かごの屋 五条七本松店

五条通りと七本通りの交差点の南西角にかごの屋 五条七本松店があります。その七本松通りを北に上がり松原通の角にある小学校が、私の母校です。子供の頃には、ここに大阪ガスの大きな円筒形ガスタンクがありました。

京都市の壬生で育った私は、小さい頃から、この大阪ガスの円筒形ガスタンクを毎日見てましたが、１９７８年(昭和５３年)にガスタンクとして役割を終え、徐々に設備が撤去され、１９８３年(昭和５８年)には、全ての設備が撤去され姿を消しました・・・。

その跡地にかごの屋 五条七本松店がある訳ですが、知っている人は少なくなったでしょうね。ここに来て、昔の事を思い出した次第です。

１階が駐車場になっているため階段を上がります。(エレベーターも有り)入ると靴を下駄箱に入れ、フロントへ。夕方の早い時間のため空いてました。

まだ一組の方だけ来店されてたので、少しウロウロしてスマホで写真を撮りました。人気店らしく、席は空いてますが、予約済みの立札があちこちで置いてありました。

テーブルには、注文ができるモニターがありますが、最初は使えないと書いてあります。それでベルを押したら・・・聞きに来られました。

注文したのは「松茸と栗の釜飯」(１６９０円)にしました。今が旬の“松茸”と“栗”が入ってて、それに釜飯が良いですね。ただ産地は知りませんが、気にしません。

厨房に近かったからでしょうか、すごく良い臭いが漂ってきます。多分、注文を聞いてから造られるのでしょう、少し時間が空いて運ばれてきました。

冷たい雨が降ってて寒い日でしたが、釜飯は熱々で大変美味しかったです。また、鱧とキノコが入った土瓶蒸しも・・・こちらは熱すぎましたけど。

ここ北側をほどなく歩くと、昔住んでた家があった訳で、その手前が６年間通った小学校です。この日は生憎の雨模様でしたけど、ここに来たらやっぱり懐かしさがこみ上げます。

【かごの屋 五条七本松店】