので、近隣の皆さんは大迷惑でしょうね。

ここを曲がって清涼寺(嵯峨釈迦堂)境内西側提灯です。ここも火が灯っていますが、ここのは電気で灯ってて、ローソクの火ではありません。

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時間も遅いので、降りて来られる人と出会いますが、歩いてる人は疎らです。それより台風の影響か黒い雲もが覆ってきて、雨が降ってきそうな雰囲気が漂ってきました。

清涼寺の西門を過ぎると愛宕街道は西へ僅かに登って行きます。ここからは古い家並みの前に提灯や行灯に火が灯るので、優しい空気に包まれます。

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ここから提灯の他に行灯を目にします。行灯はローソクの火で灯ってました。

急いで出掛けたので傘を持ってません。いつもなら折りたたみ傘を必ず持参するほど用心深い私ですが、ここで引き返す事にしました。台風が接近して来て何だか不気味な雲が流れてました。

化野念仏寺の近くまで行きたかったけど明日も仕事があるので・・・帰りも灯りがついた提灯をとりながら下りました。

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以前、清涼寺の住職さんに聞いた話では、この愛宕街道は愛宕神社詣での人で賑わったそうですね。今は営業されてませんが、かつての旧旅館も目にします。

先ほど通った清涼寺(嵯峨釈迦堂)西側です。殆ど人と出会いませんが、化野念仏寺の千灯供養には、上まで車やバスで行かれるんでしょう。

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再び清涼寺(嵯峨釈迦堂)仁王門前にまで戻ってきました。少し物足りなさはありましたが、この天候で充分です

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ニューカメラのテストでは、最初の車折神社の萬燈祭で失敗しましたが、次の五山の送り火では、三脚無しで綺麗に撮れました。また、この愛宕古道街道灯しでも綺麗に撮れたので、これから夜も期待できそうです。ただ私が夜が苦手なだけで・・・

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