青モミジが綺麗な「岩倉 実相院門跡」へ

岩倉具視幽棲旧宅を出て次に向かったのが岩倉 実相院門跡です。あまりにも暑いので、このまま帰ろうかなぁ・・・と思いましたが、2005年(平成17年)11月25日以来、来てないのでやっぱり寄って行くことに

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8時30分頃に通った時には四脚門は閉まってましたが、9時25分には開いてました。

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実相院門跡は、秋の紅葉は圧巻です。2005年(平成17年)11月25日に来ましたが、この四脚門の前で開門を並んで待ちました。

もと天台宗寺門派の門跡寺院。1229年(寛喜元年)静基(じょうき)僧正が開基。寛永年間、足利義昭の孫にあたる足利 義尊(あしかが よしたか)が入寺。その後、江戸時代に第111代・後西天皇の皇子義延親王が入寺。以来、宮門跡が続きます。客殿・御車寄など、第113・東山天皇中宮承秋門院の旧殿の一部を下賜されたもので、現存する数少ない女院御所の建築遺構といわれています。本尊不動明王像・歴代天皇の尊牌などを安置。狩野 永敬(かのう えいけい)をはじめとする狩野派による襖絵を多数所蔵しています。

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四脚門を入ると、真っ直ぐ進みます。途中には石仏や織部灯籠なんかありますが、暑いので車寄せの玄関前まで急いで来ました。

玄関の左手に拝観受付がありました。13年前に来ましたが、全く記憶に無かったです。そこで拝観料500円を納め、朱印の有無を尋ねると・・・。

朱印がありました・・・13年前には無かった筈です。朱印帳を持参してきたので良かったです。ここは帰りに受け取るシステムでした。

受付で「ここは床モミジを含めて、堂内は全て撮影は断っています」と念押しされました。たしか13年前も同じことを言われた記憶がありますが、紅葉で混雑していて、それを無視して写真を撮る不届き者が居て、その度にアナウンスが入るので大変迷惑しました。

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久しぶりに見る床モミジは綺麗でした。しばらく、ここは座ってゆっくり鑑賞しましょう・・・写真を忘れて・・・。

客殿内部では、7月1日~8月31日まで「渾天壱統星象全図」(星図屏風を特別公開)が見られた他はあまり印象に残ってません。急ぎ庭園に出て写真を撮りました。

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客殿の西側から書院との間に「池泉回遊式庭園」が広がっており、青モミジが見事です。当然、秋の紅葉は息を飲む美しさでした

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次に、客殿の東側に出ます。ここには私を入れても3名程度しか来てません。特に暑いため、次に行く庭園には誰も・・・来ないです。

次に訪れる石庭は「こころのお庭」と呼ばれ、「御庭植治」次期12代・小川勝章氏監修のもと
市民参加により作庭されたものです。

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この客殿の東側に一歩踏み入れたら、この縁側の板敷きが熱いこと・・・海辺の砂浜に素足でいるような・・・それほど熱かったです。

この時、9時30分を過ぎてましたが、太陽の光を正面から浴びるので、足の熱さは我慢の限度が超えていたので、直ぐに写真だけ撮って退散しました。次に来られた方も、中程まで来られなかったです。

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帰りに朱印帳を受取り、内部の写真が撮れないので“床モミジ”のホストカードを買って、ここを出ました。

9時44分に四脚門を出て、元来た道・・・石座神社の境内を通り駐車場まで戻りました。9時50分頃に駐車場を出ましたが、あまりにも暑いので、次に行く予定を変更して、次の次に行く所にナビをセットして出発した次第です。

【岩倉 実相院門跡 床モミジ】



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