伊藤若冲生誕300年記念!「花卉図天井画」特別公開の信行寺へ
六角堂から忘れ物を取りに瑞泉寺まで歩き、そこから歩いて向かったのが信行寺です。昨年、第51回 京都非公開文化財特別公開で初めて公開され私も行きましたが、門前の大行列を見て退散。結局行けずじまいで、ずっと心に引っかかるものがありました。
そして思ってもみなかったことですが、今年再び京都市より、伊藤若冲生誕300年記念!信行寺「花卉図(かきず)天井画」と題して、3日間の期間限定で特別公開と発表されました。
平成28年11月11日(金)~13日(日) 午前9時~午後4時(受付終了) 拝観料 800円
六角堂から信行寺まで約2.1㎞離れてて瑞泉寺を経由したことで約30分で着きました。昨年のように大行列でも、今回は並ぶ腹づもりで来ましたが、行列は無し。すんなり山門を入れました。
山門前も混んでましたが、なんとかこれだけ撮れました。帰りは地下鉄「東山駅」から帰ったので昨年の写真と上の写真を見比べてもらえたら、今年の混雑度がお分かりになるかと思います
。
山門を入って左手に拝観受付所があって、そこには5名ぐらい並ばれていたぐらいです。暫く待って拝観料800円を納めると係の方より早く本堂に入るように案内があります。
本堂前の綺麗な前庭を見ながら靴を袋に入れ堂内に入ります。入ると堂内の真ん中にLEDライトが間仕切りのようにあって既に堂内は満杯状態。全ての人が座り終えると(座るスペースが無くなると)住職さんより案内が始まりました。
住職さんの話では、昨年公開したので二度と公開しないと決められたようですが、「伊藤若冲生誕300年記念」ということで京都市より公開するようにお願いがあったようです。そこで仕方ないので3日間だけ公開を決められましたが、昨年の公開時は太陽光での鑑賞で、天気によっては「見にくい」と不評だったようです。住職さんは「意地」と言われてましたが、今年はLEDライトをつけられ大変見やすくなってました。(LEDライトを消して昨年の模様を再現されました)
「花卉図(かきず)」は伊藤若冲が83歳頃に描き上げたとされ、もとは晩年を過ごした石峰寺(伏見区)の観音堂の天井画でしたが廃仏毀釈により破却。明治初期に古美術商の手に渡り、信行寺の檀家が買い取って寄進したと伝わっています。
天井の各格子面は,板地に直径33.6㎝の円相が施され,その中に1種類の花卉(観賞用の植物)が描かれています。牡丹が一番多く描かれ、菊・梅・朝顔・蓮・紫陽花・水仙・藤・百合・ひまわり・ サボテン・ハイビスカス・トリカブトなど全167図もありました。(一升は若冲のサイン)
出口付近に即売所があって、書籍やポストカード、カレンダーが売られてました。私はシールを買いましたが、もったいないので使えない・・・です
。
昨年行ってないので何とも言えませんが、今回の特別公開では住職さんがきっちりたっぷり案内していただきました。話が終わると真っ先に朱印をいただきに行くと、2種類(ハイビスカスと牡丹)あったので2つともいただきました。その隣の売店を覗いて商品を見て、それから、もう一度本堂に戻って、じっくり花天井画を見て堂内を一周し出ました。そしたら本堂の入口で待たれた方が怒濤のように入って来れます
。入れ替え制だったんですね、私は最後の方に入ったので待たずに済んだ・・・ということです。
昨今の伊藤若冲ブームは凄いですね、私もそれに乗りました
。伊藤若冲の天井画がなかったら誰も訪れないだろう信行寺に、これだけの人が押し寄せるんですから、若冲ファン恐るべし
です
。
山門入って直ぐの右手には毘沙門堂があって、最後にお参りしてからここを出ました。
内部は、身代毘沙門天像がお祀りされてるそうですが、閉まってて窺い知ることはできません。
信行寺は、浄土宗総本山知恩院の末寺で、もとは摂津国西宮にありましたが、開山順公上人のとき京都三条東洞院に移り、1589年(天正17年)には秀吉の命で、寺町丸太町(現在の新島襄旧宅あたり)に移り、それから1708年(宝永5年)の大火により現在地に移転、本堂は1716年(享保元年)の再建です。本堂内陣中央に、ご本尊の阿弥陀如来像と脇侍の勢至菩薩像と観音菩薩像が祀られています。
あれだけ人が押し寄せても、ご本尊にお参りされてる方は稀でした。殆ど興味無し・・・と言った感じでしたね。目当ては伊藤若冲それだけなんでしょう。ここには13時40分に入って、14時10分に出ました。行きは歩いて地下鉄「御池駅」から歩いて来ましたが、帰りは最寄りの地下鉄「東山駅」まで歩いて帰路に着きました。
【追記12月29日】部屋を掃除したので、購入していたカレンダーを取り付けました。四季それぞれゆかりの・・・例えば7月が朝顔だったりして・・・一年間・・・楽しみます
。
【信行寺 本堂】

