京都レストランウインタースペシャル2018 岡崎 つる家へ
永観堂を出て、11時24分に到着したのが、京都レストランウインタースペシャル2018で予約していた 岡崎 つる家です。
この前は、何度も通ってましたが、ここに“つる家”さんがあることは知らなかったです。今回、予約したあと地図を調べて分かった次第です。
着くと、お店の方が門の前にスタンバイされてて、こちらが名前を言うまえに「○○さんですか」と言っていたたぎました。そして門をくぐって・・・。
店構えと言い、老舗の雰囲気が一杯です。普段は中々利用しにくいところ、この2月では“ウンタースベシャル”の価格で利用できます。
予約を一休.comから入れましたが、後日、確認の電話が入りました。ここは完全予約制で、全室“個室”利用。“ウンター”ではサービス料・消費税込みで12000円、これならと思い切って予約しました。
通された部屋は個室は個室でも、お隣の声ははっきり聞こえてきます。少々、声の大きい方でしたね・・・特に指定はしなかったですけど、久し振りの座敷でした。
さすがに庭は見応えがありました。聞くと桜は無いそうで、紅葉は綺麗だと・・・庭に降りることはできないのでガラス越しで見させてもらいました。
明治の名工庭園家である加藤熊吉(植熊)によって作庭された、東山連峰を借景に築山林泉様式の借景庭園です。
本日のメニューは、「ウインタースペシャルランチメニュー2018」で、飲物は別料金でしたので、最近凝ってる日本酒をいただきました。
お酒を注文すると「辛口ですか甘口ですか」と聞かれたので「辛口」を注文。運ばれてきたのが「月桂冠 京の泉 吟醸酒辛口 瓶300ml 」でした。
最初に“おしぼり”・・・ねじってありますが、開くと“鶴の絵”が。後程出て来る器にも“鶴の絵”が描かれています。お茶も・・・凝ってあります。
先ずは「先付」です。案内では“三宝柑(さんぼうかん)”が切ってあって、上部にも果肉があるので絞っていただきます。
次が「造り」で、案内では“鯛の雲丹造り”と言われました。早い話し、鯛のお造りのに、真ん中はウズラ黄味、それを混ぜていただきました。
次が「吸物」で、案内を聞かずも分かりました。ただ中身は質問しましたけど・・・“鰤の粕汁”です。
次が「煎出し」ですが、これは案内が無かったです。今が旬の筍、枝豆、つくねを美味しく炊けてました。(当たり前ですよね)
次が、つる家の名物だそうで「焚合」です。“蕪のふろふき”と聞きました。貝殻のスプーンで、柔らかい蕪をすくっていただきました。
次が「焼き物」で、案内を聞かずとも分かります。“鰤の照り焼き”で、蕗の薹味噌とミョウガを合わせて美味しくいただきました。
最後が「御飯」「香物」で、“筍御飯とお吸い物”漬け物は3種。御飯はお替わりしました。
「果物」は、パパイヤとイチゴ、それに“わらび餅”が付いてました。料理はこれで終わりですが、女将さんにある願いをしたら聞いていただきました。
そのお願いと言うのは、1975年(昭和50年)にイギリスのエリザベス女王陛下が、ここ岡崎 つる家に来られ食事をされた部屋・・・「福の間」ですが、それを「見せて欲しい」とお願いしたんです。
現在は“掘り炬燵”の形式になっていますが、当時は無かったそうです。エリザベス女王は庭が見える方に、そのお向かいにエジンバラ公が座られたと聞きました。
女将さんより、「せっかくやしエリザベス女王が座られた椅子にどうぞ」と声をかけてもらいました。妻が座り、私は隣に座ってエリザベス女王が見られたであろう庭の写真を撮りました。
「福の間」の奥には竹藪があって、ここだけはお客様を入れないと言われてて、竹の成長が早いので手入れも大変みたいです。
お料理もそうですが、建築家・吉田五十八によって設計された近代数寄屋建築の素晴らしさ、そして加藤熊吉によって作庭された庭園、本当に来て良かったと思えました。ここからタクシーを呼びましょうかと聞かれましたが、バス停の「東天王町」まで歩いて直ぐの所にあるので市バスで帰路に着きました。
