世界文化遺産 醍醐寺 秋期夜間拝観【後編】へ
醍醐寺のHPから「早め入場!特別前売り拝観券」を申し込むと、宅配で拝観券と記念品が送られてきます。その送られてきた拝観券を受付に出して由緒書きを貰ったら先を急ぎます。
世界文化遺産 醍醐寺 秋期夜間拝観エリアを進むと見事な国宝・五重塔がライトに照らされ見えてきました。
猛ダッシュされた方は、多分紅葉エリアに行かれたのでしょう。私も心は動きましたが、やはり素通りでは行けません。
闇夜に照らされた五重塔です。951年(天暦5年)に完成したとされ、京都府下最古の木造建築と言われています。
内部は非公開ですが、初層の内部には両界曼荼羅や真言八祖が描かれてると聞きました。外観の美しさと言い、暫く見ていたかったです。
やっぱり今日の目的は紅葉です。先を急ぎます。ただ五重塔の北側に不動堂があって、そこの紅葉が綺麗だったので撮りました。
余談ですが、帰りここを通ると多くの人が屯されてました。もちろん紅葉の撮影です。しかし、あまり色が良くないですね。
紅葉スポットは、まだまだ先です。その前に日月門を通ります。以前より綺麗になったような気がしたんですが・・・久し振りのため勘違いかも。
ここを通過したら、やっと目的地に着いたようです。綺麗に色づいた紅葉が見えましたし、臨時の土産物店なんかも並んでいます。
受付のあった西大門(仁王門)から歩いて(小走り)4分で着きました。ここに着いたのは私を含めて3名でしたね。これでゆっくり撮れそう。
先ずは、この風景です。奥に弁天堂があって、水面に紅葉が映えるこれを見たくて来たので、気分は最高。
元々醍醐寺の夜間拝観は事前申込制でした。いつの頃か事前申込をしなくても済んだですが、京都市内の喧噪とは真逆の静けさがありました。
見た限り3人だけ。狙い通りです。次は弁天堂に向かいますが、お一人撮影されてるので・・・少し休憩。終わったよなので休み処「寿庵」(じゅあん)の前を通ります。
まだ夕食を食べてなかったんですが、食事なんか・・・時間がもったいない・・・せっかく空いてるのに。
紅の橋の前から弁天堂と紅葉を撮りました。まだ18時前だし、一般の方は入って来られません。贅沢を言うなら、モミジの色がもう一つだったことだけです。
赤い反り橋を渡ります。橋の両側から見る光景も良かったですが、それはあとにすることにして、先ずはお参りです。
写真では分かりませんが、ここの石段の高いこと。上がるのにも降りるにも苦労しました。
反り橋の東側を見ると滝組があって、水が流れ落ちてました。が写真を撮ってみると・・・写ってない。
この時は分からなかったことですが、多分・・・「写らんやろ」とは思ってました。で、西側には観音堂(旧大講堂)が見えてました。
観音堂上醍醐の准胝堂が焼失後、西国三十三箇所の札所になっているお堂ですが・・・聞いた事が無い・・・筈です。前は大講堂と呼ばれてたお堂でした。ここで少し脱線。
2008年(平成20年)8月24日に、落雷のため焼失してしまった、上醍醐寺准胝(じゅんてい)観音堂。現在も再建されていません。上醍醐寺には、過去3回登っています。約4㎞の山道をひたすら登ること1時間はかかりました。朱印巡りも今では観音堂で受付さてるのと聞き随分楽になったかと思いますが、ここだけは西国唯一の難所を残して欲しかったですね。再建されることを願っています。
それでは林泉、池の廻りを巡ります。前途した観音堂を見ながら時計回りで巡ります。(この時は池の廻りを巡れることは知らなかったです)
先に写真を撮られた人が居て・・・「あそこまで行けるんや」と。実際には池に映るモミジはもって綺麗だったんですよ。
一周したら、弁天堂の裏に出て、再び反り橋を渡って元に戻って来られます。そこまで戻って来ると、やっと後続の人達が来られました。
