京都国立博物館『国宝』展 ナイトミュージアム Ⅲ期 へ
11月6日(月)は、JR東海「そうだ 京都、行こう。」の会員イベントで、『京都国立博物館 国宝展(Ⅲ期) ナイトミュージアム』に行きました。
京都国立博物館 開館120周年記念と題して、京都国立博物館 平成知新館で「国宝展」が開催されました。1897年(明治30年)文化財保護法の前身である古社寺保存法が制定され、「国宝」という言葉が誕生してから120年。時を同じくして開館した京都国立博物館で41年振りに開催されたのが「国宝展」です。美術工芸品の国宝指定件数の4分の1にあたる約200件の国宝が集結する絢爛豪華な展覧会でした。
会期は、2017年10月3日(火)~11月26日(日)で、4期に分けて展示内容が入替されます。 Ⅰ期10月3日(火)~10月15日(日)、Ⅱ期10月17日(火)~10月29日(日)、Ⅲ期10月31日(火)~11月12日(日)、Ⅳ期 11月14日(火)~11月26日(日) で今回はⅢ期に訪れた訳です。
京都国立博物館には、正門からは入れません。西門から入りますが、その前に臨時の受付があって、そこで手続きをします。18時から入館開始でしたが会社から歩いてきたので、18時を少し回って着きました。
昼間なら大行列必至ですが、本来なら休館日ですが、このイベントのため開館されています。しかし・・・殆どが大手旅行会社から来られている団体客です。受付でも「団体が入られたので19時頃から空いてきます」と案内されましたが・・・。
団体の最後尾に並んだので、“トラりん”を撮影できました。妻と私と、“トラりん”とスリーショットも撮らせて貰いました
。
こちらはスマホで撮ったんですけど、カメラと写り方が違います。団体さんや私らに愛想を振りまいて何処かに行ってしまいました。
団体さんは、1階のエントランスホールにて、“音声ガイド”(500円)を借りるため並ばれてて、それを尻目に急いで3階に駆け上がります。そこには是非見たかった、『漢委奴国王印』(福岡市博物館所蔵)いわゆる金印が展示されてます。
10名程度並ばれているので、少しだけ待ちました。そして穴があくほどじっくり見学・・・立ち止まることはできませんが・・・想像以上に小さいです。“最小の国宝”と聞いたとおりです。
昼間なら、混雑しているので、こんなにゆっくりは見られないでしょう。結局、3回並び直して見させて貰いました
。
他に、桃山時代を代表する絵師である長谷川等伯筆『松林図屏風』(東京国立博物館所蔵)と、その息子・久蔵筆の『桜図壁貼付』(京都・智積院所蔵)は、智積院で見ています。
また、2014年(平成26年)の京都国立博物館 平成知新館がオープンした時「京へのいざない展」で見た事がある『瓢鮎図』(妙心寺 退蔵院所蔵)もありました。
妙心寺塔頭 退蔵院ではレプリカが置いてあります。3年前に買ったポストカードが、ここでも役に立ちました
。
普段、私が見向きもしない書跡類もじっくりと・・・岩崎本と呼ばれる日本書紀の最古写本や、藤原道長筆の『御堂関白記』(京都・陽明文庫所蔵)など、ここでは空いていたのでゆっくり見せて貰いました。
他もまだまだまだありますが、土偶(縄文のビーナス・仮面の女神)や銅鐸など、一つ一つをガラス越しで見学。そして2階に降ります。
私が感激したのは、曼殊院所蔵「不動明王像(黄不動)」です。昨年、曼殊院で見られそうな情報もあったんですが、結局・・・公開されなかったので・・・。
「伝源頼朝像・伝平重盛像・伝藤原光能像」(三幅 鎌倉・13世紀 神護寺所蔵)これは人気がありました。私も、5月の連休に神護寺で公開された時に見ています。23年振りに三像が揃いました。
「雪松図屏風(ゆきまつずびょうぶ)」(円山応挙筆)、東寺所蔵の「両界曼荼羅図 金剛界曼荼羅」(平安時代)「両界曼荼羅図 胎蔵界曼荼羅」(平安時代)なんかも見応えありました。
そして1階に降ります。「油滴天目」(大阪市立東洋陶磁美術館)や「ポルトガル国印度副王信書」(妙法院所蔵)が・・・。
以前、妙法院でレプリカは見てました。その時は本物だと思い込んでて・・・レプリカと知って
したので、本物を見て感激・・・今日は、感激しっぱなし
。
仏像は以前と同じだと思います。ここも全部は紹介仕切れないです。最後にミュージアムに寄って、いろいろ買って帰りました。図録(3000円)もありましたが、持って帰るには重いので諦めました・・・。
ここには19時23分に出ました。結構ゆっくり見させて貰いましたし、楽しかったです。それで、Ⅰ期とⅡ期の目玉を紹介して終わります。
「秋冬山水図」(雪舟筆 室町時代 東京国立博物館) Ⅰ・Ⅱ期では、雪舟の国宝6作品が勢揃い
。しかも一つの部屋で
・・・見たかった・・・です。
「風神雷神図屏風」(俵屋宗達筆 江戸時代 建仁寺所蔵) こちらもⅠ・Ⅱ期で展示されてました。レプリカは見てますが・・・本物・・・見たかった・・・です。
帰ると時も団体さんが入って来られたので・・・西門前は、観光バスがズラリ・・・団体用にナイトミュージアムをされたのでしょうか、それでも昼間よりは、断然空いてました。一日仕事してから来ましたが、疲れも感じないほど感激して帰路に着きました。
【京都国立博物館 平成知新館】

