西陣の名銭湯めぐり 金龍湯へ
さらさ西陣を12時50分に出発したイベント参加者は、林宏樹さんの案内のもと、鞍馬口通りを東に進み最初の路地を北に上がって民家のタイルを案内。そしてさらに路地を上がると建勲通りに出ますが、そこの角にあるお地蔵さんを案内。途中、かつて銭湯だった跡地・・・現在は医院になっている場所を案内しながら大徳寺まで来ました。そこから北大路通りを東に進み二筋目を北に上がると突き当たりにあるのが、この日2軒目の銭湯である金龍湯(きんりゅうゆ)さんです。
先程の築80年のさらさ西陣と比べて、一見すると普通の家に見える町のお風呂屋さんです。我々が到着するのを表で待ってていただきました。13時10分に着きましたので、約20分かかったことになりますが、普通に歩けば10分ぐらいでしょう。
入ると靴を下駄箱に入れますが、これも懐かしいですね。今日は鍵はかけませんでしたが、鍵を手首に巻いて入浴したものです。
林さんの案内のもと、最初は男湯に入りました。戦前から営業されてるようですが、改築されたようで・・・そのような歴史を聞きました。
男湯の脱衣場です。ここでイベント参加者23名、スタッフ2名、林宏樹さんと店主・・・狭かった。
ここで余談・・・京都お風呂屋さんは、長方形の脱衣籠が用意されてて、そこに着替えや脱いだ服を籠に入れます。それをロッカーに入れる訳です。直接ロッカーに入れないのが習慣です。籠は昔、柳行李・・・現在はご覧のように、プラスチック製が主流だとか。
先程のさらさ西陣で、林さんが「関東から来られた方」と質問され、約3分の2がそうでした。上記の話は、京都特有の銭湯文化も話された中でのことです。そしてここにも祝い額がありました。
あとで・・・多分・・・浴槽中も見学できるだろうけど、15時から営業されるので、湿気が・・・心配です。
この体重計も懐かしいですね。今は体組成計や体脂肪計が主流ですけど。
浴槽に入るのに、先ずは靴下を素早く脱いで、ポケットに入れます。靴下のままでも大丈夫かも知れませんが、念のためです。
ここから浴槽です。営業中では先ず間違いなく写真は撮れないと思うので、この日一番の楽しみにしてました。
ここのタイルは定番の富士山じゃなく、綺麗な湖畔が描かれています。正面に絵が削られていますが、これは増築(電気風呂)されたためだとか、店主さんが説明されました。
まだ営業時間に時間があるのか、湿気はそれほどでもなかったです。先に写真だけ撮って、ここを出ました。後続が待っているので、譲るは当然です。23名が代わる代わる浴槽を見られるで時間がかかります。そこで私は番台を見学しました。
今・・・入浴料が430円ですか・・・約30年前の入浴料を覚えてない・・・調べると240円ぐらいで・・・友人と行って頃は・・・40円だったみたいです。(一年毎に値上げがあったので推定です)
休憩所には、定番の冷蔵庫に中には、冷たい飲み物が置いてありました。これは超懐かしいです。子供の頃、友人と行った銭湯で湯上がりに飲むコーヒー牛乳が楽しみの一つでした。
お店の人に紙キャップを開けてもらう瞬間を思い出しました。また、店主の方が説明されましたが、今では牛乳石鹸(花嫁石鹸)だけ売られてるそうです。店主曰く、あまり売れないので。
林宏樹さんより、「花嫁石鹸、お土産にどうぞ。一個100円です。」と案内がありました。女房に聞くと一個100円は、高い・・・だそうです。
殆どのイベント参加者は男湯に入ってましたが、ここで機転を利かせて、女湯に入りました。当然、まだ誰もいない脱衣場です。
男湯から声が聞こえてるので、まだこちらに来られる気配はなかったので、ゆっくりじっくり浴槽を見学します。
女湯の浴槽に入って、タイルアートの全体が分かりました。僅か1㎝程のモザイクを組み合わせ、見事に湖畔に立つ洋館が描かれています。
こうして間近で見られて、写真も撮れるのが、このイベントの強みでしょう。湿気がカメラに影響するかと思い、早々に浴槽を出ました。
早々、忘れるところでした。最後に水風呂です。電気風呂といい、水風呂といい懐かしさのオンパレードです。これで泡風呂があったら、子供の頃の思い出ではパーフェクトだったんですが。
写真を撮り終えると、皆さん女湯に入って来られました。それと引き替えにに、もう一度男湯に入って、撮影。これで心置きなく出られます。
全員が揃ったところで、今度はボイラー室の見学です。再び靴を履いて皆さんともに外に出ました。ボイラー室は、この日のイベントでは唯一撮影禁止だった所です。
中は暗くて狭いので、一人づつ見学しました。撮影禁止と言われても撮るとこは無かったです。
ボイラー室を出たら、正面に戻りました。殆どの人は戻って来られません。戻ってきたのは私とスタッフの方と店主の方でした。ここで少しばかり店主の方の談笑。スタッフの人が店主の人に「暖簾掛けて貰えませんか」と言われて、店主の方も快く掛けていただきました。
暖簾が掛かって、お風呂屋さんらしくなりました。でも営業前に暖簾掛かって大丈夫店主さん「心配ないですよ、誰も来ません」と。
