旧三井家下鴨別邸「光の現代美」夜の部(ライトアップ)へ

京都府立植物園の北山門からタクシーに乗車。目的地を言うと・・・詳しい場所は知らないので、逆に聞かれました。そこで下鴨神社にある河合神社まで行ってもらうことに・・・。

そして河合神社前で下車し、そこから歩いて行きます。目的地の旧三井家下鴨別邸まで、約3分弱ぐらいで到着。行列覚悟で来ましたが拍子抜け・・・すんなり入れました

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この日から「光の現代美」が始まりました。旧三井家下鴨別邸が公開されてから初めてのライトアップで、行列必至だと思い込んで来た訳です。

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門を入ると奥へ奥へと案内に従って進みます。すると玄関の前にテントがあるので、そこで拝観料700円を払いうと、記念のポストカードを頂きました

庭園に入る前に、振り向くと別邸の3階にある望楼が見えています。綺麗にライトアップされてて先を急ぎたい・・・けどスタッフから呼び止められ・・・。

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スタッフから提灯を渡されました。この提灯を持って庭を散策しますが、不思議なことに・・・この提灯・・・色が変わるんです

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以前から行きたかった旧三井家下鴨別邸を初めて見たのが、この風景です。京都市が管理するようになって、2016年(平成28年)より公開されました。

提灯を持って、庭を進むと主屋のライトに注目です。提灯の色も変化するんですが、主屋のライトも変化するので楽しませてくれます。

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主屋の横にある茶室は通常非公開だそうですが、ここも開いてます。暗闇に幻想的な光で染まっている主屋に暫く見とれてました。

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「光の現代美」の夜の部では、ライトアップを楽しむため、建物内部には入ることができませんし、ライトの邪魔になるので建物に近づくこともできませんでした。

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光のアーティスト、高橋匡太(きょうた)さんが手がけそうで、入口で渡された提灯もライトアップの一部になる仕掛けになっており、寒いけど充分楽しめる内容でした

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本当は庭園内は一方通行だったようですが、出口が暗くて分からず、元来た道を戻ることに・・・それでもう一度正面から見られました

旧三井家下鴨別邸は、三井家11家の共有の別邸として三井北家(総領家)第10代・三井八郎右衛門高棟(たかみね)によって建築されました。1909年(明治42年)三井家の祖霊社である顕名霊社(あきなれいしゃ)が遷座され参拝の際の休憩所とするため、1925年(大正14年)に建築されたのが現在の別邸です。建築時には1949年(明治13年)建築の木屋町三条上がるにあった三井家の木屋町別邸の主屋が移築され、1949年(昭和24年)には国に譲渡。1951年(昭和26年)以降は京都家庭裁判所の所長宿舎として2007年(平成19年)まで使用されました。2011年(平成23年)には、近代京都で初期に建築された主屋を中心にし、大正期まで整えられた大規模別邸の屋敷構えが良好に保存されたいることから、国の重要文化財に指定されました。

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庭園を見を終わったら玄関棟の玄関で、スタッフの方より「寒いので熱いお茶でも」と声を掛けてもらったので休憩していくことにしました。

金曜日の夜だし、明日は休みだし、それに・・・寒波襲来で寒い夜でしたので、熱いお茶で温もりました。「夜の部」では、室内に入れないと聞いてたので、これだけでも良かったです。ここには19時前に着いて、19時20分頃に出て行きました。スタッフの方に「昼の部」や「通常拝観」の事も聞いたので、今度は昼間に来てみます。ここから京阪「出町柳駅」まで歩いて京阪、地下鉄、嵐電と乗り継いで帰路に着きました。

【旧三井家下鴨別邸】



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