【岡崎 つる家 福の間】
この前は、何度も通ってましたが、ここに“つる家”さんがあることは知らなかったです。今回、予約したあと地図を調べて分かった次第です。
着くと、お店の方が門の前にスタンバイされてて、こちらが名前を言うまえに「○○さんですか」と言っていたたぎました。そして門をくぐって・・・。
店構えと言い、老舗の雰囲気が一杯です。普段は中々利用しにくいところ、この2月では“ウンタースベシャル”の価格で利用できます。
予約を一休.comから入れましたが、後日、確認の電話が入りました。ここは完全予約制で、全室“個室”利用。“ウンター”ではサービス料・消費税込みで12000円、これならと思い切って予約しました。
通された部屋は個室は個室でも、お隣の声ははっきり聞こえてきます。少々、声の大きい方でしたね・・・特に指定はしなかったですけど、久し振りの座敷でした。
さすがに庭は見応えがありました。聞くと桜は無いそうで、紅葉は綺麗だと・・・庭に降りることはできないのでガラス越しで見させてもらいました。
明治の名工庭園家である加藤熊吉(植熊)によって作庭された、東山連峰を借景に築山林泉様式の借景庭園です。
本日のメニューは、「ウインタースペシャルランチメニュー2018」で、飲物は別料金でしたので、最近凝ってる日本酒をいただきました。
お酒を注文すると「辛口ですか甘口ですか」と聞かれたので「辛口」を注文。運ばれてきたのが「月桂冠 京の泉 吟醸酒辛口 瓶300ml 」でした。
最初に“おしぼり”・・・ねじってありますが、開くと“鶴の絵”が。後程出て来る器にも“鶴の絵”が描かれています。お茶も・・・凝ってあります。
先ずは「先付」です。案内では“三宝柑(さんぼうかん)”が切ってあって、上部にも果肉があるので絞っていただきます。
次が「造り」で、案内では“鯛の雲丹造り”と言われました。早い話し、鯛のお造りのに、真ん中はウズラ黄味、それを混ぜていただきました。
次が「吸物」で、案内を聞かずも分かりました。ただ中身は質問しましたけど・・・“鰤の粕汁”です。
次が「煎出し」ですが、これは案内が無かったです。今が旬の筍、枝豆、つくねを美味しく炊けてました。(当たり前ですよね)
次が、つる家の名物だそうで「焚合」です。“蕪のふろふき”と聞きました。貝殻のスプーンで、柔らかい蕪をすくっていただきました。
次が「焼き物」で、案内を聞かずとも分かります。“鰤の照り焼き”で、蕗の薹味噌とミョウガを合わせて美味しくいただきました。
最後が「御飯」「香物」で、“筍御飯とお吸い物”漬け物は3種。御飯はお替わりしました。
「果物」は、パパイヤとイチゴ、それに“わらび餅”が付いてました。料理はこれで終わりですが、女将さんにある願いをしたら聞いていただきました。
そのお願いと言うのは、1975年(昭和50年)にイギリスのエリザベス女王陛下が、ここ岡崎 つる家に来られ食事をされた部屋・・・「福の間」ですが、それを「見せて欲しい」とお願いしたんです。
現在は“掘り炬燵”の形式になっていますが、当時は無かったそうです。エリザベス女王は庭が見える方に、そのお向かいにエジンバラ公が座られたと聞きました。
女将さんより、「せっかくやしエリザベス女王が座られた椅子にどうぞ」と声をかけてもらいました。妻が座り、私は隣に座ってエリザベス女王が見られたであろう庭の写真を撮りました。
「福の間」の奥には竹藪があって、ここだけはお客様を入れないと言われてて、竹の成長が早いので手入れも大変みたいです。
お料理もそうですが、建築家・吉田五十八によって設計された近代数寄屋建築の素晴らしさ、そして加藤熊吉によって作庭された庭園、本当に来て良かったと思えました。ここからタクシーを呼びましょうかと聞かれましたが、バス停の「東天王町」まで歩いて直ぐの所にあるので市バスで帰路に着きました。
【岡崎 つる家 福の間】