岩倉を散策 石座神社へ

8月3日(金)は、7月20日に訪れた無鄰菴で紹介した「別荘、別邸、旧宅 お得な3施設共通チケット」ですが、この日は史跡「岩倉具視幽棲旧宅」を訪れる予定で、岩倉までやって来ました。

自宅を車で出発し、予定では40分~50分ぐらい見てましたが、約30分ぐらいで着いてしまい・・・8時15分に「石座神社 岩倉具視幽棲旧宅 専用駐車場」に着きました。

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「岩倉具視幽棲旧宅」のHPには写真付きで紹介されてますが、わかりずらいでしょう。上記写真のとおり駐車場の入口は上り坂になっており、上がりきると結構広いです。

ここから少しだけ階段を上がると石座神社(いわくらじんじゃ)の境内に入れますが、元に戻り正面の鳥居から入ります。

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ここに来たのが8時20分頃・・・この近くには“実相院門跡”があり秋の紅葉には、多くの人が訪れます・・・が、この時期には誰も・・・通らない・・・と思いきや・・・

この鳥居の前には、多くの人が行き交いますし車も通ります。理由は、近くに大きな病院があるんです。病院の職員さんや患者さんが途切れなく通られました。

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鳥居をくぐると、正面に階段があって、登って行きます。見た所、境内には誰も居ないように思います。

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階段を上がる途中に、右手にあるのが「東座」(写真・上)、左手にあるのが「西座」(写真・中)ですが、近くには行けません。祭りで使用されるようです。

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本殿に向かうには、もう一つ階段を上がりますが、その下にあったのが手水舎です・・・が、ここには水はありません。

階段を上がりきると、左右に「狛犬」が鎮座してます。それぞれの口元は「阿吽(あうん)」の形をしていました。

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そして中央には拝殿があります。最初に車を止めた駐車場から階段を上がると、この拝殿に出てくるんです。それでは拝殿を反時計回りで散策です。

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拝殿の東側にあるのが社務所ですが、常駐されてないような雰囲気でした。ですから朱印の有無も分かりません。ここを下っていくと駐車場にでます。

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正面を通過して西側に出て、こちらが神饌所(しんせんしょ)です。神饌・・・神様に供える酒食を調理し格納する所でしょう

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こちらは神輿庫とあります。こちらの祭り・・・10月だそうですけど例祭の松明行事は圧巻らしいです・・・見たことありませんが

それでは最後の階段を上がって本殿にお参りします・・・と、その前に・・・階段の右横には手水舎があって、ここのは山水でしょうか、よく冷えてました

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最初の手水舎に水が入ってなかった・・・訳が・・・分かりました。ここには2005年(平成17年)11月25日以来、久しぶりの訪問です。

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階段を上がると正面に二つの社殿が並んでいます。左が「十二所明神」(西社)で、右が「八所明神」(東社)です。

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西社の十二所明神本殿の祭神は、石座、新羅、八幡、山王、春日、住吉、松尾、賀茂、勢、平野、貴船、稲荷の明神が祀られいます。

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東社の八所明神本殿には祭神が、石座、新羅、八幡、山王、春日、住吉、松尾、賀茂の各明神を祀っています。

石座神社(いわくらじんじゃ)の創建は不詳ですが「日本三代実録」によると880年(元慶4年)に従五位下を授かっていました。その後、971年(天禄2年)に大雲寺が建立され、その鎮守社として石座以下8神を祀る八所明神が997年(長徳3年)に勧請されると、石座神社はその御旅所とされ、また後に伊勢他の4明神を加えて十二所明神が祀られるようになったと伝わります。明治以降は、八所・十二所明神社が石座神社と解消され、もとの石座神社は山住神社と呼ばれています。

さらに東に社殿がありますが、ここは階段下に降ります。実際は社殿から下に降りたんですけど・・・。ここには地元では、一言だけ願い事を聞いてくれると言われる一言神社がありました。

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御祭神が一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)で、当初は、ここから北北東へ約1㌔離れた村松にありましたが、1878年(明治11年)に現在に遷座されました。

さらに東へ境内のもっとも東端まで移動します。そこには瓦屋根に覆われた社殿が連なっています。そこで向かって左から見てみると・・・。

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熊野神社(熊野神)」「貴船神社(高龗神)」「出雲神社(大国主命)」と並んでいました。そして次に西に目を向けると・・・。

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“一言神社”本殿前から階段下を見ています。そして西を見ると西端にも社殿が見えます。次にそこへ向かいます。

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西の端に社殿があって、左から「稲荷神社(稲荷神)」「鹿島神社(武甕槌神)」「香取神社(経津主神)」と書いてありました。

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そして、最後に北西角に社殿があり、そこも見てみると・・・ 右から「猿田彦神社(猿田彦命)」「愛宕神社(愛宕神)」とありました。

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時計の針は8時30分頃です。前途のとおり早く着いてしまい、「岩倉具視幽棲旧宅」の開館である9時まで、あと30分です。

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この石座神社は出て行きますが、地図で調べてて興味深い所があったので、、「岩倉具視幽棲旧宅」に行く前、ちょっこと寄っていくことに

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最初の鳥居を、正面に見て真っ直ぐ進むと、紅葉で有名な実相院門跡の外塀に出ます。この時間には山門は固く閉まっていますが、帰りに寄るつもりです。

次の目的地は病院に囲まれた奥に進みます。病院の職員さんでしょうか、出勤されるのでしょう、それらにまじって私は奥に歩いて行きます・・・。

【石座神社 十二所明神本殿】



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  • 昌子内親王 岩倉陵へ

    Excerpt: 山住神社を出て、四苦八苦して元来た道に戻り、今度は8月3日に訪れた石座神社駐車場を目指し、駐車場には6時52分に着きました。着いたら雨は小雨になりましたが傘は必要です。 Weblog: 古寺とお城の旅日記Ⅱ racked: 2018-09-06 02:36