大原野神社の境外摂社で仁徳天皇を祀る、樫本神社へ

大原野神社を出たのが8時35分。次の寺院の拝観開始は9時頃だと思うので、まだまだ時間があります。そこで帰りに立ち寄る予定にしていた大原野神社の境外摂社である樫本神社(かしもとじんじゃ)に行くことにしました。

大原野神社の一の鳥居から歩いて6分ぐらいの所にあって、帰りにはどうしても通りますが、予定変更です

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表門から入ろうとしましたが、門の横に沢山の古紙が積んであります。ここに来る時、トラックから「大原野中学校の・・・古紙回収日です・・・」とか聞こえてました。少し興ざめしてしまいましたが、境内に入ります。

入ると、朱塗りの鳥居と大きな屋根に覆われた本殿がありますが、どうやら最近修復されたようで、大変綺麗でした。

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御祭神は、第16代仁徳天皇だそうですが、由緒は案内板を読むことに・・・。それより、ここには手水舎も水盤も無かったですね。

創建年代は不詳。難波の国に都を造られた、第16代仁徳天皇が崩御され後、争いが起こり、それに巻き込まれた一部の人々が、天皇の御霊を奉じ難を逃れ、この地に着き、分霊を祀ったのが始まりだとか。850年(嘉祥3年)大原野神社の社殿が造営された後、同社に付属、藤原氏一族の庇護を得て守られ、1628年(寛永5年)江戸幕府2代将軍・徳川秀忠の娘で、後水尾天皇の中宮となった東福門院や江戸幕府3代将軍・徳川家光の奉納により社殿の修復を度々施されました。本殿は、一社流春日造柿葺きで、2013年(平成25年)の秋に行われた伊勢神宮の式年遷宮の撤去材の無償譲与を受け、改築。2017年(平成29年)3月に竣工。近隣の人々から「仁徳さん」と親しまれています。

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1882年(明治15年)に大原野神社の境外摂社になり、1949年(昭和24年)に境内地無償贈与により「宗教法人 樫本神社」となったそうで、門前には社号標もありました。

見ての通り、小さな境内で、5分でも長いぐらいです。そこから再び大原野神社 一の鳥居前まで戻り、次の寺院に行きました。

【樫本神社】



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