国の天然記念物“カキツバタ”の群生が有名な上賀茂神社摂社 大田神社へ

上賀茂神社末社の藤木神社から徒歩4分(約300㍍)で、上賀茂神社摂社 大田神社に着きました。ここは国の天然記念物に指定されてるカツキバタが群生していることで有名です。

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過去何度か“カキツバタ”を見に来てます。最近では2007年(平成19年)5月12日・・・それ以来・・・来てなかったです。その大田神社に入る手前に・・・。

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左手に玉垣に囲まれた小さな社殿があって、上賀茂神社末社 「福徳神社」(番号㉑)がありました。御祭神は福徳神(ふくとくのかみ)で足腰の神様だそうです。

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カキツバタの咲く時期にしか来たことが無かったので、境内はこんなに空いてるんですね。その時期になると人で一杯になるのでね。

大田神社には駐車場が無いので、車で来るのはお勧めできません。何より道が狭いです。結構車が通って、離合に四苦八苦されていたので、参考までに。

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こちらが“カキツバタの群生”です。シーズン以外は入れなくなってました。近年、新聞報道で“鹿の食害”によって花が咲かない・・・花芽を食べられてしまう・・・と報道されてたからでしょうか、対策されてるでしょう。

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この写真は、2007年(平成19年)5月12日にカキツバタを見に来た時の写真です。9時頃に来ましたが結構な人が来られてました。

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“カキツバタの群生”を抜けると朱塗りの大きな鳥居があります。この奥は、殆ど記憶に無いので新鮮です。

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朱塗りの鳥居をくぐると、大きな木々に覆われているため昼間でも暗いです。それでも奥に奥にと進んで行くと・・・。

奥に進むと正面に本殿が見えますが、その状態が・・・少々ショックですが、それは後程。先ずは手前にある小さな社殿から。

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大田神社の境内にありますが、上賀茂神社末社「百太夫神社」(番号⑲)で、御祭神は船玉神(ふなだまのかみ)の一柱一座。鎮座年代は不詳だそうです。

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次に左側に移動し、上賀茂神社末社「鎮守社」(番号⑳)、御祭神は大国主神(おおくにぬしのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)の二柱一座、鎮座年代は不詳でした。

そして、再び右側を見ると、山側から水が流れ落ちてます。これが水盤でしょうかでも、やめました

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その先にあったのが上賀茂神社末社「白鬚神社」(番号⑱)御祭神は猿田彦神(さるたひこのかみ)で、老後安泰の神様とありました。

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せっかく空いている風景を撮りに来たのに、本殿は工事中でした。残念。前の光景をまったく覚えてないので、帰って古い写真を確認しました。

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それが、この写真です。境内を散策してたわけではなく、本殿だけが撮ってました。見たところ割拝殿の奥に本殿があったようですね。

大田神社の創建は不詳でも、賀茂における最古の社だといわれています。御祭神、天鈿女命(あめのうずめのみこと)が祀られていることで芸能上達を願う参拝者が多い。境内東側の沢地にある“大田の沢”野生のカキツバタが群生しており、国の天然記念物に指定されています。平安時代の藤原俊成の歌にもよまれ、「神山(こうやま)や 大田の沢の かきつばたふかきたのみは 色にみゆらむ」と詠まれた和歌が残っているほど古くから名勝だったようです。

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帰りに社務所に寄りましたが、9時30分~と書いてあったので、一度上賀茂神社に戻ってから、再び9時15分頃に来ましたが、やっぱり不在でした。「朱印あります」と書いてあったので、“カキツバタ”の咲く頃に再訪します

それで、この日に回った結果です。新宮門内にある社殿は、後日行く予定です。小森神社の場所も分かりました。これも上賀茂神社を訪問時に寄りたいと思います。

ここから余談ですが、大田神社の門前に「北大路魯山人生誕地」と書かれた石碑がありました。

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何度か来てた大田神社ですが、初めて気が付きました。北大路魯山人は、1883年(明治16年)3月23日に、ここ上賀茂の地で生まれたそうです。余談でした

摂社
片山御子神社
②新宮神社(新宮門内にあるため撮影不可
大田神社(境外)
④若宮神社(本殿内にあるため撮影不可
奈良神社
賀茂山口神社
久我神社(境外)
須波神社

末社
棚尾神社
川尾神社
橋本神社
岩本神社
⑬山尾神社(新宮門内にあるため撮影不可
⑭土師尾神社(本殿内にあるため撮影不可
⑮杉尾神社(本殿内にあるため撮影不可
山森神社
梶田神社
白鬚神社(境外)
百太夫神社(境外)
鎮守神社(境外)
福徳神社(境外)
藤木神社(境外)
㉓小森神社(境外)
半木神社(境外)
※.太字は訪問済みのもの

【上賀茂神社摂社 大田神社 本殿】



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