菅菅原道公の産湯の井戸が残る「菅原院天満宮神社」へ

蛤御門を出て、烏丸通りを渡り、西側の歩道を南へ下がります。途中、護王神社の前を通りますが、今日は素通りし、道なりに南下を続けます。有栖川宮旧邸 有栖館の前を通ると「第41回 京の夏の旅」の看板が出てました。10時から拝観開始のため門は固く閉まってましたが・・・。

そして下立売通りを渡って直ぐの西側に鳥居があり、最初の目的池につきました。そこは菅原道真公で知られる菅原氏旧邸があった所で現在、菅原院天満宮神社が建っています。

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9時40分頃着きましたが、この日の最低気温が28℃近くもあったので、朝から猛烈に暑いです。10分も歩いてないのに、もう汗だく・・・でした。

ここに入ると時、西洋人の団体が出て来られたので、この時間、境内は空いてました。先ずは入って左手の手水舎へ。

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天満宮らしく、水が出てくるのは神牛像の口からでした。地下水からの汲み上げでしょうか、または、水道水かなぁ・・・。

先に本殿で参拝しました。空いてる間に写真撮影も、写真からも強い日差しで暑さが伝わってくるでしょう。

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御祭神は、菅原道真(すがわらの みちざね)とその父・菅原是善(すがわらの これよし)、祖父・菅原清公(すがよらの きよきみ)が祀られています。

この地は、菅原氏三代の邸宅「菅原院」があった場所で、901年(昌泰4年)左大臣・藤原時平によって大宰府に左遷させられ現地で没しました。その後、京の都には異変が相次いだことから、道真の菩提を弔うためにこの地に歓喜光寺が建立されました。その後、寺は六条河原院に移転していますが、この地には祠は残され現在に至っています。

次ぎに社務所に移動し、朱印をお願いしました。そして書いていただいてある間、暫し床机に座って汗を拭いました。

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これだけ暑い中、来たのに朱印が無かったら・・・大ショックだったかも知れません。とりあえず・・・良かったです。

ここに来て是非見ておきたかったものがあって、それが「菅原道真公産湯の井戸」です。道真が生まれた時、この井戸の水を使われたとか・・・。

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この地でお生まれになったと言うことでしょうね・・・しかし、今年・・・京都十六社朱印巡りで吉祥院天満宮を訪れた時、そこには菅原道真公の臍の緒を埋めたと伝えられる「胞衣(えな)塚」なるものがありました。

どちらが正解なんて・・・そんなの関係ないね。京都には至る所に、歴史の息づかいがあるので、回ってて面白いです

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2011年(平成23年)に、長年枯れていた道真公産湯の井戸の水が復活したとか。それを受けて、井戸の近く(上記写真の辺り)を新たに掘削したところ、同じ水源から水が湧き出たそうです。

それで、参拝者が汲んで持ち帰れるようになっているですね。事前に知ってたら、ペットボトルに入れて持ち帰ったのに・・・。

次ぎに下の写真の左端にある石灯籠が、「菅公御遺愛の石灯籠」と伝わるものです。石標にそのように書かれてました。

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その石灯籠の右隣が末社の梅丸社で、癌封じの神として知られています。その右隣が和融稲荷社で御祭神は、稲荷大神と書かれてました。

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手を合わせてお参りしたあと、手で石を撫でます。その撫でた手で、体の悪いところを摩ります。私は、ここに来るまで知らなかったんですが、梅丸社も有名なんですね。

上記、石灯篭の左隣には戸隠社でご祭神は、戸隠大神(天手力男命・あめのたじからおのみこと)と九頭竜大神でした。

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次に梅丸社の右隣には地蔵社で、ご祭神は天道大日如来(出世石神)でした。

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その左下には、小さいですけど地蔵尊・・・お地蔵さんが祀られています。神社にお地蔵さんは・・・なんだか違和感があります

まだまだ境内社はあったようですが、本殿より先は入れないので分かりません。

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境内は、さほど広くないので10分ぐらいの滞在で、ここを出て行きました。平日でしたが、夏休み期間中だったこともあって、家族連れらが参拝に来られてました。流石に、学問の神様だけのことはあります。それと・・・ひっきりなし入って来られるのは・・・やっぱり外国人観光客ですね。

【菅原院天満宮神社 本殿】



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