そして思ってもみなかったことですが、今年再び京都市より、伊藤若冲生誕300年記念!信行寺「花卉図(かきず)天井画」と題して、3日間の期間限定で特別公開と発表されました。
平成28年11月11日(金)~13日(日) 午前9時~午後4時(受付終了) 拝観料 800円
六角堂から信行寺まで約2.1㎞離れてて瑞泉寺を経由したことで約30分で着きました。昨年のように大行列でも、今回は並ぶ腹づもりで来ましたが、行列は無し。すんなり山門を入れました。
山門前も混んでましたが、なんとかこれだけ撮れました。帰りは地下鉄「東山駅」から帰ったので昨年の写真と上の写真を見比べてもらえたら、今年の混雑度がお分かりになるかと思います

山門を入って左手に拝観受付所があって、そこには5名ぐらい並ばれていたぐらいです。暫く待って拝観料800円を納めると係の方より早く本堂に入るように案内があります。
本堂前の綺麗な前庭を見ながら靴を袋に入れ堂内に入ります。入ると堂内の真ん中にLEDライトが間仕切りのようにあって既に堂内は満杯状態。全ての人が座り終えると(座るスペースが無くなると)住職さんより案内が始まりました。
住職さんの話では、昨年公開したので二度と公開しないと決められたようですが、「伊藤若冲生誕300年記念」ということで京都市より公開するようにお願いがあったようです。そこで仕方ないので3日間だけ公開を決められましたが、昨年の公開時は太陽光での鑑賞で、天気によっては「見にくい」と不評だったようです。住職さんは「意地」と言われてましたが、今年はLEDライトをつけられ大変見やすくなってました。(LEDライトを消して昨年の模様を再現されました)
「花卉図(かきず)」は伊藤若冲が83歳頃に描き上げたとされ、もとは晩年を過ごした石峰寺(伏見区)の観音堂の天井画でしたが廃仏毀釈により破却。明治初期に古美術商の手に渡り、信行寺の檀家が買い取って寄進したと伝わっています。
天井の各格子面は,板地に直径33.6㎝の円相が施され,その中に1種類の花卉(観賞用の植物)が描かれています。牡丹が一番多く描かれ、菊・梅・朝顔・蓮・紫陽花・水仙・藤・百合・ひまわり・ サボテン・ハイビスカス・トリカブトなど全167図もありました。(一升は若冲のサイン)
出口付近に即売所があって、書籍やポストカード、カレンダーが売られてました。私はシールを買いましたが、もったいないので使えない・・・です

昨年行ってないので何とも言えませんが、今回の特別公開では住職さんがきっちりたっぷり案内していただきました。話が終わると真っ先に朱印をいただきに行くと、2種類(ハイビスカスと牡丹)あったので2つともいただきました。その隣の売店を覗いて商品を見て、それから、もう一度本堂に戻って、じっくり花天井画を見て堂内を一周し出ました。そしたら本堂の入口で待たれた方が怒濤のように入って来れます

昨今の伊藤若冲ブームは凄いですね、私もそれに乗りました



山門入って直ぐの右手には毘沙門堂があって、最後にお参りしてからここを出ました。
内部は、身代毘沙門天像がお祀りされてるそうですが、閉まってて窺い知ることはできません。
信行寺は、浄土宗総本山知恩院の末寺で、もとは摂津国西宮にありましたが、開山順公上人のとき京都三条東洞院に移り、1589年(天正17年)には秀吉の命で、寺町丸太町(現在の新島襄旧宅あたり)に移り、それから1708年(宝永5年)の大火により現在地に移転、本堂は1716年(享保元年)の再建です。本堂内陣中央に、ご本尊の阿弥陀如来像と脇侍の勢至菩薩像と観音菩薩像が祀られています。
あれだけ人が押し寄せても、ご本尊にお参りされてる方は稀でした。殆ど興味無し・・・と言った感じでしたね。目当ては伊藤若冲それだけなんでしょう。ここには13時40分に入って、14時10分に出ました。行きは歩いて地下鉄「御池駅」から歩いて来ましたが、帰りは最寄りの地下鉄「東山駅」まで歩いて帰路に着きました。
【追記12月29日】部屋を掃除したので、購入していたカレンダーを取り付けました。四季それぞれゆかりの・・・例えば7月が朝顔だったりして・・・一年間・・・楽しみます

【信行寺 本堂】