南禅寺参道 菊水へ

9月14日(金)は、先週に引き続き蹴上げに来ました。しかし・・・先週に引き続いての雨、しかし食事を予約しているので雨が降る中南禅寺参道 菊水までやって来ました。

「南禅寺参道 菊水」は今年の6月11日にリニューアルオープンして、以前の湯豆腐を主にした京料理からフレンチを取り入れたお店に大胆に生まれ変わりました

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看板に“南禅寺の参道”と書いてありますが、参道からは少し外れます。白川通から南禅寺参道を入って、最初に右へ入る脇道があるので入って行くと・・・。

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参道から、ほんの少しだけなんですが急な坂を上がりますが、道は細いようでもトラックも入れます。そのまま直進すると右手に“菊水”の駐車場があって数台は止められるでしょう。

予約は11時間から取っていました。ただ道が空いていたんのでしょう(そうでもなかった)早く着きすぎました。しかし、恐る恐る表門に向かうと・・・。

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ここに来て分かったことですが、ここは宿泊もできるので多分ですが、24時間空いているのでしょう。

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雨で濡れた石畳を進んで行くと、数寄屋造りの建物と玄関がありました。まだ時間が早かったので前庭を見ていると、スタッフの方が出て来られ・・・。

11時間から予約している旨、説明すると中に通されました。そして、靴を脱いで上がろうとすると、「靴のまま上がってください」と。「私の説明が悪かったので申し訳ありません」と言われましたが・・・これは気がつかないですね。

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時間まで、フロント前の待合で待たせてもらいました。待たせてもらっている間にフロント周りの写真撮りました。聞くと「どうぞ、どうぞ」と言われて・・・遠慮しません

私がウロウロしていたこともあって、時間よりかなり早く呼ばれました。10時50分前だったと思います

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リニューアル前は“個室”中心でしたが、リニューアル後は“ダイニング”ができてました。ここからは綺麗な庭園を眺められます。

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案内された席は、庭園の前でした。ガラス越しでしたが雨に濡れた庭園が綺麗です。外には“テラス席”も用意されていますが、この日は結構な雨降り・・・ここでは無理でしょう

ここは以前から行きたかったレストランでした。残念ながらリニューアルされた後でしたが・・・ここは一休.comで予約。内容は【1ドリンク付】和洋の箱盛前菜&選べるメインが嬉しい至福のセットランチ!美しい庭園を眺めながら! ランチお一人様 4100円 でした。

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1ドリンクについて、私は“生ビール”、妻は“ウーロン茶”で下戸ですし・・・それより、車で来ているので帰りは妻が運転です

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最初は、「季節の食材を使った和・洋の箱盛前菜」からスタートです。まだ“生ビール”が少しだけ残っていましたが・・・。

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最初の“生ビール”あまりにも量が少ないのはに驚きましたが、追加はしませんでした。次が「桃のヴィシソワーズ」です。

以前の京料理のコンセプトが生きているような・・・そんな感じです。ただ基本はやっぱりフレンチでしょう、天麩羅にタルタルでしたから。そしてメイン料理は、選べます。基本は「天然海老のグラタン」です。妻はそれにしました。私は、追加400円で「但馬牛のハンバーグ」にしました。

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メインの前に、熱々のパンが運ばれてきました。確か自家製のバターと案内されたように思いましたが・・・。

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前途したとおり、基本は“グラタン”です。最初に席に着いたときにスタッフの方が聞きに来られるので、当初の予定どおり私は“ハンバーグ”にしました。

グラタンも一口いただきましたが、大変美味しかったです。そして最後が「食後のミニャルディーズ」でした。

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そして「紅茶・コーヒー・日本茶」も選べます。私は“珈琲”に、妻は“紅茶”をいただきました。

ちなみに「紅茶」が、ロンネフェルトティーセレクションより6種類。「珈琲」が、厳選された単一品種の豆を使った2種類。「日本茶」は、奈良月ヶ瀬井ノ倉茶園のかぶせ煎茶でした。そして食事が終わって、フロントへ。そこで聞いてみました、庭園を散策できるのかと。答えは「どうぞ、どうぞ、どうぞ」でした。

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庭園は、フロントの左手から入れます。出入り口は、自動ドアになっていて、押すと扉が開きます。雨は、このとき小雨か時々やんでました。

「南禅寺参道 菊水」は、1895年(明治25年)に呉服商の寺村助右衛門の別荘として建てられたのが始まりです。敷地には明治・大正・昭和の名作庭家である植治・七代目小川治兵衛によるもので、約400坪もある池泉回遊式庭園となっています。

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建物の間を抜けると雨に濡れた庭園が広がります。手前には「蹲踞」があって、綺麗な芝生が手前にあって、踏まないように奥に進みます。

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今、ダイニングで庭園を見ながら食事をされているので、少々気恥ずかしいさはありますが、せっかく来たので「茶室」の前までやって来ました。

でも、池に架かる石橋は雨降りの後で、怖かったので渡らず迂回して奥に進みます。

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和食の特別会席料理は、この離れでもいただけるようです。しかし気になったのは、食事をしている時から見えていた“駒札”です。「堀川の橋柱」と書かれてます。

先ほどの、呉服商・寺村助右衛門が初代とすると、六代目正意が堀川通りより大宮通りまでの花屋町通りの開道に努力し、その後の堀川橋の架替に際し、京都市より下附されたもの。

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最後に、ガラスの中に収まっている、この石灯籠・・・当然、気になります。駒札には「桃山時代の燈篭」と書かれています。

この燈篭には、慶長9年の銘が刻印されてて、豊国神社に土地の大名が献納したものだそうです。どうりでガラスケースの中に大切に保存されているですね。

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後でスタッフの方と話すと、ここの庭園は桜が綺麗だと言われていました。春には是非、再訪する必要がありますね。秋の紅葉も綺麗そう、でも桜の方だと・・・

庭園を堪能したら出て行きました。やっぱり食事中の人に悪いので・・・少し遠慮しました

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ここには12時15分頃に出て行きました。帰りにスタッフの方に「随分、変わりましたね」と尋ねると、南禅寺界隈では、すっかり湯豆腐が有名になって・・・と。

以前のように、個室だけでは外国人・・・「特に中国人観光客に来て貰えないので」と言われていました。しかし、大事なのは地元の方のリピートだそうで、「SNSなどにアップして宣伝してもらえたら」とも言われていました。

ここから蹴上発電所に行き、六芒星の写真を撮りに行き、再び菊水の駐車場に戻ってきたのは、12時40分は過ぎてました。もちろん、「30分ほど車を止めさせて」とお願いしてました。台風の影響で関空の閉鎖もあって、外国人観光客の姿は少なかったです。ここから家路につきました。

【南禅寺参道 菊水】



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