大覚寺 夜間特別拝観「真紅の水鏡」へ
12月2日(土)は、今シーズン最後の紅葉を見に、大覚寺 夜間特別拝観「真紅の水鏡」に行きました。ただこの日は紅葉を目当て・・・じゃなくて、他にあったんですけど、それは後程。
拝観開始が17時30分からで、外で並ぶのも寒いので並びたくない。それで時間通りに着くように、ゆっくりゆっくり歩いていると、何台か観光バスに抜かれました。
着くと、15㍍ほどの行列が出来てました。この日の新聞情報では、大覚寺の紅葉は・・・「落葉近し」でした。それでも団体さんは来られるですね、臨時の拝観受付所で500円を納めて、大沢池に入ってみると・・・。
この紅葉のライトアップには2011年(平成23年)ですが、ライトアップの趣向が格段に面白い演出に変わっていました。これなら紅葉が散っても(まだ散ってませんが)楽しめそうです。
「龍頭鷁首舟」に色が変化するライトが当たってて、大沢池の対岸も以前に比べて随分綺麗です。
赤・黄・青・白・紫の五色・・・仏教思想で彩られた大沢池。それと龍頭鷁首舟辺りには、最も高貴な色である“紫”の灯りで嵯峨天皇や空海を表現し、光で蓮の花を写しています。
そのまま奥に進むと五大堂の月見台に出ます。すると僧侶の方達による読経が聞こえてきて、皆さん写真を撮られています。特に、私にとっては珍しくもないので、スルーし紅葉を撮りました。
五社明神の鳥居から先は、放生池を回り込むように一方通行にされてました。ここから先には心経宝塔が池越しに見える撮影スポットがあります。
手前の護摩堂にピントが合って、心経宝塔は少しぼやけていますが、池に映る朱塗りの心経宝塔は綺麗です。紅葉は・・・ここでは散ってしまいましたが・・・。
放生池を渡りきると、そこには護摩堂がライトに照らされてます。ここは時代劇撮影の有名なスポットでもありました。
この先には天神島に行けますが、夜間拝観は渡れません。そこで手前の石仏群廻りの紅葉を見に行きました。
新聞の紅葉情報の通り紅葉は色褪せてます。ここの10数体の石仏群は、鎌倉時代中期の作と思われます。
この護摩堂から奥にある“名古曽の滝跡”まで行けますが、それは後で行きます。今日は紅葉より別の目的があるからです。
綺麗に照らされた心経宝塔ですが、近くではライトの光が強すぎます。そして今日の目的地が、ここの西隣(向かって左側)に新しく出来てました。
ここに今年、多目的施設「蓮華殿」が完成しました。そしてこの秋、期間限定のカフェがオープンしたので来たみた次第です。
あれだけ先に団体さんが入られたので、ここが空いてるかどうか心配しましたが、空いてました。急いでここまで来て良かったです。
ここを知ったのは12月1日の京都新聞の朝刊でした。我が家は、この月から新聞の定期購読をやめました。経費削減が主な理由ですが、他にもいろいろあります・・・ここでは割愛して、それで毎朝、出勤前のコンビニで買うことにしたんです。
ここの天井に“四季の花”が咲いています。嵯峨美術大学生や教員が描かれたそうで、紅葉やアヤメ、梅など78点の花や植物が描かれたとか。
入った時は一組だけでしたが、私らが2番目。その後・・・次々と入って来られて、直ぐに満席となりました。次ぎに来られた人から満席で断られた・・・ようです。
まだ夕食を食べてないので“蓮の実ロールケーキ”(450円)を注文しました。夕食は決まっていたので、後は“ぜんざい”と迷ったんですけど・・・美味しかったですよ。
多目的ホールとして活用されるみたいですけど、春と秋の観光シーズン以外は、カフェの営業はされないでしょうし・・・それで本日、寒いけど来て見ました。
心経宝塔の前を通って、名古曽の滝跡に向かう道は、紅葉のトンネルをくぐって行きます。ここから人が随分多くなりました。
