京都府宇治市を散策 縣神社へ

9月23日(土・祝)は、JR東海ツアーズ主催の「平等院 夜間貸切ライトアップ特別拝観」を申込してました。それでお昼に家を出て、JR嵯峨野線と奈良線を乗り継いで、「宇治駅」に14時21分に着きました。ここから18時のライトアップ開始まで宇治市内を回ります

先ずは、駅から10分程度・・・14時35分に縣神社(あがたじんじゃ)着きました。

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縣神社には、西側の鳥居から入りました。正門は南側でしょうけど、JR「宇治駅」からでは、西側からになってしまいますね。

この西側の“縣神社参道”入口には、大きな石鳥居がありますが、そこは通らずに来ました。この日の“平等院ライトアップ”は、北門から入って南門から出る・・・一方通行となります。帰り、南門から「JR宇治駅」に帰る道を探してたら、偶然にも見つけた次第です

入ると一組の方がお参りに来られ、御朱印を貰われていました。先程も言いましたが、ここは平等院の南門から近いです。南門からは直接見えませんが、この時間ですので、もう少し人が居るものと覚悟して来たので拍子抜け・・・そんな感じがしました。

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こちらが境内の南にある鳥居です。ここから歩いて2分ぐらいの所に、平等院の南門があって、その前に大駐車場があるので、観光バスがひっきりなしに行き来しています。

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入って左手(西側)にあった手水舎です。先の方も、ここで手と口を清めてお参りされていました。私らも・・・そうします。また、この奥に縣井と呼ばれる井戸もありました。

それより、この前の犬が気になりました。何度も言いますが、私は犬が大の苦手です。当然、紐で繋いでるものと思いきや・・・何も無し・・・勘弁してよ・・・と。

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当然、望遠です。ただ、この犬・・・吠えないし、動かないし、今日は犬好きの妻が居るので安心ですが、すごく賢い犬でした。

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御祭神は、木花開耶姫命(このはなのさくやびめのみこと)で、日本神話に出てくる最も美しいとれる安産の神ですよね。

この神社の創建年代等については不詳ですが、古くは大和政権下における縣(あがた)に関係する神社と見られてます。10522年(永承7年)時の関白・藤原道長が平等院を建立に当たり、その鎮守とし藤原氏の繁栄を祈願したとされます。江戸時代末までは三井寺(園城寺)の支配を受けたましたが、明治維新の神仏分離により離れ現在に至っています。

参拝のあと社務所を覗くと、先程の方が朱印を待っています。それなら他に人も居ないので境内を散策します。

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この赤い鳥居に扁額が架かって「東位稲荷大神」と書かれています。後程いただいた由緒書きに何も書いてないので・・・これ以上は分かりません。

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この小さな祠は・・・分かりません。祖霊社のように思いますが・・・詳しいことは・・・です。

ここで社務所が空いたので朱印をお願いしました。今日は、ここのためだけに朱印帳を持って来ました。

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先に朱印を貰われてたので安心してお願いできました。由緒書きは、有料で100円でしたが、コピーしてもらって無料でいただきました。

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この大木は、御神木の“縣(あがた)森”の“むくの木”で高さ26㍍、幹廻り44㍍、樹齢500年(推定)、1981年(昭和56年)宇治市名木百選に選定されました。

境内の西側にあった、梵天奉納所(ぼんてんほうのうしょ)です。最初見た時、「いったい何だろう」が本音・・・です。

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梵天とは、奉書紙(ほうしょし)を短冊状に切って作った御幣(ごへい)を竹に挟みこんだ球形の神輿で、中に神様が宿っているといわれています。

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本殿前にあった石碑には「涼風となり神宇治を見そなはす」と刻まれています。宇治市内の俳句結社「幡の会」によって建立されたようですね。

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本殿前の、この大木は、宇治市名木百選に選ばれた“銀杏の木”です。高さ25㍍、幹廻り3㍍、樹齢200年(推定)、1998年(平成10年)に選定されました。

ここには10分足らずで出て行き、東に向いて歩こうとしたら、大幣殿(たいへいでん)があったので、中を覗こうと寄ってみました。

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6月8日に行われる「大幣神事」で、この中で「疫病」を祓い宇治川に流す「大幣」を収める神聖な場所だそうです。

ここには14時45分に出ました。そして・・・時間が過ぎて・・・18時55分に、再びここを通りました。JR「宇治駅」に戻るためですけど、境内の提灯に灯りが付いてたので寄ってみることに。

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上から、社務所、本殿、梵天奉納所です。夜でもお参りが出来るようですね、誰もいませんでしたが・・・。

【縣神社 本殿】



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