御池の八幡さんと呼ばれる御所八幡宮へ

京都御所のから約1㎞南に下がると御池通りがあります。その御池通りと高倉通りが交わる南東角に御所八幡宮があります。

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御池通りに面して鳥居が立っていて、以前からこの前は数え切れないぐらい通ってますが、境内に入るのは今日が初めてでした。

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鳥居を入って直ぐの左手に社務所がありました。朱印をいたたぎに来たので不在かどうか心配でしたが・・・呼鈴鳴らしても・・・反応無し・・・不在でした・・・残念

この日は11月6日でした。実は、11月11日にも寄りました。境内はフリーマーケットをされてましたが、社務所は・・・反応無し・・・ビジネス街のど真ん中にあるので・・・また再訪します。最初は社務所の提灯も灯りが付いてたのにね。

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提灯の明かりが消えたので当然人が居るかと思ったのに・・・鳥居を入って右手には手水舎もありました。

入って正面に末社。本殿は東側にあって西向きに建っていました。

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御祭神は、応神天皇(おうじんてんのう・第15代天皇)、神功皇后(じんぐうこうごう・第14代天皇仲哀天皇の皇后で応神天皇の母)、比売(ひめ)神の三柱。由緒は社務所が不在のためありませんが、入口に駒札がありしました。それによると・・・。

御所八幡宮は戦前まで、御池堺町西南角御所八幡町にありましたが、太平洋戦争中、御池通の強制疎開によってこの地に移転されました。この八幡社を御所八幡宮と呼ぶのは、室町幕府初代将軍・足利尊氏が邸内の守護神として勧請したことに由来します。その足利尊氏の法名に因んで等持寺八幡とも、また現在地の高倉八幡とも呼ばれて親しまれてきました。特に安産と幼児の守り神として有名で、三宅八幡とならんで「虫(むし)八幡」と呼ばれて世間の信仰を集めています。

次ぎに境内南側で北向きにある末社です。ここには赤鳥居があって奥に祠があります。

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左から金刀比羅宮社(琴比良神・ことひらのかみ)、大宮賣神社(大宮姉命・おおみやひめのみこと)、猿田彦社([猿田彦大神・さるたひこのおおかみ)が祀られていました。

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その右隣の祠には、初音稲荷社(宇賀御魂神・うかのみたまのかみ)が祀られてました。それぞれお賽銭箱に名前が書いてあったので神社の名が分かりました。

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赤鳥居の左隣には、天満宮があって、御祭神は菅原道真公です。それより神牛像がボロボロでした・・・痛々しいお姿です

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最後に、境内の南側に「皇太子殿下・御成婚記念碑」がありました。もちろん今上天皇と皇后陛下のものです。

あとで調べると“京都おもしろ市”と称して、毎週金曜日の11時~17時に境内がフリーマーケットに変わります。ゆっくり境内を散策したいのなら金曜日は外された方が良いかと思います。《参拝日 2016年(平成28年)11月6日》

【御所八幡宮 本殿】



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