京都レストランウインタースペシャル2017 中村楼へ
毎年、底冷えする2月の京都で「京都レストランウインタースペシャル2017」が始まりました。すっかり定着したイベントですが予約は1月13日からで早速、三箇所予約しました。
しかし、2月3日の予約は愛猫が天国に旅立ってしまったので前日にキャンセル。(キャンセル料金は事情をお話して無しにしてもらいました) そしてこの日のメインが、「京都レストランウインタースペシャル2017」で予約した祇園の中村楼で、知る人ぞ知る老舗の料亭て、前から行ってみたいお店でした。
西福寺からゆっくりゆっくり歩いて、八坂神社の正門てある南楼門を目指しました。そして11時25分に中村楼着きましたが、予約は11時30分・・・そのまま門をくぐると・・・。
中からお店の方が来られて(番頭さんみたい
)、予約している旨を話すと玄関に案内されました。そこで靴を脱いで上がります。
老舗の料亭らしく、大きな玄関から上がると正面に「中村楼」の扁額が架かってて、奥に通されました。
玄関から入って、この扉を開けると広い廊下に出ます。老舗らしい店構えでしたが、どうも内部は改築されてるようでした。
先程の扉を開けられると正面に、扉があってその先が食事をする部屋でした。ちなみに扉は自動ではなく、手動であけますが、少々重たかった・・・です。
入るとお庭の見えるカウンター席に通されました。テーブル席もありますが、やっぱり庭の見える席が良かったです
。
余談ですが、私らが最初でした。しかし、12時過ぎには既に満席でしたね、やっぱり人気があります。私は1月13日に予約しましたが、後日予約状況を見ると、土日は全て満席でしたから。
【京都レストランウィンタースペシャル2017】お造り、焼物など全9品 お昼のお手軽懐石 【ランチ】 お一人様 5000円(税サ込)
予約は一休.comを利用しましたが、特に特典はありません。お店に直接電話する手間が省ける・・・それが良かった事ですね。
いつものウエルカムドリンクは無いので、今日は生ビール・・・我慢しました
。しかし、まだまだ飲む気になれない・・・それが本音です。
お茶を飲んで待つこと5分で、先付が来ました。中身は、焼き胡麻豆腐に山葵(わさび)と雲丹(うに)が乗ってて、その横にたらの芽とあられがまぶしてありました。
次が造りです。鯛と烏賊花造り・・・大変綺麗でしたので食べるのが勿体ない・・・と思ってしまいます。それに筍と松葉独活(まつばうど)、あしらい一式でした。
少し時間をおいて吸物が来ました。蟹真蒸(かにしんじょ)の上に芸術的な薄氷り、それに私の苦手な柚子と蕨が入っていました。
次が八寸と小鉢が来ました。八寸の中身は、穴子寿司、帆立、赤貝、分葱の黄味酢和え、白魚、梅肉、たたみ鰯雲丹焼き、菜の花唐墨粉、つぼみ菜天麩羅、そして金柑蜜煮でした。小鉢は、棒鱈旨煮とふり木の芽です。
八寸と小鉢の次ぎと言うか、ほぼ一緒と言うか、この中村楼の名物「祇園豆腐(田楽)」が来ました。お味噌は苦手でしたが、これは上手かったです。
そろそろお腹が一杯になってきたところ、次が炊き合わせでした。豚肩ロース山椒煮に、丸大根と蕗、梅麩、溶き辛子が添えてありました。
生ビールの“おかわり”はしないので、お茶を入れてもらいました。会席料理で言う“箸休め”でしょうか
。
、
最後は御飯でした。白御飯と思いきや、珍しい湯葉豆腐丼でした。中身は湯葉、豆腐、生姜、針海苔で、香物(お漬け物)は、“三種盛り“全て残さずいただきました。
御飯をいただいたらお菓子です。自家製のわらび餅に、こし餡ときな粉がまぶしてありました。そして抹茶・・・美味しかったです。
これで料理は終わりです。いろんな京料理を店に行きましたが、ここは洋食の要素が詰まっている・・・私はそう感じました。どれも美味しかったしお腹も一杯になりました
。大満足です
。
カウンター席の前には「会計はテーブル席にてお願います」と書かれていたので、係の方に申し出て、そこでお支払いを済ませました。これだけ充実していた懐石料理を5000円でいただけました。やっぱり“京都レストランウンタースペシャル”良いですね、また来年何処か探す楽しみが増えました
。なお、帰りに中村楼のパンフレットを貰いました。それによると・・・。
中村楼の創業は室町期とも伝えます。当初は門前の水茶屋を営み、やがて豆腐料理や、菜飯、酒を供して、江戸末期には京都屈指の料理茶屋のひとつになりました。明治以降は格式ある料亭として知られ宮家や財界人、外国の要人、芸術家や文化人が集う歴史の舞台ともなりました。中村楼の風情は480年にわたる京都歴史です。
帰りは、中庭を見ながら外に出ました。お支払いを済ませて玄関まで行くと、既に靴が用意されてました。門の前は八坂神社の南楼門が工事中のため通路が大変狭くなっています。
中村楼には12時50分に出てきました。前途のとおり帰る頃には満席になってました。ここを出て和菓子屋さんに寄ってから八坂神社に寄りました。今年の初詣に八坂神社に行かなかった(今年は六波羅蜜寺から南下し豊国神社に行ったため)ので、毎年いただいてる御守りを、この日頂きました。
このあと地下鉄「三条京阪」まで歩き帰路に着きました。まだ心には穴が空いたままですが、少し前を向いて歩きたいと思います。
【中村楼】

