遅咲きの「御室桜」が満開 仁和寺へ

4月6日(金)は、今年度から毎週金曜日が休みとなり、週4日勤務となりました。その記念すべき初日に、今が見頃の「御室桜」が満開となったこともあって、世界文化遺産仁和寺に行きました。

昨年の満開が4月16日・・・10日も早い満開です。後で述べますが、この日でもピークは過ぎてました。仁和寺の駐車場が8時から開くので、5分前に着くと・・・やっぱり開いてません。一台待たれてて、その後で待つこと5分やっと入場できました。

駐車場を出て仁王門から境内に入ると、この桜の季節しか見られない関所が設けてあります。その関所で入山料500円を納めます。この入山料は“御室桜”が開花している間だけで、花が落下すると関所も無くなります。

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入山料を納めたら、その先が重要文化財に指定されてる中門です。その両脇にある脇間に四天王の、向かって左側(上の写真)に西方天、右側(下の写真)に東方天が安置されています。

その中門を入って左手に“御室桜”が一面に咲いています。それはそれは見事です

遅咲きで知られる京都市右京区・仁和寺(真言宗御室派総本山)の「御室桜」が、4月3日(火)に昨年より12日早く満開を迎えました。仁和寺が開花状況を記録している1999年(平成11年)以降で最も早いという。

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最初は、引いて撮りました。この時間では、まだ人も少ないので問題はありません。この日が休みだったこともありますが、天気予報が昼から雨。夕方から土砂降りと出てました。それなら花が落ちしまうから・・・。

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御室桜”は遅咲きとして有名で、樹高が低く、花(鼻)が低い位置で咲くことから「お多福桜」とも呼ばれています。

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それでは南側からゆっくり観賞します。昨日の開花状況では“満開”でしたが、見たところ“散り始め”といったところでしょう。

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この“御室桜”と、仁和寺のシンボルである五重塔をセットで撮るのがベストショットでしょう。前に進みながら五重塔の位置を確認しつつ進みます。

その“御室桜”と五重塔を狙えるベストポジションが、西側の土手にあります。2011年(平成23年)に、昼から訪れたら鈴なりの人でしたが、今日は・・・4名~5名程度です。

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この時間では逆行となりますが、今日は曇り空。昼からは雨が降る予報です。それが幸いしました。少し盛りは過ぎましたが、綺麗に撮れて満足です

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土手から降りて、今度は一筋北側の通路を入ります。その前に、ここからも五重塔が“御室桜”越しに見えてました。

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この“御室桜”の背丈低く、私の目の位置ぐらいに咲いています。そして、少し背伸びすると、簡単に五重塔と桜とのセットで納めることができるんです。

そして、最後が南側から数えて3列目に入ります。その北側の観音堂は解体工事中のため、工事用の幕に覆われています。

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3列目は、ほぼ後ろ向きに歩きながら、五重塔を確認しながら撮りました。後で知ったことですが、今年は3日(火)には“満開”になったようです。遅咲きの桜では記録的に早いです。

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ここには、約200本ほどの“御室桜”が、江戸時代初期には現在地に植えられていたようです。1924年(大正13年)には国の名勝に指定されました。

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ご覧のように、下を見ると桜の花びらが散っています。このあと予報どおり昼から雨が降って、翌日も雨が残りました。仁和寺のHPを確認すると、開花状況は“落下盛ん”になっており、見頃は今日だった・・・かもです。

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帰りも中門を出て仁王門から出ますが、その中門前から撮りました。白のテントの中に臨時の入山受付があり、赤い幕が・・・関所です。まもなく散ってしまうので、この関所も撤退されるでしょう。

このテントを通過したのが8時45分。ここを出て東門から出ました。東門を出たら駐車場は直ぐ前にあって、戻ると行きは2台しか止めてなかった場内に、観光バスが数台、自家用車は数え切れないぐらい止まっています。そして、ぞくぞくと仁和寺へ向かわれていました。

【仁和寺 御室桜】



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