２０１７年(平成２９年) 京都十六社朱印めぐり「御香宮・藤森神社」へ

近鉄「桃山御陵前駅」を降りたら目の前に御香宮（ごこうのみや）の大鳥居があり、それをくぐって東に進むと伏見城の遺構と言われる表門があってそこから入ると・・・驚くことに大行列ができてます。

これなら時間が無いので参拝できないと・・・諦め気分で拝殿まで来ると大行列の原因が分かりました。

１１月７日は９時から七種神事のあと、一杯３００円で「七草粥の振る舞い」がありました。それで並ばれてたのか思いきや最後尾の立札を見ると「七草粥終了しました」とあります。それでは何故答えは“振る舞い酒”だったようです。それにしても、こんなに並ばれたら社務所に辿り着くのもやっとこさ・・・です。

本殿前も行列ができていたので端っこで、そっとお参り済ませました。それにしても、御香宮に来る度･･･何かがあります。

前回は、御香宮神幸祭のため境内は人で一杯のため本殿まで近寄れなかったし、今日は“七草粥”です。ここは伏見でも京都市内・・・また来ます。

それで社務所にて朱印（京都十六社朱印巡りと桃山天満宮）はいただきました。そこで「庭園の拝観をお願いしたいのですが」と申し出ると「今日は中止してます」と・・・つれない返事。

昨年は、私が失念してたので仕方ないですが・・・確かに社務所玄関に行くと・・・「本日中止」と書いてありました。「小堀遠州の庭が見たい」は次回へお預けです。

ここ本殿前には名水「御香水」を汲むことができるので、多くの人が汲みに来られてました。その一瞬のスキを狙って撮った写真です。

昭和期に水枯れを起こしたそうで、井戸を掘下げ復元されました。伏見の酒の仕込み水と同じ水脈でもあり、環境庁名水百選に指定されています。

ここをさっさと諦めて御香宮の境内にある「桃山天満宮」に行きました。社務所にて御朱印もいただいので、ゆっくり参拝。（この模様は後日アップします）

今日はお昼の食事を１１時３０分に予約してました。桃山天満宮で時間を使い過ぎて時計の針は・・・もうすぐ１１時３０分になろうとしていたので慌てて予約している京料理「魚三楼」に向かった次第です。

場所は近鉄「桃山御陵前駅」を超えて京阪「伏見桃山駅」の手前、京町通りを南下します。御香宮から５分もかかりません。（食事の模様は後日アップします）

食事のあと、今度は京阪電車に乗ります。「伏見桃山駅」から普通電車に乗り、「墨染駅」で下車し向かった先は、藤森神社です。昨年５月の駈馬神事以来です。

西鳥居から入りました。駈馬神事では両側に露店が建ち並んでいましたし、大変な人出でした。

余談ですが、このあと２日後に発症して４日後に入院手術することになったので、私にとっては鬼門なんですよね藤森神社は・・・。

そのまま進むと手水舎があるので、この時間になるとだいぶ暖かくなってきましたが水はまだまだ冷たいです。

手鉢の白石は宇治浮島の十三重石塔の上より五番目の石を石川五右衛門が持ち出した物と伝わっています。その証拠にその部分だけ石の色が違うとか・・・。

次が本殿で参拝です。駈馬神事の前に特別に本殿前に入ってお祓いと“駈馬神事”の見所をお聞きしました。

いつもこんなに本殿前の扉が開いてたかなぁ・・・と思いながらお参りしました。５月５日に正式参拝が無かったらもっと重篤な病気になってかと思うと・・・お礼も兼ねてです。

本殿前の拝殿です。駈馬神事の時、勝手に入り混んだ観光客に司会者が激怒してました。確かに「昇殿を禁ず」と書いてありました。

最後に社務所にて“京都十六社朱印巡り”の御朱印をいただいて、さっさと出て行きました。ここには１３時１３分に入って、約１０分で藤森神社をあとにし、再び「墨染駅」に戻り普通電車にのります。この先に伏見稲荷大社があるので「伏見稲荷駅」で沢山の人が降りて沢山の人が乗って来られる中、次の「東福寺駅」で下車し次へと向かいました。

【御香宮　表門】