京都国立近代美術館「琳派イメージ展」へ

西方寺を出て、信行寺の行列を確認したから、次ぎに向かうのは京都国立近代美術館です。ここでは「琳派イメージ展」が開催中で、チケットを毎日新聞よりいただきました。どうせ行くなら、非公開文化財特別公開に合わせて行けばと思い、この日にしたんです。

東大路通りから仁王門通りに入り東進むと疎水沿いに出ます。すると手前にアオサギが止まってました。そっと近づくと飛び立って行きました。

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その後が大変でした。飛び立ったアオサギの羽毛が空気中に舞って・・・目に入ると大変な事になるので・・・大失敗の巻でした

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疎水沿いの桜も色付き初めてます。季節は確実に進んでいますね。しかし、ここの桜は綺麗だし、やっぱり春に再訪したいです

仁王門通りから、今度は神宮道を北上します。と言っても橋を渡るだけですけど。そしたら平安神宮の大鳥居が目の前に見えます。

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今日は平安時宮には行きません。橋を渡った左手に見えてる建物。そこが京都国立近代美術館です。

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ここの1階入口右手で、チケットを購入します。私は前途のおとり毎日新聞からチケットを貰ってるので、そのまま入ると、3階へ行くように案内されました。

3階は企画特別展の会場で、「琳派イメージ展」が開催中でした。琳派誕生から400年、近現代の作品を見ていきます。

江戸時代初期、2人の芸術家が出会います。書家で陶芸家の本阿弥光悦と、その弟子である俵屋宗達です。2人の芸術活動は日本美術の潮流となり、その100年後に京の絵師・尾形光琳がその装飾的な美を大成。その100年後に江戸の絵師・酒井抱一(さかいほういつ)が発展させたその潮流は、尾形光琳になぞらえて琳派と呼ばれるようになりました。

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神坂雪佳「杜若屏風図」・・・実際は屏風図のため、立体感がありますが、こうして平面で見ると少し趣が違って見えました。(ポストカードより)

本阿弥光悦が洛北鷹ケ峰に芸術村を開いて400年目にあたる今年、明治から現代まで、琳派の影響を色濃い作品があつまった「琳派イメージ展」には、琳派を敬愛した田中一光の作品や明治の洋画家・浅井忠、池田満寿夫、明治の日本画家・神坂雪佳などの作品を楽しめます。

4階のコレクションギャラリーを出たら眺望の良さに目を奪われます。上の写真はウエスティン都ホテル京都が、下の写真では手前平安神宮、奥に金戒光明寺が見えてました。そして鳥居の先が比叡山です。

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朝が寒かったので、薄手のジャンパーを着てましたが、ここで脱ぎました。それをリュックサックに入れながら少し休憩です

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少し中で休憩したあと、10時20分に京都国立近代美術館を出ました。信行寺は本当に残念でしたが、ここは京都在住の強みで、また行けば良いと。再び地下鉄東西線の「東山駅」まで戻り、次へと向かいました。

【京都国立近代美術館】



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