山吹が見頃になった城南宮神苑へ

この日、城南宮を訪れたのは「京都五社巡り」が目的ではなく、その週「京都新聞」に“城南宮の山吹が見頃”と出ていたからです。

それを見て、そう言えば「京都五社巡り」で城南宮だけ残っていたなぁ・・・と思い立ち車で出掛けた次第です。それで、9時に入ろうと城南宮神苑の入口で時間が来るのを待っていました。

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開園の5分前に、巫女さんが柵を開けられて入ることができました。入園料の500円を納めて早速庭園に。

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この神苑も2012年5月以来です。前回も怒ったんですけど、開園時間になっても園内の清掃をされてて・・・ここは来園者に最高のパフォーマンスを見せたくないのだなぁ・・・と思いました・・・が、さて今日は・・・

5年たった今日も、同じでした。開園時間になっても園内を清掃されています。それにしても「一期一会」この時だけしか来られないかも知れないのに・・・非常に・・・残念です

拝観入口から直ぐに見るのが「春の山」と呼ばれるゾーンで、平安時代後期に城南宮の周囲に築かれた離宮の築山が再現されています。このゾーンは梅が有名ですが、今は咲いてなので華やかさはないです。

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このゾーンに「みそぎの小川」が流れてて、そこに山吹が咲いていました。しかし、これだけじゃ・・・物足りたいですね。そう思いながら次へと進みます。

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ここから、現在は工事中の本殿裏を通ります。これって、平安神宮の神苑と同じですよね

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本殿裏にも小川が流れてて、そこにも数は少ないですけど、山吹が咲いていました。その本殿を抜けると急に視界が広がって・・・。

本殿裏の暗い道を抜けると、そこは平安の庭が広がっています。案内では、平安貴族の邸宅に倣って作られたとか。

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この平安の庭・・・綺麗ですね、山吹躑躅が咲いてて、それに新緑も・・・。清掃の方以外・・・誰も居ない庭を満喫できました

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今は神様が遷られてる神楽殿の裏側に平安の庭はあります。そこには臼田 亞浪(うすだ あろう)の句碑「曙や 比枝のかすみの 街へのび」もありました。 

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ここから池越しに神楽殿と工事中の本殿が見えて、本当に綺麗です。この庭園のベストショットでしょう。

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ここから「平安の庭」の出口に向かいます。その出口付近には、あの有名な庭が待っています・・・。

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ここには「曲水の鑓水」が流れています。この「平安の庭」で4月29日(昭和の日)と11月3日(文化の日)に、午後2時から約50分間、「曲水の宴」が行われます。

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ここで゛一旦、庭園の外に出ます。そして道路を隔てた向かいに庭園の入口がありますが、そこには巫女さんがしっかり立っているので無断では入れません

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こちらの庭は「室町の庭」と言い、室町時代の庭園様式で築かれた庭園様式となっています。入ると躑躅が綺麗に咲いてて・・・そして・・・まさかの桜も咲いていました。

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「室町の庭」に入ると、「楽水軒」が見えました。せっかく来たんだし、お茶菓子でもいただこうと思い、入ることにしました。

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お茶代は500円で、巫女さんに納めます。そして外を見ると綺麗な枝垂れ桜が見えました。4月22日で、まだ桜が残っているのも不思議ですが、まさか桜が残っていたとは・・・。

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お茶とお菓子をいただいたら「室町の庭」を出ました。この庭園の西側には藤棚がありましたが、この時は咲いてません。

余談ですが、ここからほど近い「鳥羽水環境保全センター」があって「鳥羽の藤」が、4月27日(木)~5月1日(月)に無料で公開されました。私は行けませんでしたが、写真で見るとすごく綺麗に咲いていました。

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ここの“藤”は遅いようですね、そして最後に「城南離宮の庭園」に出ました。ここは平安時代後期に院政の拠点として築かれた城南宮離宮の風景を枯山水で表した庭園となっています。

城南離宮の庭園の前に、「桃山の庭」がありますが、花も何も無かったので、撮り損ねたと言うかスルーしました2012年5月以来、庭園を楽しんだあと、9時40分頃、城南宮を車で出て行きました。連休に入りましたが、そんなに混雑なく帰れたのは幸いでしたね、今度は有名な梅を見に、再訪したいです。

【城南宮 神苑 曲水の宴】



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