植治こと7代目・小川治兵衛の庭が残る桜鶴苑へ
お昼前の11時頃、大豊神社を出て鹿ヶ谷通りを南下します。途中、“紅葉の永観堂”の前を通りました。「夏に来られる人は少ないやろ」と思いきや、結構な人か受付に居ました。紅葉時は、1時間程度の行列ができるんですけど・・・。その後、歩き続けて南禅寺の境内に入っていくと、南禅寺の三門が左手に見えますが、それを横目で見ながら、中門をくぐり西に少しだけ歩くとようやく、この日予約している、レストランに着きました。猛暑の中、大豊神社の本殿から約20分弱もかかり、もう汗だくです。
予約してたのは11時30分でしたが、ここには11時10分に着きました。予定では、南禅寺を少し散策でもしようかなぁ・・・と思ってましたが、この日は暑くて暑くて・・・早く着いてしまった次第です。
この日、予約してたレストランは、桜鶴苑といいます。数寄屋風の建物と、名園が魅力で来て見ました。予約は、いつもの一休.comで取りました。内容は、【庭園が見える席確約】通常5822円→4200円湯豆腐や旬の食材を盛り込んだ御膳,煮物等全7品!1ドリンク付 でした。
入口から長い長い石畳を歩くと、ようやく中門が見えてきました。事前に地図を調べてたので、分かってましたが・・・。
中門をくぐると玄関が見えましたが、さて・・・どちらに入れば良いのか・・・とりあえず開いてるほうに入って聞いてみると・・・。
中からスタッフの方が出て来られて、11時30分に予約していることを告げると、中に通されました。少し早く着きましたが、大丈夫でした。ここは11時00分から営業されてるので、多分・・・大丈夫だと確信はしてました。
予約してたのは私らだけのようで、帰る頃に韓国からの団体さんが入ってこられましたが・・・それまではゆっくりできました。
席に着くと、窓の外には庭園が見えています。暑いので、扉は閉まっていますが、これで充分です。蚊も入ってくるからね。
料理の前に、スタッフの方より「庭にはスリッパを履いて降りられますよ」と言われたので、暑いけどもちろん降ります。7代目・小川治兵衛の庭を早速散策です。
少しだけ散策してから上がりました。無茶苦茶暑かったのと、そろそろ料理が出てきそうな気がしたからです。
上がると直ぐに、注文してたビールが来ました。本当は、生ビールが欲しかったんですが、無いらしいので仕方ないです。病み上がりには瓶ビール(小)で充分でした。
本音は、小瓶ではたりなかった。そして料理が運ばれてきて、先付けは、鰊茄子煮。鍋物は、湯豆腐でした。
湯豆腐は、ここに来るまでに置いてあったようで、席に着くと火を付けられ、食べ頃になったらスタッフの方から教えてもらいました。
嵯峨豆腐を食べ慣れてる私ですが、ここのお豆腐は美味しかったです。この南禅寺界隈には、「順正」や「奥丹」などの湯豆腐の名店がありますね。
向付けは、鱧焼霜作り 中とろ あしらい一式でした。そして、次がメインディッシュで・・・。
御膳は、鱧の子豆腐 烏賊叩き陸蓮根 玉蜀黍掻き揚げ 鮎小袖寿司 万願寺焼浸し 鮎塩焼き 新丸十栂尾煮でした。
鮎の塩焼きは、いつも上手に骨を取れませんが、今日は比較的、上手くいったような気がします。美味しく全て残さず、いただきました。
蒸物は、鰻豆腐。御飯は玉蜀黍御飯で、留椀は、赤出汁でした。
トウモロコシで御飯は珍しいですね、赤出汁ついて、京都なら白味噌の方が良かったんでは・・・と、私の感想です。
水物は、西瓜とパイン寒天でした。スイカは、妻の実家でもらったのが残っているので・・・別のが良かった・・・のが本音。
エアコンの効いた部屋で、お料理を美味しくいたたぎました。この時、前途したとおり韓国からの観光客の団体さんが入って来られました。(言葉から多分・・・間違いないと思います)
食べ終わったし、部屋も賑やかになったことから出て行くことにしました。玄関には、この庭についての解説が書かれていたので、下に要約すると・・・。
桜鶴苑の庭園は、“植治”こと7代目小川治兵衛が作庭しました。明治から昭和にかけて活躍した名作庭家として有名ですが、この桜鶴苑の庭園は、一般公開されてなかったこともあって知られることはありませんでした。7代目小川治兵衛は、「眺める庭」から「五感で感じる庭」へ転換を図り、近代日本庭園の礎を築いた人物です。桜鶴苑の庭園は、1200坪の敷地に琵琶湖疎水の流れを取り入れ東山を借景に回遊式庭園として造られています。
琵琶湖疎水を取り入れ・・・治兵衛の庭ではお馴染みの光景ですね。私も数多くの治兵衛の庭に行っています。代表的な庭園をあげるとウェスティン都ホテル京都、並河家住宅、平安神宮 神苑、無鄰庵、白川院 庭園、京大 清風荘、がんこ 高瀬川二条苑 源流庭園、御所西 京都平安ホテル、南禅寺 大寧軒その他にも南禅寺別荘群の庭園がありますが、ほぼ撮影禁止と言うより入れないですからね。
玄関から出ると、元に道から帰ろうと思ったら、少し振り向いて張り紙を読むと・・・。
「当苑をご利用のお客様へ 日本庭園をご自由に散策して下さい」と書いてありました。先程、スリッパで少し散策しましたが、また再び入ることに。
文字通り、池泉回遊式庭園を回遊してきました。もう12時30分は回ってたので、暑さもピークでしたが、この庭を見ずして帰れません。
