天狗伝説が残る鞍馬寺【前編】へ
貴船神社本宮を車で出発すると約10分で、鞍馬寺の門前に着きました、8時15分でした。私は事前に調べてなくて、拝観開始が9時だと思い込んでました。そのため9時まで、どうやって時間をつぶそうか、それを考えながら入口まで来ると・・・。
前方に仁王門に歩いていかれる人が3名見えました。後で調べると、仁王門は24時間開放されてるようです。心配無用でした。
ここには2006年(平成18年)5月22日以来、久し振りの訪問です。前回は行きはケーブルカーを利用し、帰りは歩いて降りて来ました。今日は、登りにチャレンジします。先ずは雄大な仁王門から山内に入ります。
ここに拝観受付があって、入山料300円を納めます。2階建ての楼門造りで、1911年(明治44年)に再建されました。創建当時は、これより下にあったと伝わります。
受付を済ませたのが8時20分、先に見えていた外国人観光客の一組は、一つ一つをじっくり観察されるので、直ぐに追い抜きました。前の人は・・・姿・・・まったく見えません。
この建物が普明殿(ふみょうでん)といい、ここにケーブル「山門駅」があります。始発は、8時40分で、料金は200円です。普通は、前回のように行きは乗ったほうが、体は楽でしょう。
ケーブルで行くと「多宝塔駅」から本殿まで歩いて10分はかかります。本殿到着は8時52分頃でしょう、それなら時間が勿体ないので、頑張って歩いて登ることにしました。
登り初めて約2分・・・8時22分に、最初の案内板に「放生池」と書いてありました。池周りの石組みは江戸時代のまま姿を残しています。ここで生き物を逃がし放つのでしょうね。
その放生池を右手に見ながら石段を登ります。すると赤い社殿が見えたので寄って行きます。
案内によると「吉鞍(よしくら)稲荷社」といい、五穀豊穣、各種産業の守護神として稲荷大神が祀られています。
ここから再び急な石段を上がります。左には、許可された車しか通れない車道もありますが、どちらも急な坂です。
急な石段を登り切ると8時25分でした。そして平らな所には石造りの鳥居があって、扁額には「魔王乃滝」と書かれています。
崖の上か水が流れ落ちています。その流れる元を見ると護法魔王尊が祀られていますが、この時間では陽がそこから射すので、眩しくて殆どわかりませんでした。
「鬼一法眼(きいちほうげん)社」;があります。鬼一法眼は、牛若丸(義経)に『六韜三略』の兵法を授けたことで知られ、武道上達を願う人が多く参拝されます。
ここから少し登った所に由岐神社があります。これは別の頁で詳しく紹介します。由岐神社には8時27分~8時33分まで、見させて貰いました。
由岐神社から出て直ぐの所に「川上地蔵堂」がありました。牛若丸(義経)の守り本尊である地蔵尊が祀られており、牛若丸は修行の時に、この地蔵堂に参拝したと伝わります。
川上地蔵堂のほぼ向かいには「義経公供養塔」があり、しんどいけど階段を登り上まで行きました。
牛若丸(義経)が預けられた東光坊阿闍梨(とうこうぼうあじゃり)の僧坊跡。牛若丸はここで、昼は学問、夜は武芸に励んでいました。1940年(昭和15年)に義経を偲んで建立されました。
ここで8時35分、登り初めて15分がたちました。これは「楓の古木」です。この不思議な姿に想いを・・・と書いてありましたが・・・。
この不思議なモニュメントは『愛と光と力の像「いのち」』と案内板には書いてありました。鞍馬山の本尊を偶像化したものだそうです。
ここから急に坂がきつくなります。(最初からきつかったけど、もっとです。)鞍馬寺の表参道で、九十九折参道(つづらおりさんどう)と呼ばれるものです。
九十九折参道とは、清少納言が「枕草子」で「遠きて近きもの、くらまのつづらをりといふ道」と綴った鞍馬寺の表参道のことです。
遠くに、小さな祠が見えています。疲れて来ましたが、頑張って登って行きます。その小さな祠がある一帯を双福苑と呼び、天に聳える大杉が目立ちます。
最初の祠が「玉杉恵比寿尊」で、次ぎに朱塗りの橋を渡った所にあるのが「玉杉大黒天」で鞍馬七福神だそうです。
頑張って登って来たら、8時41分に中門に着きました。元は仁王門の横にあった勅使門だったようで、ここに移築されたようです。
ここからが正念場でした。今までは自然な道路を歩いて来ましたが、石段に変わります。11年振りに訪れたので、すっかり忘れてました。(これならケーブルカーに乗れば良かった・・・と)
汗だくになって登って行くと「貞明皇后御休息所蹟(ていめいこうごうごきゅうそくしょあと)」1924年(大正13年)鞍馬寺に行啓された貞明皇后が九十九参道を徒歩で登られる途中に、しばし休憩された場所です。
まだ朝は早いですけど、陽が昇った暑いこと暑いこと・・・フラフラになりながら登って行くと鞍馬山七福神「福寿星神」(福禄寿・寿老人)がありました。この時、8時46分になっていました。
この前に座れるベンチがありました。そこで汗を拭い、相当遅れている妻を待ちました。当初の予定では、私が歩きで、妻はケーブルを利用することにしてましたが、時間が余るので付いて来たんですが、遅れてしまって・・・この先は、後編でアップします。