皆さん暖簾が掛かったことを知って、一気に戻って来られました。そして撮影会の始まりです。皆さん写真を撮り終えたら出発です。13時40分次のお風呂屋さんに向け林宏樹さんを先頭に、店主に礼を言って出ました。予告ですが、次のは凄いです。お風呂屋さんで重要文化財に指定されてますから。つづく。
【金龍湯 定休日:火曜日 15時00分~24時00分】
先程の築80年のさらさ西陣と比べて、一見すると普通の家に見える町のお風呂屋さんです。我々が到着するのを表で待ってていただきました。13時10分に着きましたので、約20分かかったことになりますが、普通に歩けば10分ぐらいでしょう。
入ると靴を下駄箱に入れますが、これも懐かしいですね。今日は鍵はかけませんでしたが、鍵を手首に巻いて入浴したものです。
林さんの案内のもと、最初は男湯に入りました。戦前から営業されてるようですが、改築されたようで・・・そのような歴史を聞きました。
男湯の脱衣場です。ここでイベント参加者23名、スタッフ2名、林宏樹さんと店主・・・狭かった。
ここで余談・・・京都お風呂屋さんは、長方形の脱衣籠が用意されてて、そこに着替えや脱いだ服を籠に入れます。それをロッカーに入れる訳です。直接ロッカーに入れないのが習慣です。籠は昔、柳行李・・・現在はご覧のように、プラスチック製が主流だとか。
先程のさらさ西陣で、林さんが「関東から来られた方」と質問され、約3分の2がそうでした。上記の話は、京都特有の銭湯文化も話された中でのことです。そしてここにも祝い額がありました。
あとで・・・多分・・・浴槽中も見学できるだろうけど、15時から営業されるので、湿気が・・・心配です。
この体重計も懐かしいですね。今は体組成計や体脂肪計が主流ですけど。
浴槽に入るのに、先ずは靴下を素早く脱いで、ポケットに入れます。靴下のままでも大丈夫かも知れませんが、念のためです。
ここから浴槽です。営業中では先ず間違いなく写真は撮れないと思うので、この日一番の楽しみにしてました。
ここのタイルは定番の富士山じゃなく、綺麗な湖畔が描かれています。正面に絵が削られていますが、これは増築(電気風呂)されたためだとか、店主さんが説明されました。
まだ営業時間に時間があるのか、湿気はそれほどでもなかったです。先に写真だけ撮って、ここを出ました。後続が待っているので、譲るは当然です。23名が代わる代わる浴槽を見られるで時間がかかります。そこで私は番台を見学しました。
今・・・入浴料が430円ですか・・・約30年前の入浴料を覚えてない・・・調べると240円ぐらいで・・・友人と行って頃は・・・40円だったみたいです。(一年毎に値上げがあったので推定です)
休憩所には、定番の冷蔵庫に中には、冷たい飲み物が置いてありました。これは超懐かしいです。子供の頃、友人と行った銭湯で湯上がりに飲むコーヒー牛乳が楽しみの一つでした。
お店の人に紙キャップを開けてもらう瞬間を思い出しました。また、店主の方が説明されましたが、今では牛乳石鹸(花嫁石鹸)だけ売られてるそうです。店主曰く、あまり売れないので。
林宏樹さんより、「花嫁石鹸、お土産にどうぞ。一個100円です。」と案内がありました。女房に聞くと一個100円は、高い・・・だそうです。
殆どのイベント参加者は男湯に入ってましたが、ここで機転を利かせて、女湯に入りました。当然、まだ誰もいない脱衣場です。
男湯から声が聞こえてるので、まだこちらに来られる気配はなかったので、ゆっくりじっくり浴槽を見学します。
女湯の浴槽に入って、タイルアートの全体が分かりました。僅か1㎝程のモザイクを組み合わせ、見事に湖畔に立つ洋館が描かれています。
こうして間近で見られて、写真も撮れるのが、このイベントの強みでしょう。湿気がカメラに影響するかと思い、早々に浴槽を出ました。
早々、忘れるところでした。最後に水風呂です。電気風呂といい、水風呂といい懐かしさのオンパレードです。これで泡風呂があったら、子供の頃の思い出ではパーフェクトだったんですが。
写真を撮り終えると、皆さん女湯に入って来られました。それと引き替えにに、もう一度男湯に入って、撮影。これで心置きなく出られます。
全員が揃ったところで、今度はボイラー室の見学です。再び靴を履いて皆さんともに外に出ました。ボイラー室は、この日のイベントでは唯一撮影禁止だった所です。
中は暗くて狭いので、一人づつ見学しました。撮影禁止と言われても撮るとこは無かったです。
ボイラー室を出たら、正面に戻りました。殆どの人は戻って来られません。戻ってきたのは私とスタッフの方と店主の方でした。ここで少しばかり店主の方の談笑。スタッフの人が店主の人に「暖簾掛けて貰えませんか」と言われて、店主の方も快く掛けていただきました。
暖簾が掛かって、お風呂屋さんらしくなりました。でも営業前に暖簾掛かって大丈夫店主さん「心配ないですよ、誰も来ません」と。
皆さん暖簾が掛かったことを知って、一気に戻って来られました。そして撮影会の始まりです。皆さん写真を撮り終えたら出発です。13時40分次のお風呂屋さんに向け林宏樹さんを先頭に、店主に礼を言って出ました。予告ですが、次のは凄いです。お風呂屋さんで重要文化財に指定されてますから。つづく。
【金龍湯 定休日:火曜日 15時00分~24時00分】