松尾大社末社「衣手神社」へ

以前、昨年9月27日にアップしたスシロー 五条七本松店のあと、広沢の印空寺に行く途中、松尾大社境外末社 衣手神社に寄ってました。

葛野西通りと万寿寺通りの交差点を西に入ると暫くすると右手に鳥居が見えてきます。この鳥居が衣手神社ですが、住宅街の真ん中にありました。

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鳥居の扁額には「三ノ宮」と書いてあって、石標には「松尾大社末社 三ノ宮社 衣手社」と書いてあります。三宮社は別の所にある筈なんですが・・・。

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入って左手に石標があって、「右 松尾 梅の宮 左 かつらみち 郡 衣手森」と書いて4あります。ここは衣手森だったんですか・・・。  

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境内に入ると東向きに鳥居があって、拝殿と本殿が一直線に並んでいました。境内には誰も居ませんが・・・前の万寿寺通り・・・けっして広くない道に観光バスが行き来しました・・・いったいこの奥には何があるのか

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住宅街に観光バス・・・不思議な光景でした。境内の南側には手水舎もありましたが・・・水は無かったです。

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こちらが本殿で参拝です。御祭神は、玉依姫命(たまよりひめのみこと)、羽山戸神(はやまとのかみ)が祀られています。

古くからの郡(こおり)の産土神(うぶすながみ)として奉斎されていた三宮神社に、1875年(明治8)羽山戸神を祀る松尾大社の境内末社の衣手社のご分霊を合祀。1878年(明治11年)毎年、4月、5月に斎行される松尾祭における衣手社の神輿の御旅所として、末社・衣手社神社に改称されました。

境内には社務所らしき建物があったので呼鈴を押してみました。すると中から人が出て来られ「朱印ありますか」と尋ねました。すると朱印は無いそうです。また、由緒書も尋ねると、「ここは松尾大社の末社のため本社で聞いて下さい」と言われました。

本社なら近くだし、ついでの時にでも聞いてみようと・・・お礼を言って社務所(一見するとビルのようですが・・・)を出て境内社を散策です。

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どれがどれだか不明ですが、拝殿に由緒が書いてあったので、それによると野宮社(天照大御神。)・八王子社(素戔嗚尊の御子神)・諏訪社(建御名方神)(たけみなかたのかみ)・幸神社(道祖神)(どうそじん)・山王社(日吉神) ・・・でした。

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最後に「衣手森」と書かれた石碑を見つけました。かつては森林に囲まれていたのかなぁ・・・と思ってたら、歌枕で有名な「衣手森」のことでした。同社は、衣手森“一帯と比定されてるそうです。

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帰りは南側の鳥居から境内を出ました。すると、また観光バスが西に向いて走って行きます。もちろん観光客も乗ってました。この先は乗用車でないと走れないと・・・思って・・・帰り・・・理由が分かりました。

この先に「八つ橋庵とししゅうやかた」がありました。駐車場には数台の観光バスが止まってて、バスから観光客が降りて向かう先は、京の八つ橋・和菓子・京菓子かるちゃー体験館なんですね・・・以前、テレビで紹介されたのを思い出しました。《参拝日 2016年(平成28年)9月8日》

【松尾大社末社 衣手神社 本殿】



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