世界文化遺産 醍醐寺 秋期夜間拝観へ

11月20日(金)仕事が終わると京都駅からJR琵琶湖線で山科へ行き、そこから地下鉄東西線に乗換え「醍醐駅」に。そこから歩いて15分ぐらいかかところ小走りで10分で総門に着きました

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2010年9月26日以来の醍醐寺でしたが、道順は覚えていました。最近季節外れの暖かさが続いてて、一週間ほど早く色づいた割りには近年まれに見る色付きの悪さが伝わってて・・・。

5年振りに来た理由は、世界文化遺産 醍醐寺 秋期夜間拝観・・・新聞情報では紅葉見頃となった・・・早い話・・・紅葉のライトアップを見に来た訳です

夜間拝観は18時からですが、20分も前に着きました。ただギリキリです。このカラクリは後程

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総門をくぐると正面に拝観受付がある仁王門が闇夜にライトを照らされ見えています。参道は行灯が灯ってました。

そのまま進めば左手には三宝院の山門が見えてます。ここの庭園は国の特別史跡・名勝に指定されていますが、2006年に行ってから来てません。

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そして次が三宝院の国宝・唐門です。門全体を黒漆が塗られ、菊と太閤桐の紋には金箔が貼られています。

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近年の修復で随分綺麗になりました。三宝院内が全面撮影禁止のためどうしても足が遠のいてしまいます。目を見張る美しさで、桜時期にでも10年振りに来ようかなぁ

だんだん西大門(仁王門)が近づくにつれて、門前での人混みが見えてきました。まだ開門20分前でしたが、大行列ではありません。少しホッとしました。

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上記の写真は帰りに撮ったものです。石段下まで混んでて、初めてまる醍醐寺の紅葉をゆっくり見られるか心配になってきました。

人をかき分け、1605年(慶長10年)に豊臣秀頼より再建された西大門(仁王門)の石段を登り、阿形・吽形の仁王像(重要文化財)をやっとこさ撮りました。

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1134年(長承3年)に仏師勢増・仁増によって造立されたそうで、迫力ありましたね。(上の写真は帰りに撮ったものです)

通常拝観は、この西大門(仁王門)を入って右手に拝観受付があって、拝観料600円を納めます。しかし竹の柵で進めないので皆さん門前で待たれています。

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ほどなくして、僧侶の方が柵を外して受付の準備をされました。例年なら寒い夜も、暖かさのおかげで寒くありません。
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しかし、良く良く見ると参道のモミジが青い・・・色づいてないじゃないかと私は思いましたが、後でも同じような声が聞こえて来ましたね

そして時計の針が17時45分になった時、僧侶の方が「早め入場!特別前売り拝観券をお持ちの方、いらっしゃますか」と声を掛けられます。そしたら私を含めて10名弱だったでしょう手を上げられ、拝観受付まで先に入場しました。

前途したカラクリは、このためでした。通常特別拝観料1000円のところ、1300円と割高ですが、15分早く一般の人より入れるのが良いですよね、それに記念品も付いてたし

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暗がりに灯る行灯。受付を済ませると走って行かれる方。ゆっくり歩かれる方・・・いろいろです。私は・・・小走りで先を急ぎました。仕事帰りで疲れている体にダッシュは無理です。これから見る初めての醍醐の紅葉。期待と不安が入り交じって・・・この続きは後編で

【醍醐寺 総門】



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