金戒光明寺 秋の特別公開 夜間拝観(ライトアップ)【紫雲の庭】へ

御影堂で靴を脱いで袋に入れ上がります。そして入っ右手に拝観受付があるので、拝観料800円を納めます。もう何度も来てるので目的は紅葉の庭だけです。おそらく檀家さんの団体でしょう、列をなしてお堂の中を取り囲まれてて、ガイドさんから説明を聞いておられます。もちろんスルーで、次ぎに大方丈へ移動しますが、ここまスルーです。どうせ内部は撮影禁止だからです。

2014年5月の京都市文化観光資源保護財団主催の文化財特別鑑賞(前編)文化財特別鑑賞(後編)で若手の僧侶さんかにガイドをして貰って隅から隅まで案内していただいたので、目的の紫雲の庭に向かいました。

昨年から始まった金戒光明寺 秋の特別公開 夜間拝観(ライトアップ)ですが、すっかり広まったようで・・・庭には多くの人が降りたってました。これでは人が写り込まない写真は無理です。諦めの早い私は、ここで頭を切り換え、紅葉を楽しむことにしました

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法然上人の生涯を石で表現を回遊式庭園となっており、「幼少時代 美作の国」「修業時代 比叡山延暦寺」「浄土開宗 金戒光明寺の興隆」を三つの部分に分けて構成してあります。

池泉回遊式庭園となっているので、ここから自分の靴に履き替え巡ります。少し前と後の間隔が空くようには廻りましたが・・・。

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ロープづたいに奥に進むと、暫くして庭園越しに大方丈が撮れました。混み合うライトアップを今まで敬遠してましたが、寒いのを我慢すれば良いものです

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暫く歩くと池に架かる石橋に出会います。案内の人が足元を懐中電灯で照らしいるので安心して渡れますが、その途中で撮影しました。

そしたら「橋の上では撮影しないでください」と。聞けば以前落ちた方が居たみたいで・・・申し訳無かったですが、あまりに綺麗だったんで・・・

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ここのモミジの色は良いですね。グラデーションが綺麗です。池に写るモミジもまた綺麗で、ゆっくり愛でながら前に進みます。

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確かこの辺りは、2012年(平成24年)6月に完成したご縁の道を進みます。NHKのTV番組「仕事ハッケン伝」にて、麒麟の川島明さんが庭造りに挑んだ場所ですね、思い出しました。

そして庭園の一番奥までやって来たようです。浄土宗大本山黒谷・金戒光明寺で法然上人の800年大遠忌の記念事業として、作庭された過程をパネルにしてありますが、誰も見てないようでした。

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強い冷え込みで、ここに座って休憩する人も見当たりません。川島明さんも、この石組みをされたようですが・・・どの辺りでしょうね。

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ここからは庭の全景が見渡せます。遠くに大方丈まで見えていますが、強いライトに照らされて見えてません

そしてここから池の畔まで降りることができるので行ってみました。そこに石碑もライトに照らされてて、若者が笑いながら見てました。

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「いけのみつ 人のこころに にたりけり にこりすむこと さためなければ」法然作と書いてありまりしたが・・・何が可笑しかったのか・・・。.

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私は写真を撮りながらゆっくり見て行きますが、数名の団体に抜かれて行きました。その度に間隔が空くように調整しながら進んでいきます。

そしたら茶室「紫雲亭」があり人が中に居ましたね。お茶や菓子でもいただけだのでしょうか(有料で)、案内がありませんでした。

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また、下の写真では茶室「花峯庵」です。内部はいつもの公開時と同じように開いてました。また、奥の紅葉が綺麗です。

ゆっくり写真を撮りながら散策を楽しみました。帰りは大方丈まで戻ります。そして再び靴を袋に入れて上がると、いつもの特別公開時とコースが違ってました。

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夜間拝観(ライトアップ)の時かどうか分かりませが、以前なら再び御影堂に戻ったんですが、そのまま方丈の玄関から外に出られました。その手前で朱印も受付されてましたが、以前いただいてるのでスルーです。

ここから市バス「岡崎神社前」まで行き、帰路に着きました。ここから永観堂に行こうかどうか、岡崎神社前まで来ましたが、やっぱり混雑は必至でしょうから、帰りのバスが来たので乗ってしまいました。まだ夕食も食べてなかったので早く帰れて良かった・・・かなぁ

【金戒光明寺 紫雲の庭の紅葉】



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