第43回 京の夏の旅 文化財特別公開 長楽館「御成の間」へ
明治期に建てられたレトロな建物である長楽館の1階と2階を見学したあと、いよいよここから第43回 京の夏の旅 文化財特別公開 長楽館「御成の間」の見学に向かいます。
この階段下に受付があって、ここではチケットの半券を切られます。そして靴を袋に入れ、傘を傘入れに置き上がって行くと・・・。
「御成の間」を覗くと、団体さんで一杯座っています。これでは中に入っても何も見られません。それなら先に茶室「長楽庵」から見て行きます。
先ず、茶室に入って外を見上げると扁額があり「和楽」と書かれていますが、橋本関雪画伯の書によるものです。
団体さんは“御成の間”で話を聞いています・・・が、随分・・・長いです。鬼の居ぬ間ならぬ団体さんが居ない間に、ここでガイドさんよりマンツーマンで話を聞きました。
茶室「長楽庵」は、表千家にある書院造りの「残月亭」を模して造られました。
この“半月窓”は、1909年(明治42年)に建てられたから変わっていません。ガラスも枠も当時のままだそうで、ガイドさんも怖くて触れないと言われてました。
また、窓から見える景色は雨に煙って見えませんが、晴れてたら「五山の送り火の妙法」が見えるそうです。ちなみに、平安神宮の大鳥居は見えていました。
表千家「残月亭」を模して造られたので、突上窓もありますが、この上は3階のため“窓”はありませんが・・・。
その左にあるのが和柄のステンドグラスです。こちらは桜の模様が描かれています。もう一つありますが、それは後ほど・・・。
床の間にある掛け軸は、妙心寺管長が書かれた「喫茶去」と書いてあり、意味は「お茶でもどうぞ」だそうです。また花器は、京の漆作家が造られたもので、一本の木をくり抜いて作成されています。水を注ぐと水鳥が浮かび上がるそうですね。
次に水屋の説明に移ります。水屋とは、茶室に付随する、点前や茶事のための準備をしたり、片付けをしたり、器物を納める場所です。
ここに、もう一つのステンドグラスがあります。先ほどが桜に対して、こちらは紅葉のモミジです。
この水屋の奥に、3階へ上がる秘密の階段が造られたいます。茶事の主催者(主人、亭主)が出入りするためだとか。
ガイドさんの案内がなければ分からなかったですね。約5分かけてゆっくり案内してもらいました。最後の方になって、やっと後続の方も入ってこられて、続いて案内を始めたので次へと向かいました・・・が、“御成の間”の団体さんは動かれてません・・・。
こちらは、“御成の間”から見た3階の全景です。下の写真は、茶室「長楽庵」の出入り口です。茶室を出て左手に行けば“御成の間”に上がれます。
茶室「長楽庵」を出て、左手にある“御成の間”を覗くと、まだまだ話が続いています。その隙に右手の階段を上がります。
本当は、拝観順路は逆なんですけど、団体さんのため仕方ありません。最初の部屋も趣ある和室でした。ただガイドさんの案内はありませんでした。
こちらの部屋を出て、奥の部屋に移動します。こちらの方向は、前途しましたが逆コースです。
こちらが本来のコースです。ただ雨に煙った景色をあまり見てなかったので、せっかく祇園閣が写っているのに中途半端に・・・撮ってしまいました・・・残念。
こちらの部屋も和室でした。ただ前の部屋も、この部屋も立入はできません・・・でも案内は欲しかったです。
ここで10時15分にようやく、「御成の間」に入れました。団体さんは早く入られたので、約20分も案内を聞かれてたことになります。長すぎるやろ。後ろでは何組も待っているのに。
“御成の間”思っていたほど広く無かったですね、それより50数名の団体さんは、中々退いてくれません、この写真を撮るのに随分待ちました。
「御成の間」は最上階に位置し、折上格天井や床の間、付書院、飾り窓などを配した日本建築のなかでも最も格式のある「書院造」の和室です。バカラ製のシャンデリアや神坂雪佳作といわれる襖絵など東洋と西洋の文化が融合しています。
