きゅうり封じで知られる五智山 蓮華寺へ

仁和寺駐車場の隣に、きゅうり封じで知られる五智山 蓮華寺があります。せっかく駐車料金500円を先払いしているので、未訪寺院でもあるし寄って行くことにしました。

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小ぶりの山門をくぐるため階段をあがります。今まで仁和寺には何時も来てますが、ここを入るのは初めてです。

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山門を入って左手に真新しい本堂が、突き当たりに不動堂がありますが、それより石像に目が行きました。

先ずは十一坐像から。本堂の手前にありました。

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歴史がありそうな石仏でしたが、あとで寺務所にて朱印をいただいた時、由緒書きを尋ねたら「現在、切らしている」との事で貰えなかったため歴史は分かりません。

その手前が五智如来坐像です。こたらは立派石像でしたが、この前に車を止められていたため全体が撮れなかったのは残念です。

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右から薬師如意坐像・宝生如来坐像・大日如来坐像・阿弥陀如来坐像・釈迦如来坐像となっています。

この前に駒札があったので、それを読むと・・・。

五智山 蓮華寺は、真言宗御室派の別格本山です。平安時代の1057年(天喜5年)に後冷泉天皇の勅願により藤原康基が建立したのが始まりで、後冷泉天皇の御願寺に準ぜられた名刹です。はじめ、広沢池の北西にあったが、応仁の乱後、鳴滝の音戸山山腹に移され、長く荒廃していたのを、1641年(寛永18年)に江戸の豪商・樋口兵太夫翁が再興し、山腹に木食(もくじき)上人単称(たんしょう)が彫刻した石造五智如来像を安置。その後、乗円・雲寂上人等を出して栄えますが、火災にあって焼亡し、1928年(昭和3年)現在の地に再興されましたが、石仏群のみは山上にとどまっていました。1958年(昭和33年)離散しいた石仏群をこの地の境内に移されました。

こんな石仏群があったとは・・・寄ってみて良かったです。こちらが不動堂五智不動明王が祀られ、毎月28日には護摩供養が行われます。

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毎年夏の暑い時期、土用の丑の日とその前日に開催される「きゅうり封じ」は、ここで受付されます。

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「土用丑 弘法大師が救い給う きょうり封じ」と書かれた石碑も不動堂の手前近くにありました。

堂内には入れたのでお参りさせてもらいました。拝観料は要りません。次ぎに新しくなった本堂です。

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内部には、ご本尊の阿弥陀如来が祀られています。最近修復工事されたのか、新しく新築されたのか知りませんが真新しい本堂でした。

その本堂に入るための玄関だと思います。法事かどうか知りませんが、数名の方がこちらから入っていかれました。

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玄関の左隣が納経所です。ここは近畿三十六不動尊霊場の十五番目に位置しているから朱印はあります。ただ今日は神社用の朱印帳しか持ってきてなかったので、書き置きの朱印をもらいました。

最後が鐘楼です・・・もちろん突けませんが・・・。せっかく来たので奥まで行ってみました。

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すると・・・多分・・・鎮守社でしょう祀られていました。こんな奥まで、誰もこないでしょう

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こちらが西出入口です。東出入口では直接、きぬかけの路に出られます。ここを通って車がひっきりなしに入ってきました。今日は・・・何かがあるんでしょう。

この西出入口から出ると、すぐ隣か仁和寺の駐車場です。そこから車に乗って帰路に着きました。最初に行った福王子神社は特に良かったです。1日に参拝されることをお勧めします。

【五智山 蓮華寺 不動堂】



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