この時、17時53分頃でしたが、大手旅行会社のバッチを付けた団体さんが多くなってきました。この辺りは、春の桜も綺麗なんですけど。桜とモミジを交互に植えられて、楽しまさせてくれてます。
桜とモミジの並木道を抜けると右手に大沢池が見えて来て、大沢池に浮かぶ菊ケ島にライトが当たっています。
この菊ケ島に自生していた嵯峨野独特の野菊を、永年にわたって王朝の気品ある感覚をもって洗練し格調高い菊に仕立てられたものが嵯峨菊で、ここが発祥なんてす。
反対側を見ると、「名古曽の滝跡」があって、ここも趣向を凝らしたライトの演出がされていました。余談ですが、今年から諸堂のライトアップをやめられたからでしょう。
今月は12月4日が満月ですが、天気が良かったので月も綺麗に見えています。月とライトのツーショットも撮れました。
ライトに照らされている所が「名古曽の滝跡」です。春は桜が、秋は紅葉が・・・と言いたい所、無いですね、ライトの演出が面白いです。
このライトアップを演出された安田基さんは、光のプロで二条城や醍醐寺、鹿王院、三井寺を手がけられたライトアッププロデューサーで、MBS毎日放送「ちちんぷいぷい」で紹介されました。たまたま見ていたですけど、その時は、まさか見に来るとは思っても見なかったことで・・・いかに綺麗に見せるか・・・苦労されてるようです。
再び、桜とミモジの並木道を通って、心経宝塔の前を通過します。「蓮華殿」を見ると、益々盛況で・・・見た所、満席でした
心経宝塔を通過すると「弘法大師閼伽井」がひっそりとライトに照らされています。2011年(平成23年)には、内部が公開され見ることが出来ました。
18時10分頃に大沢池を出ました。今年から諸堂エリアの夜間拝観が出来なくなって、少々物足りないさはありましたが、まだ充分綺麗な紅葉を楽しめました。
ここからバスや車が通らない裏道を懐中電灯を照らしながら帰りました。この時間では団体さんは来られてませんが、まだまだ個人の観光客が入って来られます。これで今シーズンの紅葉巡りは終わりです。次回から11月上旬に再び戻ります。
【大覚寺 蓮華殿】
拝観開始が17時30分からで、外で並ぶのも寒いので並びたくない。それで時間通りに着くように、ゆっくりゆっくり歩いていると、何台か観光バスに抜かれました。
着くと、15㍍ほどの行列が出来てました。この日の新聞情報では、大覚寺の紅葉は・・・「落葉近し」でした。それでも団体さんは来られるですね、臨時の拝観受付所で500円を納めて、大沢池に入ってみると・・・。
この紅葉のライトアップには2011年(平成23年)ですが、ライトアップの趣向が格段に面白い演出に変わっていました。これなら紅葉が散っても(まだ散ってませんが)楽しめそうです。
「龍頭鷁首舟」に色が変化するライトが当たってて、大沢池の対岸も以前に比べて随分綺麗です。
赤・黄・青・白・紫の五色・・・仏教思想で彩られた大沢池。それと龍頭鷁首舟辺りには、最も高貴な色である“紫”の灯りで嵯峨天皇や空海を表現し、光で蓮の花を写しています。
そのまま奥に進むと五大堂の月見台に出ます。すると僧侶の方達による読経が聞こえてきて、皆さん写真を撮られています。特に、私にとっては珍しくもないので、スルーし紅葉を撮りました。
五社明神の鳥居から先は、放生池を回り込むように一方通行にされてました。ここから先には心経宝塔が池越しに見える撮影スポットがあります。
手前の護摩堂にピントが合って、心経宝塔は少しぼやけていますが、池に映る朱塗りの心経宝塔は綺麗です。紅葉は・・・ここでは散ってしまいましたが・・・。
放生池を渡りきると、そこには護摩堂がライトに照らされてます。ここは時代劇撮影の有名なスポットでもありました。
この先には天神島に行けますが、夜間拝観は渡れません。そこで手前の石仏群廻りの紅葉を見に行きました。
新聞の紅葉情報の通り紅葉は色褪せてます。ここの10数体の石仏群は、鎌倉時代中期の作と思われます。
