京都御所 初めての通年参観【後編】へ

前編の続き。暇つぶしで入った京都御所でしたが、入ると性格上しつこく見てしまいます

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ここが御内庭(ごないてい)の入口にある門です。先程の御池庭(おいけにわ)と比べて趣の異なる庭園が見られます。

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庭園内に鑓水を流し、石燈籠や石橋を架け、いかにも雅で風流な庭園に見えました。その庭園が東側、西側を見ると・・・。

1590年(天正18年)に清涼殿から天皇の住まいとなった御常御殿(おつねごでん)があります。

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春と秋の一般公開では、遣戸と障子が開放されるで内部を垣間見ることができます。天皇の住まいの他、儀式や対面の場として使われました。

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奥に進むと、庭園の奥に見えにくいですが四阿が見えます。多分、見えませんが近くに茶室があるのでしょうね。

ここから参観できるコースのもっとも奥(北側)まで行ってみます。立入は禁止されてますが、そこには御涼所(おすずみしょ)があります。

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文字通り天皇の夏季の納涼所だそうです。その奥に渡り廊下があって茶室「聴雪(ちょうせつ)」があるそうですね。一般公開はされてないので分かりませんが・・・。

再び御常御殿の前を通ります。先程も案内まししたが、遣戸と障子が閉まっているので、内部は見られません。ただ杉戸絵だけは分かります。

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写真(上)が御常御殿の南側にあたり「陵王納曽利(りょうおうなそり)」原在照(はらざいしょう)の作品。写真(下)が「曲水(宴)」岡本亮彦(おかもとすけひこ)の作品でした。

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御常御殿の南面を通って出口に向かうので、ここまで来たらラストスパートです。ここまで単独行動で自分のペースで見学できたのが何よりです。

ここをくぐると御常御殿の南面に出ます。ここは素通りの予定が思わず写真に納めることに・・・。

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この時期なら遅咲きの梅が咲いていました。東に白梅、西に紅梅が咲いてました。紅梅は・・・まだ咲き初め・・・でした。

次か最後の御三間(おみま)です。残念ながら遣戸と障子は閉じられています。春の一般公開では解放されているのでお勧めです

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西側に杉戸絵が垣間見えますが、この絵には解説がないので不明です。どうやら仙人のようですが・・・

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御三間を抜けるとそこは何もありません。“旧御台所”の跡です。桜が咲いたら、この辺りは綺麗です。桜は・・・まだまだ・・・でした。

京都御所には9時51分に出ました。 なお、今年の春の一般公開は、4月4日(水)から8日(日)までの5日間となっています。通年参観と違って、宜秋門ぎしゅうもんから入って,清所門せいしょもんから退出することになるので、ご注意を・・・と言っても混雑してるので間違える筈はないです

【京都御所 御内庭】



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