鮎料理の名店 鮎司「平野屋」へ

愛宕念仏寺から愛宕街道を下ること直ぐに、愛宕神社一の鳥居があって、その手前に鮎司平野屋があります。

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写真は次の日、早朝に撮りに行ったものです。当日は私の車を初め3台も止めてたため、写真が撮れませんでした

愛宕念仏寺から下ってくると、この愛宕神社の一の鳥居から一方通行のため南には下れません。そのためお店の方に誘導してもらい、この店の前に止めさせてもらいました。

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着いたのが11時を少し回っていました。食事は11時30分からとなっていましたが、「お部屋が空いてるので、入って休憩してぐたさい」と部屋に案内されました。

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風通しを考えて開け放ってありますが、正直寒かったです。特には半袖を着てきた妻は、かなり寒そうでした。やっぱり山間ですね、この時期蚊の心配が要らなかったのは幸いです。

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最初、予約した時に、母の足状態を考えて座るのは無理だと伝えってあったのでテープル席にしてもらいました。ここでゆっくり休憩できたのは有り難い限りです。

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何気なく部屋に飾ってあった色紙を母が仲居さんに聞いて見ると・・・驚いたことに、右が大川橋蔵、左が美空ひばりでした。昭和の何年に来られたか不明ですが、その時に書かれたようです。

時間があったので、部屋の外に出て散策してたら思いがけないものを見られました。この「平野屋」は本当なら昨年に来てました。JR東海「そうだ 京都、行こう。」のイベントで、「八木先生といただく 平野屋の鮎料理」があって申込してました。しかし、不運にも入院手術と・・・退院はしてましたが、病み上がりでやむなくキャンセルした苦い思い出が。そのイベントでは生け簀を見学できました・・・。

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生け簀から鮎を掬い上げる瞬間を偶然にも見ることができたんです。昨年のイベント解説を読むと・・・『鮎は遠方より生きたまま平野屋に運ばれてきます。長旅で疲れるのは人も魚も同じ事と考え、平野屋では店の裏手にある生け簀で一晩休ませることを徹底しているそう。』と・・・。掬い上げられた鮎は元気一杯飛び跳ねてたのが見えました。

11時30分から料理と聞いてましたが、40分頃に私のビールが運ばれてきました。生ビールが無かったので、瓶ビールでしたが・・・。

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帰りは私は歩いて帰る予定にしていたので飲みました。母は梅酒・・・美味しかったようです

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最初の料理は、山菜でした。山菜の佃煮でしょうか、妻と母は山菜の名前が分かってたようですが・・・それより初めて食べる山菜・・・美味しかったです。

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次が「鮎のお刺身」です。6月は鮎の骨が柔らかいので、骨まで食べられるようです。それより、この鮎・・・まだ動くんです

これは驚きました。仲居さんは「たった今、捌かれたばかりで」と。この時期は若鮎と言って、骨も柔らかいので、刺身できるそうです。この時期だけ・・・でした

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次がメインディッシュでしょう、「鮎の塩焼き」です。少し小ぶりでしたが、簡単に骨が抜け大変美味しく頂きました。先程生け簀から掬い上げられた鮎を見てたので、何だか複雑ですが・・・

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美味しい"鮎の塩焼き"を食べ終わったら、「鮎粥」が。鮎の身が入ったお粥で、梅干しが付いてました。

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メインが先に出てきましたが、料理はまだまだです。次が「椀物」でしょう、筍や飛竜頭、ワカメなどが美味しく炊かれてました。

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次が岩塩でいただく「野菜の天麩羅」で、熱々で頂きました。私は岩塩・・・付けてません。素材だけで充分美味しかったです。

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最後が「御飯」ですが、"豆御飯"でした。漬け物が苦手な私は糠の臭いでダメでしたが・・・もう・・・お腹一杯になりました

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料理は御飯で終わりましたが、最後にお菓子がありました。ここの名物「志んこ」といい、ニッキ、プレーン、抹茶味できな粉をまぶしていただきました。美味しい抹茶もついてます。

鮎・・・美味しくいただきました。昨年から一年越しで、やっと来られた・・・が本音です。「母の日」を兼ねた食事会でしたが、母も大変喜んでくれました。大満足して私は車に乗らず歩いて帰宅・・・妻と母が来るまで帰って行きました

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あと、番外です。前途したとおり次の日の早朝に、平野屋さんを散歩のついでに撮影しました。その時、平野屋の駐車場を見つけたので紹介します。

平野屋から化野念仏寺の方向に3分ほど下った所にありました。店の前にも止められない事はありませんが、ここなら広いので他の車を気にせず止められそうです。

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最後の最後この奥嵯峨は、秋の紅葉は見事です。それに・・・ここまで上がって来られる方も少ないので、嵐山や天龍寺の喧噪が嘘のように静かです。

【鮎司「平野屋」】



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