ここも混んでくるやろうと思い、ここを出ることにしました。先ずはお隣の観音堂です。5年前に来た時は大講堂と呼ばれてました。いつの間にか名前が・・・。
久し振りに来たのでお参りしようと思いましたが、石段下に柵があって上がれないようになってました。
私は元来た道を戻りますが、殆どの人は列をなして池に向かわれます。そして行きではスルーした紅葉スポットである旧伝法学院(修行道場)前で撮影です。
ここは綺麗でしたね。それより団体さんも入って来られたので、このような紅葉スポットは人集りとなってしまいました。
そして再び国宝・五重塔です。この日は天気が良かったので、三日月のお月さんとコラボです。行きと違い人の多いこと。
入って直ぐの写真と比べて見て下さい。月が移動したのが分かるでしょう。左から右へと。
高さは約38㍍で屋根の上の相輪は約13㍍もあります。相輪が塔の三分の一を占めてるんですね。火災に焼失を繰り返してた醍醐寺で創建時の姿を今に伝えています。
さすがに国宝だけのことはあります。五重塔だけ見てても飽きないです。しかも写真も沢山撮れたし、今日は言うことなしです。
最後に・・・順番は逆ですが、国宝・金堂に寄ってお参りです。せっかくの国宝の建物も闇夜で見えません。内部が明るいので建物があるのは分かるでしょう。
ここではスタッフの方が案内されてました。内部にも入れましたが遠慮し、外からお参りさせてもらました。5年前はここに朱印をいただいたように記憶していますが、今は前途の通り観音堂に移っています。
17時45分に入って、18時30分に出ましたが、これでも充分な時間でした。次の日から3連休で多くの人出が予想されますが、私は所用のため紅葉巡りは出来ず、この日のライトアップに訪れた次第です。本当はここからタクシーを拾えたら一箇所行く予定にしてましたが、結局拾えず。再び地下鉄「醍醐駅」まで戻って帰路に着きました。
【醍醐寺 弁天堂】
世界文化遺産 醍醐寺 秋期夜間拝観エリアを進むと見事な国宝・五重塔がライトに照らされ見えてきました。
猛ダッシュされた方は、多分紅葉エリアに行かれたのでしょう。私も心は動きましたが、やはり素通りでは行けません。
闇夜に照らされた五重塔です。951年(天暦5年)に完成したとされ、京都府下最古の木造建築と言われています。
内部は非公開ですが、初層の内部には両界曼荼羅や真言八祖が描かれてると聞きました。外観の美しさと言い、暫く見ていたかったです。
やっぱり今日の目的は紅葉です。先を急ぎます。ただ五重塔の北側に不動堂があって、そこの紅葉が綺麗だったので撮りました。
余談ですが、帰りここを通ると多くの人が屯されてました。もちろん紅葉の撮影です。しかし、あまり色が良くないですね。
紅葉スポットは、まだまだ先です。その前に日月門を通ります。以前より綺麗になったような気がしたんですが・・・久し振りのため勘違いかも。
ここを通過したら、やっと目的地に着いたようです。綺麗に色づいた紅葉が見えましたし、臨時の土産物店なんかも並んでいます。
受付のあった西大門(仁王門)から歩いて(小走り)4分で着きました。ここに着いたのは私を含めて3名でしたね。これでゆっくり撮れそう。
先ずは、この風景です。奥に弁天堂があって、水面に紅葉が映えるこれを見たくて来たので、気分は最高。
元々醍醐寺の夜間拝観は事前申込制でした。いつの頃か事前申込をしなくても済んだですが、京都市内の喧噪とは真逆の静けさがありました。
見た限り3人だけ。狙い通りです。次は弁天堂に向かいますが、お一人撮影されてるので・・・少し休憩。終わったよなので休み処「寿庵」(じゅあん)の前を通ります。
