花園 今宮神社へ

2月11日に京都十六社朱印巡りを終えてから、前途のとおり外出できなくなりました。しかし、『京の冬の旅』で特別公開されてる某寺院の招待券が今月中(2月)が有効期限となっているのため、夕方から時間を見つけて行くことにしました。

JR「花園」駅で下車し、そこから妙心寺に向かう途中に、花園 今宮神社に寄りました。2週間前に訪れた紫野 今宮神社と区別するため前に「花園」と付けましたが、特段関係ないみたいです。

JR「花園」駅から歩いて3分もかからず今宮神社の鳥居前に着きました。

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駅前の信号を渡って、右手に行けば妙心寺ですが、そのまま直進します。暫く歩くと右手に鳥居が見え、石標に「今宮神社」の社号が読み取れます。

こに神社があることは知ってましたが、こうして中に入るのは多分、初めてだと思います。鳥居をくぐると右手に真新しい手水舎がありました。

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後で、社務所で、聞いたんですが、創建1000年事業で、境内を整備されたようです。そして、この手水舎も新しくされたとか。

その手水舎の向かいには、末社の松尾社があって、手前は松尾大明神の石標があります。

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ここも見た目綺麗です。後で聞くと、御祭神は、松尾大社と同じく大山咋神(おおやまくいのかみ)。記念事業で綺麗にされたようです。

花園駅から真っ直ぐの道ですが、ここを通る車も人も少ないですし、境内には誰もいません。そのためゆっくりできました。写真は拝殿です。舞台かなぁと思いましたが、後程確認しました。

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この拝殿の裏に社務所がありました。小さな神社ですが、朱印をいただけるのは事前に調べて分かっていました。ただ人が在住かどうか・・・それだけです。

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写真では扉は開いてますが、最初は閉まってました。そこで、呼び鈴を押すと、中から出て来られ「朱印」をお願いしました。

そこからが長かったです。5分・・・10分までは・・・それほど待ちました。朱印帳を預けているので、待ちましたが・・・そして由緒書きも尋ねると奥から持って来られ、その時にここの神社について、いろいろ質問させてもらいました。いきなり呼び鈴を押して朱印をお願いし、そして質問に答えていただいてありがたいことです。

西にあった鳥居の前の道が平安時代には、西京極大路が通っていたそうで、都の中に疫病を防ぐ厄除け神として、1015年(長和4年)に三条天皇の託宣により、花園の地に創祀されました。その後、荒廃しますが、後冷泉天皇の代の1052年(永承7年)にも疫病が流行したため、御霊会を行い、ふたたび当地に神社が造成されました。神仏混淆の時代には法金剛院や仁和寺の鎮守社でもありましたが、神仏離合後は、地元花園村や安井村の産土神として現在に至っています。御祭神は、素戔嗚命(スサノオノミコト)。一間社流造の本殿は、京都市指定有形文化財に指定されています。

思ってたより、朱印に時間がかかりました。このあと本殿で、お参りを済ませた次第です。朱印をもらって説明まで聞いたので、ここの見方が変わりました。

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現在まで残った神社は、ここ今宮神社と福王子神社と言われてたので、後日、福王子にもお邪魔したいです。

ここには10分程度居ました。狭い境内では充分過ぎるくらいです。次は妙心寺に向かうため東側の鳥居から出ました。

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ここから妙心寺までは直ぐにです。16時00分が受付終了なので、充分間に合います。余談ですが、帰りも、ここを通ってJR「花園」駅まで行きましたが、境内には参拝者が一組居ましたね。地元の人かなぁ・・・と思いつつ、帰路につきました。

【今宮神社 本殿】



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