丹波路を行く 西国三十三ヵ所 二十一番札所 穴太寺へ

稗田野神社の駐車場に車を止めて、次の酒造会社を探していたので、次の西国三十三ヵ所 二十一番 穴太寺の駐車場には11時15分頃に着きました。

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西国三十三ヵ所の札所のため、数回訪れてる穴太寺も久し振りに来ました。駐車場は500円でしたが、ゆっくり散策したいので

穴太寺の入口にある仁王門まで少し離れていますが、この日は“巡礼の団体さん”は見かけません。入ると左手に多宝塔があります。

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朝から快晴の天気でしたが、この頃から曇り出しました。ご覧のように、曇り出しましたが、予報は下り坂・・・この日の雨は心配ありまんがろ・・・蒸し暑くなってきました。

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また、右手には鐘楼、手水舎と並んでいますが、境内はそんなに広くありません。過去、数回来てても境内を散策した記憶が無いので、今日はゆっくり見て回りたいと思います。

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正面に、江戸中期の1737年(元文2年)に再建された本堂があり、ここの本尊は聖観世音菩薩で、33年毎に開扉される秘仏です。次回は2046年です・・・多分

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久しく来てなかったので、すっかり忘れてましたが、拝観は書院で受付されています。納経所で教えてもらったので、これから行きます

この薬医門をくぐると、拝観受付があります。その方丈及び庫裡は、円応院と呼ばれています。

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門を入ると正面に円応院玄関がありますが、拝観受付は、その右側から入ります。拝観料は、庭園・堂内がそれぞれ300円、両方ともでは500円です。私は後者で入りました。

私は、先に方丈内・・・方丈庭園を見学します。ここの庭園は、池泉築山式庭園京都府の名勝に指定されています。

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方丈内は、結構広いです。ここには11時20分頃に入りましたが、先にひと組の家族が拝観されてましが、出て行かれたので、ほんの暫く独占で庭園を見られました。

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多宝塔を借景にしてた見事な庭園です。ここの園側に腰を降ろして暫く眺めていました。(この庭園に来たのは2006年8月以来です)

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この書院は、江戸中期の陣屋造りとなっており、日光ま輪王寺から贈られたとか。久し振りに来たので西側の庭も見せてもらいます。

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こちらの庭園には、池はありませんが、すっかり忘れてたので新鮮な目で見られました

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庭園拝観と本堂内拝観の共通券を買ったので、これから本堂内に入ります。本堂には渡り廊下を少し登って入ります。

本堂に入る前に、「堂内の撮影は」とお聞きすると、「仏像を写さなかった良いですよ」と。張り紙では「堂内撮影禁止」と書いてありますが・・・。

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ここに来る前に受付で「内陣に小指ぐらいの小さな仏像が特別に公開されているので、遠慮無く内陣に入ってお参りください」と言われました。普段は、内陣には入れませんが遠慮無く入ると・・・。

西国三十三所草創1300年 特別拝観として、「安寿姫・厨子王丸肌守御本尊特別拝観」(5月1日~6月30日)がガラスケースの中に摩耗した小さな小指サイズの像が展示されてました。

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書院を出たら多宝塔の隣にある観音堂です。西国三十三ヵ所各札所の観音が祀られているそうです。

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仁王門を入って右手には、納経所(下)、地蔵堂(上)、念仏堂(中)が並んで建っています。今日は納経所で、朱印はもらっていません

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最後に、本堂前にあった「賓頭盧尊像」を撫でてきました。思わず忘れて帰る所でした

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最後に、仁王門を入って直ぐの左手にある鎮守堂を見て、久し振りの穴太寺を出ました。ここには約30分弱、11時45分頃に出たこになります。


奈良時代末期の705年(慶雲2年)に第42代文武天皇の命で大伴古磨(おおとものこまろ)によって創立されました。

この駐車場に車を止めたままにして、この近くの古刹や神社を訪問しましたが、訳あって次週も訪問したので、そのときにお送りします。穴太寺の駐車場を12時過ぎに出発し、次へと向かいました。

【穴太寺】



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