京都国立博物館 開館120周年記念と題して、京都国立博物館 平成知新館で「国宝展」が開催されました。1897年(明治30年)文化財保護法の前身である古社寺保存法が制定され、「国宝」という言葉が誕生してから120年。時を同じくして開館した京都国立博物館で41年振りに開催されたのが「国宝展」です。美術工芸品の国宝指定件数の4分の1にあたる約200件の国宝が集結する絢爛豪華な展覧会でした。
会期は、2017年10月3日(火)~11月26日(日)で、4期に分けて展示内容が入替されます。 Ⅰ期10月3日(火)~10月15日(日)、Ⅱ期10月17日(火)~10月29日(日)、Ⅲ期10月31日(火)~11月12日(日)、Ⅳ期 11月14日(火)~11月26日(日) で今回はⅢ期に訪れた訳です。
京都国立博物館には、正門からは入れません。西門から入りますが、その前に臨時の受付があって、そこで手続きをします。18時から入館開始でしたが会社から歩いてきたので、18時を少し回って着きました。
昼間なら大行列必至ですが、本来なら休館日ですが、このイベントのため開館されています。しかし・・・殆どが大手旅行会社から来られている団体客です。受付でも「団体が入られたので19時頃から空いてきます」と案内されましたが・・・。
団体の最後尾に並んだので、“トラりん”を撮影できました。妻と私と、“トラりん”とスリーショットも撮らせて貰いました

こちらはスマホで撮ったんですけど、カメラと写り方が違います。団体さんや私らに愛想を振りまいて何処かに行ってしまいました。
団体さんは、1階のエントランスホールにて、“音声ガイド”(500円)を借りるため並ばれてて、それを尻目に急いで3階に駆け上がります。そこには是非見たかった、『漢委奴国王印』(福岡市博物館所蔵)いわゆる金印が展示されてます。
10名程度並ばれているので、少しだけ待ちました。そして穴があくほどじっくり見学・・・立ち止まることはできませんが・・・想像以上に小さいです。“最小の国宝”と聞いたとおりです。
昼間なら、混雑しているので、こんなにゆっくりは見られないでしょう。結局、3回並び直して見させて貰いました

他に、桃山時代を代表する絵師である長谷川等伯筆『松林図屏風』(東京国立博物館所蔵)と、その息子・久蔵筆の『桜図壁貼付』(京都・智積院所蔵)は、智積院で見ています。
また、2014年(平成26年)の京都国立博物館 平成知新館がオープンした時「京へのいざない展」で見た事がある『瓢鮎図』(妙心寺 退蔵院所蔵)もありました。
妙心寺塔頭 退蔵院ではレプリカが置いてあります。3年前に買ったポストカードが、ここでも役に立ちました

普段、私が見向きもしない書跡類もじっくりと・・・岩崎本と呼ばれる日本書紀の最古写本や、藤原道長筆の『御堂関白記』(京都・陽明文庫所蔵)など、ここでは空いていたのでゆっくり見せて貰いました。
他もまだまだまだありますが、土偶(縄文のビーナス・仮面の女神)や銅鐸など、一つ一つをガラス越しで見学。そして2階に降ります。
私が感激したのは、曼殊院所蔵「不動明王像(黄不動)」です。昨年、曼殊院で見られそうな情報もあったんですが、結局・・・公開されなかったので・・・。
「伝源頼朝像・伝平重盛像・伝藤原光能像」(三幅 鎌倉・13世紀 神護寺所蔵)これは人気がありました。私も、5月の連休に神護寺で公開された時に見ています。23年振りに三像が揃いました。
「雪松図屏風(ゆきまつずびょうぶ)」(円山応挙筆)、東寺所蔵の「両界曼荼羅図 金剛界曼荼羅」(平安時代)「両界曼荼羅図 胎蔵界曼荼羅」(平安時代)なんかも見応えありました。
そして1階に降ります。「油滴天目」(大阪市立東洋陶磁美術館)や「ポルトガル国印度副王信書」(妙法院所蔵)が・・・。
以前、妙法院でレプリカは見てました。その時は本物だと思い込んでて・・・レプリカと知って


仏像は以前と同じだと思います。ここも全部は紹介仕切れないです。最後にミュージアムに寄って、いろいろ買って帰りました。図録(3000円)もありましたが、持って帰るには重いので諦めました・・・。
ここには19時23分に出ました。結構ゆっくり見させて貰いましたし、楽しかったです。それで、Ⅰ期とⅡ期の目玉を紹介して終わります。
「秋冬山水図」(雪舟筆 室町時代 東京国立博物館) Ⅰ・Ⅱ期では、雪舟の国宝6作品が勢揃い


「風神雷神図屏風」(俵屋宗達筆 江戸時代 建仁寺所蔵) こちらもⅠ・Ⅱ期で展示されてました。レプリカは見てますが・・・本物・・・見たかった・・・です。
帰ると時も団体さんが入って来られたので・・・西門前は、観光バスがズラリ・・・団体用にナイトミュージアムをされたのでしょうか、それでも昼間よりは、断然空いてました。一日仕事してから来ましたが、疲れも感じないほど感激して帰路に着きました。
【京都国立博物館 平成知新館】