ここからほど近い無鄰庵でも寄って帰ろうかと思ってましたが、この暑さでは病み上がりの体には堪えるので地下鉄東西線「蹴上げ駅」から帰路に着きました。桜鶴苑は、食事ありきで探した店てしたが、まさか、7代目小川治兵衛の庭があるなんて・・・ラッキーでした。
【桜鶴苑】
予約してたのは11時30分でしたが、ここには11時10分に着きました。予定では、南禅寺を少し散策でもしようかなぁ・・・と思ってましたが、この日は暑くて暑くて・・・早く着いてしまった次第です。
この日、予約してたレストランは、桜鶴苑といいます。数寄屋風の建物と、名園が魅力で来て見ました。予約は、いつもの一休.comで取りました。内容は、【庭園が見える席確約】通常5822円→4200円湯豆腐や旬の食材を盛り込んだ御膳,煮物等全7品!1ドリンク付 でした。
入口から長い長い石畳を歩くと、ようやく中門が見えてきました。事前に地図を調べてたので、分かってましたが・・・。
中門をくぐると玄関が見えましたが、さて・・・どちらに入れば良いのか・・・とりあえず開いてるほうに入って聞いてみると・・・。
中からスタッフの方が出て来られて、11時30分に予約していることを告げると、中に通されました。少し早く着きましたが、大丈夫でした。ここは11時00分から営業されてるので、多分・・・大丈夫だと確信はしてました。
予約してたのは私らだけのようで、帰る頃に韓国からの団体さんが入ってこられましたが・・・それまではゆっくりできました。
席に着くと、窓の外には庭園が見えています。暑いので、扉は閉まっていますが、これで充分です。蚊も入ってくるからね。
料理の前に、スタッフの方より「庭にはスリッパを履いて降りられますよ」と言われたので、暑いけどもちろん降ります。7代目・小川治兵衛の庭を早速散策です。
少しだけ散策してから上がりました。無茶苦茶暑かったのと、そろそろ料理が出てきそうな気がしたからです。
上がると直ぐに、注文してたビールが来ました。本当は、生ビールが欲しかったんですが、無いらしいので仕方ないです。病み上がりには瓶ビール(小)で充分でした。
本音は、小瓶ではたりなかった。そして料理が運ばれてきて、先付けは、鰊茄子煮。鍋物は、湯豆腐でした。
湯豆腐は、ここに来るまでに置いてあったようで、席に着くと火を付けられ、食べ頃になったらスタッフの方から教えてもらいました。
嵯峨豆腐を食べ慣れてる私ですが、ここのお豆腐は美味しかったです。この南禅寺界隈には、「順正」や「奥丹」などの湯豆腐の名店がありますね。
向付けは、鱧焼霜作り 中とろ あしらい一式でした。そして、次がメインディッシュで・・・。
御膳は、鱧の子豆腐 烏賊叩き陸蓮根 玉蜀黍掻き揚げ 鮎小袖寿司 万願寺焼浸し 鮎塩焼き 新丸十栂尾煮でした。
鮎の塩焼きは、いつも上手に骨を取れませんが、今日は比較的、上手くいったような気がします。美味しく全て残さず、いただきました。
蒸物は、鰻豆腐。御飯は玉蜀黍御飯で、留椀は、赤出汁でした。
トウモロコシで御飯は珍しいですね、赤出汁ついて、京都なら白味噌の方が良かったんでは・・・と、私の感想です。
水物は、西瓜とパイン寒天でした。スイカは、妻の実家でもらったのが残っているので・・・別のが良かった・・・のが本音。
エアコンの効いた部屋で、お料理を美味しくいたたぎました。この時、前途したとおり韓国からの観光客の団体さんが入って来られました。(言葉から多分・・・間違いないと思います)
食べ終わったし、部屋も賑やかになったことから出て行くことにしました。玄関には、この庭についての解説が書かれていたので、下に要約すると・・・。
桜鶴苑の庭園は、“植治”こと7代目小川治兵衛が作庭しました。明治から昭和にかけて活躍した名作庭家として有名ですが、この桜鶴苑の庭園は、一般公開されてなかったこともあって知られることはありませんでした。7代目小川治兵衛は、「眺める庭」から「五感で感じる庭」へ転換を図り、近代日本庭園の礎を築いた人物です。桜鶴苑の庭園は、1200坪の敷地に琵琶湖疎水の流れを取り入れ東山を借景に回遊式庭園として造られています。
琵琶湖疎水を取り入れ・・・治兵衛の庭ではお馴染みの光景ですね。私も数多くの治兵衛の庭に行っています。代表的な庭園をあげるとウェスティン都ホテル京都、並河家住宅、平安神宮 神苑、無鄰庵、白川院 庭園、京大 清風荘、がんこ 高瀬川二条苑 源流庭園、御所西 京都平安ホテル、南禅寺 大寧軒その他にも南禅寺別荘群の庭園がありますが、ほぼ撮影禁止と言うより入れないですからね。
玄関から出ると、元に道から帰ろうと思ったら、少し振り向いて張り紙を読むと・・・。
「当苑をご利用のお客様へ 日本庭園をご自由に散策して下さい」と書いてありました。先程、スリッパで少し散策しましたが、また再び入ることに。
文字通り、池泉回遊式庭園を回遊してきました。もう12時30分は回ってたので、暑さもピークでしたが、この庭を見ずして帰れません。
ここからほど近い無鄰庵でも寄って帰ろうかと思ってましたが、この暑さでは病み上がりの体には堪えるので地下鉄東西線「蹴上げ駅」から帰路に着きました。桜鶴苑は、食事ありきで探した店てしたが、まさか、7代目小川治兵衛の庭があるなんて・・・ラッキーでした。
【桜鶴苑】