賀茂御祖神社(下鴨神社) 糺の森へ

河合神社を出て北に向くと、広い馬場に出ます。まだ時間があったので、世界文化遺産 賀茂御祖神社(下鴨神社) 糺の森を散策していくことにしました。

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ここでは2014年(平成26年)に流鏑馬(前編)流鏑馬(後編)を観賞しました。大変混雑してた観客席で、目の前を馬が颯爽と駆け抜けぬけるシーンは鮮明に覚えています

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ほどなくして神宮寺跡と書かれた案内板を目にします。平安時代に嵯峨天皇の勅願寺として建立されたそうですが、1991年(平成3年)の発掘調査では堂塔の一部が確認されました。

その先には末社の雑太社(さわたしゃ)がありました。御祭神が、神魂命(かんたまのみこと)・賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)です。

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この札の森の馬場にて、日本初のラグビーの練習が第三高等学校と慶應義塾大学との間で行われました。それが契機となり日本ラグビー界の歴史が始まった記念に、記念碑が建立されたようです。

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余談ですが、12月29日に訪れた時、この馬場は駐車場の準備をされたました。初詣に車で来られる人が相当なんでしょうね。糺の森を西から東に移動する時、瀬見の小川を横切ります。

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糺の森を横切るときに、北方に南口鳥居が見えています。世界文化遺産で、外国人観光客も多い下鴨神社ですが、この時間では空いてました。

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このまま糺の森の奥に進むと次ぎに見えて来るのが、泉川です。あの有名な“奈良の小川”だと、ここまでは思ってました・・・帰ってから調べて分かった次第です。

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すると、かつての祭祀遺構が復元されていました。2001年(平成13年)に実施された発掘調査により見つかった遺構で、石敷遺構として復元されました。

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ここまで来ると、御手洗川から名を変え、奈良の小川が復元され流れています。ここも復元された小川だそうです。

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ここから、まだまだ北に向かって歩きます。何回か来てるので知ってましたが、糺の森は広いです。当初の予定では、ここまで来る予定は無かったんですけど・・・。

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奥へ奥へと進むと、看板が出ていて「祭祀遺跡 奈良殿神地(ならどのしんち)の舩島(ふなしま)」と書いてあるので写真を撮ってみました。しかし・・・よく見ても分からないですよね。

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糺の森を抜けると下鴨神社の境内まで来てしまいました。しかし、まだ8時35分・・・8時55分には次の所へ行く必要があったので、これから急いで境内を散策しますが、これは後程。

このあと、境内を散策して次の所へ行きました。下鴨神社は広いので急いで戻っても約10分はかかります。あまり納得でるものでは無かったので、一週間後に再訪した訳です。その12月29日に糺の森を少しだけ散策しました。それが以下の通りで・・・。

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「復元された(いにしえ)の小川「奈良の小川」糺の森の発掘調査により見つかったもので、上流にある奈良殿神地があることから“奈良の小川”と呼ばれています。

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古くから、この下を流れる瀬見の小川を渡ることがお祓いでした。その後、神域に入り神様にお参りすることが恒例でした。祓い清め、身が改まることから「あけ橋」と呼ばれていました。ここを東に行けば南口鳥居に出る訳です。

一週間たって訪れてると、境内は随分様変わりしてました。3日後のお正月バージョンに・・・参道は露店が並び、馬場は駐車場になるのか、白線が引かれてて、本殿廻りはテントが用意されてました。お正月にも一度行ってみたいですね。

【賀茂御祖神社(下鴨神社) 糺の森】



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