「西本願寺 花灯明」~夜の参拝・特別拝観(ライトアップ)~ へ

京都新阪急ホテルを出て、歩いて西本願寺に向かいます。通常の拝観入口である堀川通沿いの御影堂門や阿弥陀堂門からは入場できません。境内南側の大玄関門の前に行きますが、約10分で着きました。

噂では大行列を覚悟してましたが、それほどでも・・・先ずは約束の整理券を臨時受付に行き貰います。拝観料は無料ですが、「熊本地震の義援金」をお願いされたので、私は1000円志納しました。

そして、案内にしたがって、B列に並びます。そのB列が一杯になると、A列が入場していきます。そしてA列が一杯になると、やっと私が並んでるB列が入場できました。だいたい待ち時間は10分弱・・・随分待ちました

第25代専如門主伝灯奉告法要協賛行事 「西本願寺花灯明 ~夜の参拝・特別拝観~」 4月25日(火)~5月2日(火)、5月9日(火)~5月16日(火)、5月24日(水)~5月31日(水) 19時00分~21時30分(最終入場21時10分)

画像
画像
画像
境内に入ると、国宝「唐門」の前で止まります。書院の中が混雑しているためで、暫く・・・止まっていたので皆さん、私もですが写真を撮りまくりです。

伏見城から移築されたいわれる唐門は、黒漆に透かし彫りと金具映え、大変豪華です。その美しさに日が暮れるのを忘れてしまうということで「日暮門」とも呼ばれています。

次ぎに2012年以来の書院の中に入りますが、ここより先は撮影禁止でした。靴を脱いで袋に入れますが、その袋のある所まで行けないほど混雑してたので、自前の袋にいれました・・・凄い人で・・・牛歩の歩みで見学です。

虎の間」「南能舞台」「対面所(鴻の間)」「雀の間」「雁の間」「菊の間」「白書院(三の間)」「白書院(二の間)」「白書院(一の間)」「北能舞台」「虎渓の庭」の順で見学しました。

画像
画像
画像
内部は撮影禁止ですが、誤って撮ってしまわれ注意される人もチラホラ・・・ただ撮影可にしたら収拾がつかないでしょう。上と中が「対面所」。下が「白書院(三の間)」で共に国宝に指定されています。

2012年にも来ているで、人垣の後ろから見学させてもらい、書院入口にあったグッズ販売でポストカードを並んで買いました

画像
画像
書院を出て、綺麗にライトアップされた御影堂を横目に見ながら、次ぎに非公開で国宝「飛雲閣」に入ります。昨年もライトアップされた飛雲閣でしたが、今年は事情が違って・・・

画像
昨年は撮影禁止でしたが、今年から撮影が解禁されました。このことを知ったから来たようなものです

画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
ライトアップされた飛雲閣は息を呑む程、綺麗でした。皆さん写真を撮られるので中々前に行くことができません

滴翠園(てきすいえん)とよばれる日本庭園の、滄浪池(そうろうち)に面して建ち、豊臣秀吉の聚楽第を1615年(元和元年)頃に移築したと伝わっており、客人の接待に使われました。初層は唐破風と入母屋の屋根を備え、2層は寄棟造りに軒唐破風を付け、3層は宝形造りと多様な様式を備え、桃山文化の香りを感じさせる建物で国宝に指定されています。

飛雲閣は通常非公開で、特別公開(有料)時に外観を見ることができます。ただ、その時は撮影禁止ですが、2012年(平成24年)京都市文化観光資源保護財団主催の世界文化遺産「西本願寺」文化財特別鑑賞会では、撮影が許可されました。

画像
画像
画像
飛雲閣を出て、「もう一度見たいなぁ・・・」と思っても、入口に戻れないシステムになっていました。一方通行なんですよね、残念

画像
普段は入れる御影堂も、夜間は入れません。ただお参りはできたので、最後に手を合わせて西本願寺を出ました。

浄土真宗本願寺派第25代専如門主の伝灯奉告法要の協賛行事である「西本願寺 花灯明」は、法要の意義を広く社会に発信していくとともに、夜間でなければ得られない世界的にも歴史的にも貴重な本願寺文化財群をライトアップして、存分に魅力を知ってもらい、新たに縁を結んでいただくために開催されました。

西本願寺を20時10分ぐらいに御影堂門から出たら、アンケートをお願いされたので、協力させてもらいました。流石に疲れましたが、ここからJR京都駅に戻り帰路に着きました。

ここから余談です。会社の人が27日(日)に行ったところ、行列はA列からF列まであって、入るのに1時間以上かかったようです。また31日(火)の最終日に行かれた方は、それほどでもなかったようですが・・・それでも30分程度並んだそうです。やっぱり早めに行ってといて正解だったようです

【西本願寺 大玄関門】



この記事へのトラックバック