月桂冠大倉記念館へ

松本酒造を9時40分頃に出て(前を通過して)酒の良い香りを嗅ぎながら宇治川派流沿いを歩きます。すると前方から十石船がやって来ました。

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平日でも結構な人が乗ってます。見た所、団体さんでもなさそうだし・・・人気があるですね。そして本当は次の目的は、この前にありました。

そこには「平成30年度「春期京都非公開文化財特別公開」 の「東光山 長建寺」がありました。まだ招待券は2枚あって当初、行く予定にしてました。しかし昼頃から天気が崩れるとの予報と、招待券を秋の特別拝観に残しておきたいと思ったのと、ここは正月(1月1日~1月15日)にも公開されるので、この日入らなくても差し支え無かったからPassさせて貰いました

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実は“十石船”の乗り場は、ここから降りるようで、前を歩いていた観光客は降りて行かれました。桜の咲く時期ではないので並ぶ必要はないようですが・・・。

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そして、9時58分にようやく着きました。法傳寺から約50分弱かかりました。行きはタクシーで楽して来たので帰りは最初から歩いて・・・と思ってたので予定通りです

この日、2番目の訪問地は月桂冠大倉記念館です。ここらは2012年(平成24年)3月に来ているので、6年振りの再訪で、お酒を買いに来ました

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入ると左に受付があって、入館料300円を払います。すると「車で来られてますか、これから運転されますか」と聞かれます。電車で来ていることを言うと、純米吟醸酒 180mL 1本お土産をいただきました

入館券を購入すると、係の方より「是非、飲んで行ってほしい」と言われたので、早速井戸の方に向かうと・・・前回も同じ事、言われたなぁ・・・。

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長い距離を歩いて来たので、美味しくいただきました。この水・・・「さかみづ」を使って酒造りをされてるですね、伏見は名水でも有名なんです

この一帯は、1637年(寛永14年)創業の月桂冠発祥の地です。今も湧き出る“さかみづ”は酒造りの命の水で、この井戸は1961年(昭和36年)に新しく掘り出したものです。地下50㍍からの水は隣接する酒蔵でも使われています。

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そこから奥に進んで「中庭」の見学です。煉瓦造りの煙突の奥には「内蔵酒造場」があって、前日までに予約すれば見学できるようですが、この時は知らなかったです

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中庭をさっと見ました。かつては発酵用の酒桶をこの庭にずらりと並べ、天日で干して乾燥させていたようで、見本に置いてあります。そして次に展示室へ。

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展示室Ⅰ(用具類)」には酒造りの工程を絵図パネルで紹介。「京都市有形民俗文化財」指定の酒造用具類を見られます。ここには熱心に外国人観光客も見られていました。

団体さんじゃないので、個人で調べて来られたのでしょう。ここには観光バスに乗って団体さんも来られるみたいで、内部は結構な人が来られてます。次に「展示室Ⅱ(資料類)」に移動します。

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ここでは、明治・大正期の商品や広告物など、写真や貴重な資料を展示。月桂冠創業からの歩みを振り返ることができます。それより最後の“試飲”楽しみです・・・と、その前に内庭を見に行きます。

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ずっと歩きづめで来たので少々お疲れ・・・六角形の屋根を持つ四阿でしばし座って休憩へ、汗を拭い足を休めました。

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四阿から内庭を見ると中央の築山が見えています。展示室Ⅱから敷石がここまで続いています。また近くにはお決まりの蹲踞もありました。

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展示室Ⅱの出入口近くには“石灯籠”があって、かつて伏見宿の本陣を務めた福井家に伝わるもの。よくよくみると織部灯籠でした。灯籠下の彫り物は“マリア像”でしょうか

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ここで展示室Ⅱと展示室Ⅰの裏側を通って、中庭に出てみます。今が見頃のツツジも綺麗に咲いてました。そして中庭に出てみると・・・。

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この時、10時過ぎでしたが雨はまだ降ってきません。でも、今にも降り出しそうな空模様・・・先を急ぎます・・・ここに来た時からの楽しみ・・・試飲に向かいます

ゆっくり座ってお猪口で一杯・・・したいところ、立って「レトロボトル吟醸酒」「玉の泉 大吟醸」「プラムワイン」を試飲・・・雀の涙・・・お酒好きに、全然物足りない・・・でも大吟醸は美味かった

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試飲のあと、“売店”に行きました。そこで試飲で美味しかった“玉の泉 大吟醸”(720ml)を買って帰ったのはいいんですけど・・・重かった・・・他に“奈良漬け”“酒饅頭”なんかも買ったので本当に重かった・・・です。

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ここは1909年(明治42年)に建てられた酒蔵が記念館となっており、入口には当時の帳場が再現されています。

ここには10時20分頃に出ました。好きなお酒を買ったばっかりに、手提げ袋が重たくて・・・本当は、松本酒造でも買う予定にしてたので、その分は軽くなったんですけど・・・。

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月桂冠大倉記念館から北へ数百㍍行くと、鳥せい本店と山本本家直売所があります。当初の予定では、11時30分より食事とお酒ほいただく予定にしてました。

最初の、法傳寺が思ったよりも早く終わり、また天気予報も雨が降り出すと出ていたので、予定を早め近くの京阪「伏見桃山」駅から普通電車に乗って帰りました。

【月桂冠大倉記念館】



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