この護摩堂から奥にある“名古曽の滝跡”まで行けますが、それは後で行きます。今日は紅葉より別の目的があるからです。
綺麗に照らされた心経宝塔ですが、近くではライトの光が強すぎます。そして今日の目的地が、ここの西隣(向かって左側)に新しく出来てました。
ここに今年、多目的施設「蓮華殿」が完成しました。そしてこの秋、期間限定のカフェがオープンしたので来たみた次第です。
あれだけ先に団体さんが入られたので、ここが空いてるかどうか心配しましたが、空いてました。急いでここまで来て良かったです。
ここを知ったのは12月1日の京都新聞の朝刊でした。我が家は、この月から新聞の定期購読をやめました。経費削減が主な理由ですが、他にもいろいろあります・・・ここでは割愛して、それで毎朝、出勤前のコンビニで買うことにしたんです。
ここの天井に“四季の花”が咲いています。嵯峨美術大学生や教員が描かれたそうで、紅葉やアヤメ、梅など78点の花や植物が描かれたとか。
入った時は一組だけでしたが、私らが2番目。その後・・・次々と入って来られて、直ぐに満席となりました。次ぎに来られた人から満席で断られた・・・ようです。
まだ夕食を食べてないので“蓮の実ロールケーキ”(450円)を注文しました。夕食は決まっていたので、後は“ぜんざい”と迷ったんですけど・・・美味しかったですよ。
多目的ホールとして活用されるみたいですけど、春と秋の観光シーズン以外は、カフェの営業はされないでしょうし・・・それで本日、寒いけど来て見ました。
心経宝塔の前を通って、名古曽の滝跡に向かう道は、紅葉のトンネルをくぐって行きます。ここから人が随分多くなりました。
この時、17時53分頃でしたが、大手旅行会社のバッチを付けた団体さんが多くなってきました。この辺りは、春の桜も綺麗なんですけど。桜とモミジを交互に植えられて、楽しまさせてくれてます。
桜とモミジの並木道を抜けると右手に大沢池が見えて来て、大沢池に浮かぶ菊ケ島にライトが当たっています。
この菊ケ島に自生していた嵯峨野独特の野菊を、永年にわたって王朝の気品ある感覚をもって洗練し格調高い菊に仕立てられたものが嵯峨菊で、ここが発祥なんてす。
反対側を見ると、「名古曽の滝跡」があって、ここも趣向を凝らしたライトの演出がされていました。余談ですが、今年から諸堂のライトアップをやめられたからでしょう。
今月は12月4日が満月ですが、天気が良かったので月も綺麗に見えています。月とライトのツーショットも撮れました。
ライトに照らされている所が「名古曽の滝跡」です。春は桜が、秋は紅葉が・・・と言いたい所、無いですね、ライトの演出が面白いです。
このライトアップを演出された安田基さんは、光のプロで二条城や醍醐寺、鹿王院、三井寺を手がけられたライトアッププロデューサーで、MBS毎日放送「ちちんぷいぷい」で紹介されました。たまたま見ていたですけど、その時は、まさか見に来るとは思っても見なかったことで・・・いかに綺麗に見せるか・・・苦労されてるようです。
再び、桜とミモジの並木道を通って、心経宝塔の前を通過します。「蓮華殿」を見ると、益々盛況で・・・見た所、満席でした
心経宝塔を通過すると「弘法大師閼伽井」がひっそりとライトに照らされています。2011年(平成23年)には、内部が公開され見ることが出来ました。
18時10分頃に大沢池を出ました。今年から諸堂エリアの夜間拝観が出来なくなって、少々物足りないさはありましたが、まだ充分綺麗な紅葉を楽しめました。
ここからバスや車が通らない裏道を懐中電灯を照らしながら帰りました。この時間では団体さんは来られてませんが、まだまだ個人の観光客が入って来られます。これで今シーズンの紅葉巡りは終わりです。次回から11月上旬に再び戻ります。
【大覚寺 蓮華殿】