京都レストランウインタースペシャル2017 南禅寺 順正へ

「京都レストランウインタースペシャル2017」が今年も2月から始まり、さっそく2月11日(土)に中村楼に行きました。そしてこの日は南禅寺 順正を予約していました。

順正は、言わずもがな“湯豆腐”の名店で知られていますが、私はまだ未訪でした。ここは11時から予約できので、順正には10時50分過ぎに着いてしまいました。

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ただ、ここは門の前に待っている人が多いこと・・・少し予想外と言うか人気店なんだなぁ・・・と実感しました。

門の前にスタッフの方が2名立っていて、そこで11時から予約している旨、名前を言うと「開店前ですので、待合所で待ってください」と言われ門を入ります。

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門を入って左手に床机がありましたが、驚くことに多くの人が座って待ってました。しかし・・・私は座る間もなく・・・直ぐに呼ばれました。

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スタッフの方が呼びに来られついて行きました。途中右手に庭園への入口があったので、少しだけ写真を撮りに入りました。

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外でスタッフの方が待っているので奥まで行かず、後は食事のあと楽しみに取りました。写真左が書院で、多分・・・食事は書院内だと・・・思ってますが・・・。

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スタッフの方に案内されたのは、登録有形文化財の「順正書院」でした。ここでの食事を本当に楽しみにしてきたので良かったです。

順正書院は1839年(天保10年)蘭学医 新宮 凉庭(しんぐう りょうてい)(1787~1854)によって開設された学問所跡です。

開店前に通された部屋は個室でした。予約する時に個室とテーブル席を選択できたので、迷わず個室を選択しました。

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外が明るいので暗く撮れましたが、こじんまりした個室でした。どうも茶室を改築されたような・・・そんな風に見えました。

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開店まで5分ほど早かったので部屋の中で待ちました。その間に外から見える庭を撮影したりして、充分楽しめました。

予約は、一休.comからしました。いつもの特典はありませんが、電話するのも面倒だし良かったです。ただ順正のHPからも予約できるみたいですけど・・・

【京都レストランウインタースペシャル2017】旬の素材を取り入れた京会席と名物「ゆどうふ」を堪能

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ウエルカムドリンクが無いので、生ビール(生)を注文しました。頑張って歩いたので美味しかったです。妻は下戸のため最初からお茶でした。

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今回は湯豆腐店で味わう“京会席”です。最初に持ってこられた先附八寸だと思いますが、酢の物と豆乳のお椀も付いています。

ここは開店が11時でしたが、開店と同時に表で待たれてた人が入って来られます。そのあと来るわ来るわ団体さんが・・・次から次へと入って来られます。しかも、外国人の団体が多かったように思いますが、これでは食事もゆっくり摂れないなぁ・・・と。個室にして良かったと思う瞬間でした

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生ビールのおかわりは無し。次ぎにお茶をもらいましたが、湯呑み茶碗には“豆腐”の絵が描かれてました。

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仲居さんは料理の説明をしてくれましたが、帰ったらすっかり忘れました。次がお刺身でしたが、どれも新鮮で美味しかったです

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次が、焚合せだと思いますが、大根に蟹身は覚えていますが、これも美味しかったです。順正は“湯豆腐”だけじゃなかったんですね。

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そしてメインの“湯豆腐”です。桶の真ん中に炭が入っているので、食事中ずっと暖かいままです。そして“豆腐”これが絶品でした。嵯峨豆腐を食べられてる私でも、これを一口食べ“上手い”と思いました

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上の写真が“豆腐の田楽”で、下の写真が“焼き魚”多分・・・さわらの味噌漬けでしょう。味噌が苦手な私でも美味しと思えました

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次の汁物・・・これだけは思い出せない・・・美味しかったのは覚えていますが・・・海老しか・・・分かりません

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もうお腹が一杯でしたが、最後が御飯です。豆腐丼でしたね、赤出汁香物(漬け物)も付いてました。何とか残さず食べられました。

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最後の水物も頑張って残さず食べ、完食しました。予想外と言っては失礼ですが、全て美味しかったですし、個室を利用でき、本当に来て良かったです

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食事のあと、少しぱかりゆっくりさせてもらいました。食事を終わった方から庭の写真を撮られる人が増えてきました。

ここで仲居さんに「順正書院」に残る豪華な襖絵がある、「上段の間」と呼ばれる一室を見学できるか聞いてみたところ、「本日は使用されているのでご覧いただけません」と言われました。本来なら書院内で食事したら見学できるみたいですけど、仕方ないですね。無理は言いません

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その部屋が奥にあります。残念ですが「そうだ京都、行こう。」のイベントでは見学できたようなことが書かれてました。

食事をしている間、天気は晴れから曇りへと変わりました。食事のあと、楽しみにしていた庭園でしたが、曇ってきたのは残念・・・それに、庭園を見学される人が増えてきたのも残念でした。庭園に入ったら先ずは「涼庭閣」が見えて来て先程の団体さんはこちらに入れてたようです。ここには大座敷やテーブル席があるよですね。

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食事の前に庭園の入口だけ撮りましたが、食後は奥へ奥へと進めます。団体さんも食事が終わって写真を撮られているので思うよな景色が撮れないのは仕方ないですね。下の写真は、先程まで私らが食事していた所です。

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順正庭園”は、石門(国の登録有形文化財)をくぐると東山を借景に庭園が広がっています。園内には南禅寺山麓からの水が流れ池に注ぎ、その池には優雅に錦鯉が泳いでいました。

冬枯れの庭園でしたが、四季折々の花も楽しめそうで、また花の咲いた頃に来たいと思わせるような庭園と料理でした。大変満足して帰ったことは言うまでもありません。

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順正ではお料理の値段によって通される場所が違うよです。基準は知るよしもありませんが、上の写真は「涼庭閣」で庭園を眺めながらお食事できます。また下の写真は「丹後屋・草々庵」で、手軽に“湯豆腐”をいただけるみたいです。

ここ順正には土産物店もあって帰りに少しぱかり買って帰りました。それと・・・この時間(12時45分頃)には来られた人は「満席です」と待たされてました。やっぱり人気店なんだと実感しました。

今年の「京都レストランウインタースペシャル」は、中村楼と順正に行けました。順正も後で調べたら食事の料金は割引があったようで、大変得した気分です。冬枯れの京都にすっかり定着したイベントですが、また来年楽しみにしています。今日はこれで帰りました。

【南禅寺 順正 書院】



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