秋の紅葉の名所 帰命山 蓮華寺へ

三宅八幡宮を出て再び朱塗りの大鳥居をくぐって、今度は高野川沿いを大原の方向に進みます。そしたら蓮華寺の駐車場が見えてきたので、そこで止めました。

京都市でも紅葉の名所として知られる、帰命山 蓮華寺にやって来ました。2005年(平成17年)11月25日の紅葉の時期に来て以来、久し振りの訪問の理由は

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10時16分に着きました。紅葉の名所ですが、この時期には駐車場・・・一台も止まっていません。どこでもどうぞ・・・好きな所に止められました

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10年振りの訪問でしたが、この大きな石碑も覚えていました。前回は宝ヶ池から大原行きの京都バスで来たように記憶しています。

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露地の突き当たりに山門があって、扉が半分だけ開いてます。10年前の写真を見ても半分だけでした

この門を入ると、左手に臨時の拝観受付があったのは、紅葉の10年前の時でした。紅葉の時期以外は庫裏の中に受付があるようです。

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秋には赤く染まる参道の突き当たりに庫裏があって、拝観受付は中にあるのでしょう。でも・・・誰も居ないので、拝観できるのか・・・少々不安にはなります。

参道の左には、石仏群がありましたが、近くに行きません。約300体もあるそうです。

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河原町通りの市電(当時は、路面電車)の敷設に伴う工事の際に土中より堀り出されたものだそうです。当時(子供の頃)、市電に乗ったことを思い出しました。

三宅八幡宮で少しだけ言いましたが、その市電に乗って上高野まで行った(連れて行かれた)のを薄ら覚えていました

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また右手には、鐘楼や鳥居そして井戸屋形がありましたが、この辺りには秋の紅葉では見事でした。

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こちらは井戸です。屋根が付いてますが、この辺りのイチョウが黄色に色づくと鮮やかなんです

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それが、この写真です。イチョウの黄色が鮮やかでしたね、多くの人が見に来らるのも無理は無いです

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こちらが鐘楼と石鳥居です。鳥居の奥は有料エリアのため行けませんが、小さくな祠も見あたらないです。そりより、庫裏の方に向かいます。

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庫裏に入ったら、奥から人が出てこられ、拝観料400円と朱印代金300円を納めます。庫裏に上がる前に、"おくどさん"を許可をもらって撮りました。

「何処から来られましたか」「市内ですけど、以前紅葉の時期に来て、朱印をお願いしたら、閑なときに来て下さいと言われたので、再び来ました」と。そうなんです、今日の目的は"朱印"でした。紅葉時は忙しすぎて、書けないですよね。

上がると、次の部屋が仏間で、まず阿弥陀三尊が安置されており、ここでお参りします。撮影は禁止でした。それより、ここの見所は庭園です

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驚いた事にお一人来られてましたが、入れ替わりに出て行かれたので、ここは独占です。久し振りのに庭園を目にしました。

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この書院では、奥に敷いてある赤い絨毯に座って、何も考えずに庭園を見るのが良いでしょう。紅葉では混雑してるので、そうはいきませんが・・・。

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庭園は池泉廻遊式になっており、石川丈山作とも伝わりますが、詳しくは分からないそうです。池の右手前に舟石(ふないし)があるので、浄土庭園を表したものでしょうね。

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ここから本堂には、スリッパを掃いて行けますが、入ると時にも言われた「写真は、室内からだけに」と。間違って苔を踏んでしまうので、そうなのでしょうね・・・ここから写真はありません。

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本堂には、書院から見て裏側から入ります。中央には本尊の釈迦如来像がお祀りされている厨子がありますが閉まっています。天井には、かつて狩野探幽が描いたとされる龍の図がありましたが、明治期に失われため、1978年(昭和53年)に西村公朝(愛宕念仏寺の住職)によって復元されました。

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秋の紅葉、庭園の模様です。10年前に来てから、ここの紅葉は見てませんが、また来て見たいですね。

現在の京都駅付近にあった浄土宗系の寺院でしたが、応仁の乱で荒廃していたのを、江戸初期の1662年(寛文2年)加賀藩の家老今枝近義が祖父の今枝重直の菩提を弔うため、洛中から移し1662年(寛文2年)再興し建立したものです。再興の際に石川丈山、狩野探幽、黄檗の隠元禅師木庵禅師ら当時の著名文化人が協力。本堂前に六角形急勾配の笠をつけた蓮華寺型石灯籠があって、茶人の間で有名です。鐘楼には黄檗2世木庵禅師銘のある銅鐘がかかっています。現在は、比叡山延暦寺が本山の天台宗の寺院です。(駒札より)

ここには10時15分頃に入って、10時30分過ぎに出てきました。この蓮華寺の駐車場を出て、今日は予定したいた北山通りのレストランには、時間が早すぎるので、断念。そのまま金閣寺の前を通り帰路に着きました。

【帰命山 蓮華寺 書院】



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