蓮が見頃になった法金剛院 「観蓮会」 へ

7月13日(金)は蓮が見頃になったと“京都観光Navi:花だより”で出てたので、法金剛院 の「観蓮会」 に行って来ました。

前週の5日(木)は朝から雨が降り出し、昼から大雨となりました。夕方には私が住む地域には“避難勧告”が出され、桂川は氾濫の危険が出てきたので渡月橋が通行止めになったと、その日の夕刻に会社の同僚から教えてもらい知りました。帰りはJRが不通になるかも知れないので車で迎えに来てもらい帰りましたが、渡月橋が通行止めになったこともあって、渋滞がひどかったです。翌日の金曜日、私は休みでしたが、JRは一部の路線(京都線)だけ動きましたが、ほぼ関西全体で運休。そのため6日から8日は外出しなかったです。あらためて、今回の水害により被害に遭われた地域の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

梅雨は7月10日(火)に明け、その後はずっと高温が続き、7月13日(金)も朝から暑かったけど、 「観蓮会」は開門が朝の7時から。まだその時間では涼しいとは言えませんが耐えられます。

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駐車場は丸太町通から入ります。満車の場合は“第二駐車場”もありますが、この時間では何処でも自由に止められます。

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開門は7時ちょうど。私の時計は電波時計のため秒針まで合ってるので間違いないです。開門前には3名並ばれてたので私は4番目でした。

入ると左手に拝観受付があるので、そこで拝観料500円を納めます。余談ですが、このあと9時20分ぐらいに、再び法金剛院の前を、今度はバスで通りましたが、駐車場は満車でした

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前回の「観蓮会」には2016年(平成28年)7月15日(金)に来ました。今年も待賢門院桜が満開の時に来ています。

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庭園には私を含めて4名しか入っていないので、ゆっくり蓮の花を愛でながら庭園内を巡って行きます。

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本当なら礼堂から仏殿に行き、お参りを済ませるべきでしょう。でもお参りは後回し、先に蓮を見ながら、庭園内中央にある“苑池“を一周します。

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この時期には、蓮の花以外に紫陽花も見られます。見たところ枯れ始めてるので見頃は過ぎてますが・・・。

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庭園内にある“苑池“には蓮の花が自生しています。鉢植えの蓮の花は間近で見られますが、自生している蓮の花も綺麗です。

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早朝でも天気が良いので暑いです。ここには約90種類の蓮があるそうで、たっぷり楽しむことができます。

蓮の花は、ここまで。ここで帰っても良かったんですけど、もう少し散策します。

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蓮が咲き誇る庭園の奥には、石仏群があります。何度も来てるのでスルーしても良かったんですけど・・・

そして最も奥にあるのが「青女(せいじょ)の滝」(特別名勝)です。何度来ても、ここは外せないです。

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石立の僧・林賢(りんけん)と静意(じょうい)の作で、巨岩を並べた雄大な滝が特徴で、平安時代の遺構がそのまま残っているとか。

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また、ここも外せないので・・・百人一首の中で一番エロチックな・・・「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ」(待賢門院堀河)だそうです

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先の「青女(せいじょ)の滝」から流れ出た水は、ここから“苑池“に濯いでいます。この日は平日だったこともあって、この時間では入って来られる人は少なかったです。

このまま礼堂まで戻って来ましたが、やっぱり仏殿にお参りに行くことにしました。そこにはお一人の方が行かれた以外は誰も礼堂に上がって来られません

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堂内には丈六のご本尊阿弥陀如来坐像(重要文化財)で院覚(いんかく)作。また、地蔵菩薩僧形文殊菩薩十一面観世音菩薩(いずれも重要文化財)も祀られてました。

仏殿の北側には渡り廊下で地蔵堂まで行けます。ただし、ここはいつ行っても扉は開いてません。ガラス越しにお参りとなります。

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ここには丈六の地蔵菩薩坐像(重文、平安時代)が安置されてます。目が金色であることから「金目地蔵」とも呼ばれてるとか。

元は法金剛院に隣接する地蔵院に安置されていたようですが、諸事情により法金剛院が新しい地蔵堂を建立し安置されたようですね。

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この「観蓮会」の期間中だけ礼堂の内部が解放されます。中では蓮の写真が展示されてるので、汗を拭きながら鑑賞しました。

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礼堂を出て玄関周りの蓮の花を撮りました。ほぼ最初に庭園に入った人数からそんなに増えてないかと思うほど閑散としてました。

ここには7時20分には出て行きました。駐車場も私の車だけ、前回も平日でしたが、大変な人出でした。やっぱり先週の大雨の影響なんでしょうか・・・と思ったところ、前途したとおり9時20分頃に、ここを通ると駐車場は満車でした

【法金剛院 苑池】



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