まだ夕食を食べてなかったんですが、食事なんか・・・時間がもったいない・・・せっかく空いてるのに。
紅の橋の前から弁天堂と紅葉を撮りました。まだ18時前だし、一般の方は入って来られません。贅沢を言うなら、モミジの色がもう一つだったことだけです。
赤い反り橋を渡ります。橋の両側から見る光景も良かったですが、それはあとにすることにして、先ずはお参りです。
写真では分かりませんが、ここの石段の高いこと。上がるのにも降りるにも苦労しました。
反り橋の東側を見ると滝組があって、水が流れ落ちてました。が写真を撮ってみると・・・写ってない。
この時は分からなかったことですが、多分・・・「写らんやろ」とは思ってました。で、西側には観音堂(旧大講堂)が見えてました。
観音堂上醍醐の准胝堂が焼失後、西国三十三箇所の札所になっているお堂ですが・・・聞いた事が無い・・・筈です。前は大講堂と呼ばれてたお堂でした。ここで少し脱線。
2008年(平成20年)8月24日に、落雷のため焼失してしまった、上醍醐寺准胝(じゅんてい)観音堂。現在も再建されていません。上醍醐寺には、過去3回登っています。約4㎞の山道をひたすら登ること1時間はかかりました。朱印巡りも今では観音堂で受付さてるのと聞き随分楽になったかと思いますが、ここだけは西国唯一の難所を残して欲しかったですね。再建されることを願っています。
それでは林泉、池の廻りを巡ります。前途した観音堂を見ながら時計回りで巡ります。(この時は池の廻りを巡れることは知らなかったです)
先に写真を撮られた人が居て・・・「あそこまで行けるんや」と。実際には池に映るモミジはもって綺麗だったんですよ。
一周したら、弁天堂の裏に出て、再び反り橋を渡って元に戻って来られます。そこまで戻って来ると、やっと後続の人達が来られました。
ここも混んでくるやろうと思い、ここを出ることにしました。先ずはお隣の観音堂です。5年前に来た時は大講堂と呼ばれてました。いつの間にか名前が・・・。
久し振りに来たのでお参りしようと思いましたが、石段下に柵があって上がれないようになってました。
私は元来た道を戻りますが、殆どの人は列をなして池に向かわれます。そして行きではスルーした紅葉スポットである旧伝法学院(修行道場)前で撮影です。
ここは綺麗でしたね。それより団体さんも入って来られたので、このような紅葉スポットは人集りとなってしまいました。
そして再び国宝・五重塔です。この日は天気が良かったので、三日月のお月さんとコラボです。行きと違い人の多いこと。
入って直ぐの写真と比べて見て下さい。月が移動したのが分かるでしょう。左から右へと。
高さは約38㍍で屋根の上の相輪は約13㍍もあります。相輪が塔の三分の一を占めてるんですね。火災に焼失を繰り返してた醍醐寺で創建時の姿を今に伝えています。
さすがに国宝だけのことはあります。五重塔だけ見てても飽きないです。しかも写真も沢山撮れたし、今日は言うことなしです。
最後に・・・順番は逆ですが、国宝・金堂に寄ってお参りです。せっかくの国宝の建物も闇夜で見えません。内部が明るいので建物があるのは分かるでしょう。
ここではスタッフの方が案内されてました。内部にも入れましたが遠慮し、外からお参りさせてもらました。5年前はここに朱印をいただいたように記憶していますが、今は前途の通り観音堂に移っています。
17時45分に入って、18時30分に出ましたが、これでも充分な時間でした。次の日から3連休で多くの人出が予想されますが、私は所用のため紅葉巡りは出来ず、この日のライトアップに訪れた次第です。本当はここからタクシーを拾えたら一箇所行く予定にしてましたが、結局拾えず。再び地下鉄「醍醐駅」まで戻って帰路に着きました。
【醍醐寺 弁天堂】