しかし、2月3日の予約は愛猫が天国に旅立ってしまったので前日にキャンセル。(キャンセル料金は事情をお話して無しにしてもらいました) そしてこの日のメインが、「京都レストランウインタースペシャル2017」で予約した祇園の中村楼で、知る人ぞ知る老舗の料亭て、前から行ってみたいお店でした。
西福寺からゆっくりゆっくり歩いて、八坂神社の正門てある南楼門を目指しました。そして11時25分に中村楼着きましたが、予約は11時30分・・・そのまま門をくぐると・・・。
中からお店の方が来られて(番頭さんみたい

老舗の料亭らしく、大きな玄関から上がると正面に「中村楼」の扁額が架かってて、奥に通されました。
玄関から入って、この扉を開けると広い廊下に出ます。老舗らしい店構えでしたが、どうも内部は改築されてるようでした。
先程の扉を開けられると正面に、扉があってその先が食事をする部屋でした。ちなみに扉は自動ではなく、手動であけますが、少々重たかった・・・です。
入るとお庭の見えるカウンター席に通されました。テーブル席もありますが、やっぱり庭の見える席が良かったです

余談ですが、私らが最初でした。しかし、12時過ぎには既に満席でしたね、やっぱり人気があります。私は1月13日に予約しましたが、後日予約状況を見ると、土日は全て満席でしたから。
【京都レストランウィンタースペシャル2017】お造り、焼物など全9品 お昼のお手軽懐石 【ランチ】 お一人様 5000円(税サ込)
予約は一休.comを利用しましたが、特に特典はありません。お店に直接電話する手間が省ける・・・それが良かった事ですね。
いつものウエルカムドリンクは無いので、今日は生ビール・・・我慢しました

お茶を飲んで待つこと5分で、先付が来ました。中身は、焼き胡麻豆腐に山葵(わさび)と雲丹(うに)が乗ってて、その横にたらの芽とあられがまぶしてありました。
次が造りです。鯛と烏賊花造り・・・大変綺麗でしたので食べるのが勿体ない・・・と思ってしまいます。それに筍と松葉独活(まつばうど)、あしらい一式でした。
少し時間をおいて吸物が来ました。蟹真蒸(かにしんじょ)の上に芸術的な薄氷り、それに私の苦手な柚子と蕨が入っていました。
次が八寸と小鉢が来ました。八寸の中身は、穴子寿司、帆立、赤貝、分葱の黄味酢和え、白魚、梅肉、たたみ鰯雲丹焼き、菜の花唐墨粉、つぼみ菜天麩羅、そして金柑蜜煮でした。小鉢は、棒鱈旨煮とふり木の芽です。
八寸と小鉢の次ぎと言うか、ほぼ一緒と言うか、この中村楼の名物「祇園豆腐(田楽)」が来ました。お味噌は苦手でしたが、これは上手かったです。
そろそろお腹が一杯になってきたところ、次が炊き合わせでした。豚肩ロース山椒煮に、丸大根と蕗、梅麩、溶き辛子が添えてありました。
生ビールの“おかわり”はしないので、お茶を入れてもらいました。会席料理で言う“箸休め”でしょうか


、
最後は御飯でした。白御飯と思いきや、珍しい湯葉豆腐丼でした。中身は湯葉、豆腐、生姜、針海苔で、香物(お漬け物)は、“三種盛り“全て残さずいただきました。
御飯をいただいたらお菓子です。自家製のわらび餅に、こし餡ときな粉がまぶしてありました。そして抹茶・・・美味しかったです。
これで料理は終わりです。いろんな京料理を店に行きましたが、ここは洋食の要素が詰まっている・・・私はそう感じました。どれも美味しかったしお腹も一杯になりました


カウンター席の前には「会計はテーブル席にてお願います」と書かれていたので、係の方に申し出て、そこでお支払いを済ませました。これだけ充実していた懐石料理を5000円でいただけました。やっぱり“京都レストランウンタースペシャル”良いですね、また来年何処か探す楽しみが増えました

中村楼の創業は室町期とも伝えます。当初は門前の水茶屋を営み、やがて豆腐料理や、菜飯、酒を供して、江戸末期には京都屈指の料理茶屋のひとつになりました。明治以降は格式ある料亭として知られ宮家や財界人、外国の要人、芸術家や文化人が集う歴史の舞台ともなりました。中村楼の風情は480年にわたる京都歴史です。
帰りは、中庭を見ながら外に出ました。お支払いを済ませて玄関まで行くと、既に靴が用意されてました。門の前は八坂神社の南楼門が工事中のため通路が大変狭くなっています。
中村楼には12時50分に出てきました。前途のとおり帰る頃には満席になってました。ここを出て和菓子屋さんに寄ってから八坂神社に寄りました。今年の初詣に八坂神社に行かなかった(今年は六波羅蜜寺から南下し豊国神社に行ったため)ので、毎年いただいてる御守りを、この日頂きました。
このあと地下鉄「三条京阪」まで歩き帰路に着きました。まだ心には穴が空いたままですが、少し前を向いて歩きたいと思います。
【中村楼】