冬枯れの庭園を見に南禅寺塔頭 天授庵へ

日向大神宮からインクラインを通って南禅寺境内に入って来ました。この時、予約時間まで30分もあり南禅寺三門に上がるか、南禅院に行くか、天授庵に行くか・・・それとも境内をウロウロ散策するかの選択がありましたが、そんなに時間も無いので手短な南禅寺塔頭 天授庵に行くことにしました。

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境内は異国を思わせるほど外国人が多いです。そんな人達は中を覗かれますが入られません。この山門を入って左手に拝観受付所があって、拝観料500円を納めます。

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ここには2010年4月、2011年7月2014年11月と行ってるので、多分4回目です。今日の目的は誰も居ない庭園を撮りに来ました

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中門を出ると右手に本堂がありますが通常は上がれません。上がれるのは秋のライトアップ時だけです。その左手には北庭がありますが・・・ここは方丈東庭が綺麗なんです。

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本堂を回り込んで方丈東庭に出てきました。狙い通り誰も居ません。幾何学模様の敷石と綺麗に敷き詰められた白砂と苔のコントラストが美しいです。

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ここには10分しか居られませんので、先を急ぎます。方丈東庭を抜けて次は書院南庭に入ります。

門を抜けると先ずは正面に書院が見えます。ここもライトアップには入ることが出ます。

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綺麗な白砂に松と苔が美しいですが、書院南庭は池泉回遊式庭園なんです・・・この先を進めば分かります。

方丈前庭が枯山水庭園で、書院南庭が池泉回遊式庭園となっており、異なる2つの庭園を楽しみに来ました。

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この橋も誰も居ないから橋の途中から写真が撮れましたが、秋の紅葉時はそうはいきません。この池泉回遊式庭園が人で埋まるといいます。

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池の周りを矢印に従って時計回りに巡ります。2014年11月の紅葉ライトアップでは庭に降りることは出来ないので、ここに来るのは2011年7月以来・・・久し振りです

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池をゆっくり写真を撮りながら半周しました。ここまでは独占でしたが、ここからお一人先客お出ででした。池には綺麗な錦鯉も優雅に泳いでいました。しかし・・・今日は天気良すぎですよね、光の反射が眩しいです

ここから普門殿(宝物殿)の前に出てきました。ここには2010年(平成22年)「京都春季非公開寺院特別公開」の時に入りました。

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ここで「長谷川等伯襖絵」(重要文化財)を見ました。本当は本堂にある襖絵ですが、セキュリティ対策でここに保管されているのでしょう。

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普門殿にあった苔生した手水鉢・・・この存在は忘れてました。初めて見たように思い写真撮りましたが、帰ったら前も見てました

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この書院から見る紅葉は絶景でした。行列は必至ですが、並ぶ価値は充分にあります。この書院を見ながら書院南庭を出て行きました。

書院南庭は、地割りから見て南北朝時代に作庭された推定されています。本庭は書院の前庭にあたり東と西の二つの池庭が中央で結ばれてて京都における南北朝時代池庭地割の特色を保存しています。

この門を出て方丈南庭をあとにしました。結局、ここではお一人だけ・・・やっぱり冬枯れの庭園は不人気なんでしょうね

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帰りも綺麗な白砂と苔のコントラストを楽しみながら本堂の縁側にそって庭園を見ながら出て行きました。そしたら庭園の入口でお二人とすれ違い・・・結局・・・三人だけでした。

紅葉時には、昼間も夜間も並ばないと入れない天授庵ですが、冬枯れの庭園は大変空いてました。最後に庫裏の中を少しだけ覗いて出ていくことにしました。

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昼間はこれ以上は進めませんので写真だけで出て行きました。ライトアップでは、学生さんがガイドをしてくれ案内してくれます。ただあまりの混雑で、後なら聞こえないかも

ここには10時48分に出たので、入って出るまで約10分で出てきたことになりました。ここでは私だけ入ったので、外で待ってた妻と合流して次の予約してるお店に向かいました。

【南禅寺塔頭 天授庵 方丈前庭】



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