平成28年 春の京都禅寺一斉拝観 妙心寺塔頭 大法院へ

妙心寺塔頭 大心院から慧照院に行き、この日最後の訪問寺院は、平成28年 春の京都禅寺一斉拝観 妙心寺塔頭 大法院です。

ここは通常非公開ですが、春と秋には定期的に公開されるので特別感はありません。2011年10月以来来てないのと、今年のNHK大河ドラマ「真田丸」で主人公の真田家ゆかりの寺院でもあることから、寄ってみることにしました。

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ここも今日で3回目の訪問です。2009年(平成21年11月)と前途した2011年(平成23年)10月についで3度目です。新緑の季節は初めて来ました。

妙心寺境内のもっとも西に位置するので、慧照院か10分弱かかり、山門には10時38分に着きました。

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真田家ゆかりの寺だけに、門には真田家の家紋「六文銭」があります。信州松代藩初代藩主・真田信之、大泉洋さんが演じてますが・・・後程

山門入ってすぐの左手に臨時の拝観受付があって、そこで700円(抹茶付)納めます。するとお茶券をもらいますので、あとで本堂にて庭を見ながらいただきます。

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受付を済ませると長い石畳の参道を歩きます。途中左手に墓所がありますが、帰りに寄ることにして、先ずは玄関から堂内に入ります。

入ると先客が一人。そして私の後から一人来られました。この前後の人・・・先程、慧照院でみかけて人らてしたね。先ずは中庭を通って、本堂に入ります。

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そして堂内に入ると、緑豊かな露地庭園が目に飛び込んできました。

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一面緑ですが、秋の紅葉では真っ赤に染まるんです。ただ私は、紅葉真っ盛りには行ったことが無いので何とも言えませんが・・・。

そしたら早々と、和菓子&抹茶を持って来られました。

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和菓子を美味しく頂いてから、お抹茶もいただきました。もちろん美味しかったですし、何より綺麗な庭をゆっくり見ながら・・・来て良かったなぁ・・・と思う瞬間でした。

堂内は撮影禁止でした。前は寺宝は禁止でしたが・・・。真田家の真田信之、長姫の肖像が・・・これには食いつきました

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真田信之の肖像画。大法院にあった肖像画ではありませんが、真田宝物館所蔵のものをみつけました。

妙心寺塔頭 大法院は、信州松代藩初代藩主・真田信之の孫にあたる長姫(おさひめ)が、信之の遺命を受けてその菩提を弔うために、淡道宗廉(たんどうそうれん)を開祖として1662年(寛文2年)に開創されました。大法院の院名は、信之の法名である「大法院殿徹岩一洞大居士」から付けられたそうです。

最後に、茶室「有隣軒を見てからここを出ました。

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以前から内部に入ることはできませんてしたが、内部が撮影禁止になってました。少し残念ですよね、よほど撮影者のマナーが悪いんでしょうか

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以前は、OKだったとこも、撮影禁止が増えて来て・・・残念至極です。2009年訪問時の写真が貴重なものになりました。

堂内を出て、墓所に寄っていくことにしました。以前2011年10月にも来てますが、再訪です。

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以前と違って、参道を整備されてました。何と言ってもボタンの花が綺麗にさいており、華やいで見えました。

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上から、長姫(信之の孫・天祥院)・真田信吉(信之の子)・真田信之(大法院)以前には無かった名札があって助かりました。真田信之・・・大泉洋さんが演じていますね。関ヶ原で父・弟と戦うことになるんですが、どのように演じられるか楽しみです。

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最後が佐久間象山です。松代藩の8代藩主・真田幸貫の儒臣であった縁でしょうか、攘夷派に暗殺されてしまった佐久間象山もここで眠っています。

大法院は明治維新後、徳川家康の長女・亀姫が建立した妙心寺塔頭・盛徳院と合併し、本堂内陣には真田家の「六文銭」と徳川家の「三つ葉葵」の家紋が並びます。真田信之との関係では不思議ではありませんが、差長幸村と家康の関係を考えると、面白いてすね。結果真田家は明治維新まで残ったわけで、だから歴史は面白い

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