【鞍馬寺 仁王門】
前方に仁王門に歩いていかれる人が3名見えました。後で調べると、仁王門は24時間開放されてるようです。心配無用でした。
ここには2006年(平成18年)5月22日以来、久し振りの訪問です。前回は行きはケーブルカーを利用し、帰りは歩いて降りて来ました。今日は、登りにチャレンジします。先ずは雄大な仁王門から山内に入ります。
ここに拝観受付があって、入山料300円を納めます。2階建ての楼門造りで、1911年(明治44年)に再建されました。創建当時は、これより下にあったと伝わります。
受付を済ませたのが8時20分、先に見えていた外国人観光客の一組は、一つ一つをじっくり観察されるので、直ぐに追い抜きました。前の人は・・・姿・・・まったく見えません。
この建物が普明殿(ふみょうでん)といい、ここにケーブル「山門駅」があります。始発は、8時40分で、料金は200円です。普通は、前回のように行きは乗ったほうが、体は楽でしょう。
ケーブルで行くと「多宝塔駅」から本殿まで歩いて10分はかかります。本殿到着は8時52分頃でしょう、それなら時間が勿体ないので、頑張って歩いて登ることにしました。
登り初めて約2分・・・8時22分に、最初の案内板に「放生池」と書いてありました。池周りの石組みは江戸時代のまま姿を残しています。ここで生き物を逃がし放つのでしょうね。
その放生池を右手に見ながら石段を登ります。すると赤い社殿が見えたので寄って行きます。
案内によると「吉鞍(よしくら)稲荷社」といい、五穀豊穣、各種産業の守護神として稲荷大神が祀られています。
ここから再び急な石段を上がります。左には、許可された車しか通れない車道もありますが、どちらも急な坂です。
急な石段を登り切ると8時25分でした。そして平らな所には石造りの鳥居があって、扁額には「魔王乃滝」と書かれています。
崖の上か水が流れ落ちています。その流れる元を見ると護法魔王尊が祀られていますが、この時間では陽がそこから射すので、眩しくて殆どわかりませんでした。
「鬼一法眼(きいちほうげん)社」;があります。鬼一法眼は、牛若丸(義経)に『六韜三略』の兵法を授けたことで知られ、武道上達を願う人が多く参拝されます。
ここから少し登った所に由岐神社があります。これは別の頁で詳しく紹介します。由岐神社には8時27分~8時33分まで、見させて貰いました。
由岐神社から出て直ぐの所に「川上地蔵堂」がありました。牛若丸(義経)の守り本尊である地蔵尊が祀られており、牛若丸は修行の時に、この地蔵堂に参拝したと伝わります。
川上地蔵堂のほぼ向かいには「義経公供養塔」があり、しんどいけど階段を登り上まで行きました。
牛若丸(義経)が預けられた東光坊阿闍梨(とうこうぼうあじゃり)の僧坊跡。牛若丸はここで、昼は学問、夜は武芸に励んでいました。1940年(昭和15年)に義経を偲んで建立されました。
ここで8時35分、登り初めて15分がたちました。これは「楓の古木」です。この不思議な姿に想いを・・・と書いてありましたが・・・。
この不思議なモニュメントは『愛と光と力の像「いのち」』と案内板には書いてありました。鞍馬山の本尊を偶像化したものだそうです。
ここから急に坂がきつくなります。(最初からきつかったけど、もっとです。)鞍馬寺の表参道で、九十九折参道(つづらおりさんどう)と呼ばれるものです。
九十九折参道とは、清少納言が「枕草子」で「遠きて近きもの、くらまのつづらをりといふ道」と綴った鞍馬寺の表参道のことです。
遠くに、小さな祠が見えています。疲れて来ましたが、頑張って登って行きます。その小さな祠がある一帯を双福苑と呼び、天に聳える大杉が目立ちます。
最初の祠が「玉杉恵比寿尊」で、次ぎに朱塗りの橋を渡った所にあるのが「玉杉大黒天」で鞍馬七福神だそうです。
頑張って登って来たら、8時41分に中門に着きました。元は仁王門の横にあった勅使門だったようで、ここに移築されたようです。
ここからが正念場でした。今までは自然な道路を歩いて来ましたが、石段に変わります。11年振りに訪れたので、すっかり忘れてました。(これならケーブルカーに乗れば良かった・・・と)
汗だくになって登って行くと「貞明皇后御休息所蹟(ていめいこうごうごきゅうそくしょあと)」1924年(大正13年)鞍馬寺に行啓された貞明皇后が九十九参道を徒歩で登られる途中に、しばし休憩された場所です。
まだ朝は早いですけど、陽が昇った暑いこと暑いこと・・・フラフラになりながら登って行くと鞍馬山七福神「福寿星神」(福禄寿・寿老人)がありました。この時、8時46分になっていました。
この前に座れるベンチがありました。そこで汗を拭い、相当遅れている妻を待ちました。当初の予定では、私が歩きで、妻はケーブルを利用することにしてましたが、時間が余るので付いて来たんですが、遅れてしまって・・・この先は、後編でアップします。
【鞍馬寺 仁王門】