見上げると、天井にはバカラ社製のシャンデリアが綺麗です。この長楽館のシャンデリアは全てバカラ社製だそうです。和室にシャンデリア・・・違和感ないですね。
あの素晴らしい絢爛豪華な洋館に、最上階には、このような和室。でも全く違和感ないですね、素晴らしいです。団体さんが去ってゆっくりじっくり見せてもらいました。
数えた訳ではありませんが6名ぐらいで話しを聞きました。そして終わったのが約4分・・・団体さんは20分・・・個人では4分・・・長けりゃ良いとは思えませんが主催者側の見識が理解できません。
“御成の間”も、この後、次から次へと入って来られたので、隙は無かったです。少々残念な気持ちはありましたが、気持ちの切り替えが早いので納得して、ここを出ました。
ただ雨が降っていたので眺望は楽しむことはできなかったです。機会があればもう一度再訪はしたいです。ここには10時45分に出て行きました。なお、団体さんの集合も10時45分だったようで、同じように集合されてました。私は、ここから車を止めている丸山駐車場に戻りましたが、団体さんは祇園閣に行かれたようです。あそこは撮影禁止になったので私は、つまらないから行かないです。
【長楽館 御成の間】
この階段下に受付があって、ここではチケットの半券を切られます。そして靴を袋に入れ、傘を傘入れに置き上がって行くと・・・。
「御成の間」を覗くと、団体さんで一杯座っています。これでは中に入っても何も見られません。それなら先に茶室「長楽庵」から見て行きます。
先ず、茶室に入って外を見上げると扁額があり「和楽」と書かれていますが、橋本関雪画伯の書によるものです。
団体さんは“御成の間”で話を聞いています・・・が、随分・・・長いです。鬼の居ぬ間ならぬ団体さんが居ない間に、ここでガイドさんよりマンツーマンで話を聞きました。
茶室「長楽庵」は、表千家にある書院造りの「残月亭」を模して造られました。
この“半月窓”は、1909年(明治42年)に建てられたから変わっていません。ガラスも枠も当時のままだそうで、ガイドさんも怖くて触れないと言われてました。
また、窓から見える景色は雨に煙って見えませんが、晴れてたら「五山の送り火の妙法」が見えるそうです。ちなみに、平安神宮の大鳥居は見えていました。
表千家「残月亭」を模して造られたので、突上窓もありますが、この上は3階のため“窓”はありませんが・・・。
その左にあるのが和柄のステンドグラスです。こちらは桜の模様が描かれています。もう一つありますが、それは後ほど・・・。
床の間にある掛け軸は、妙心寺管長が書かれた「喫茶去」と書いてあり、意味は「お茶でもどうぞ」だそうです。また花器は、京の漆作家が造られたもので、一本の木をくり抜いて作成されています。水を注ぐと水鳥が浮かび上がるそうですね。
次に水屋の説明に移ります。水屋とは、茶室に付随する、点前や茶事のための準備をしたり、片付けをしたり、器物を納める場所です。
ここに、もう一つのステンドグラスがあります。先ほどが桜に対して、こちらは紅葉のモミジです。
この水屋の奥に、3階へ上がる秘密の階段が造られたいます。茶事の主催者(主人、亭主)が出入りするためだとか。
ガイドさんの案内がなければ分からなかったですね。約5分かけてゆっくり案内してもらいました。最後の方になって、やっと後続の方も入ってこられて、続いて案内を始めたので次へと向かいました・・・が、“御成の間”の団体さんは動かれてません・・・。
こちらは、“御成の間”から見た3階の全景です。下の写真は、茶室「長楽庵」の出入り口です。茶室を出て左手に行けば“御成の間”に上がれます。
茶室「長楽庵」を出て、左手にある“御成の間”を覗くと、まだまだ話が続いています。その隙に右手の階段を上がります。
本当は、拝観順路は逆なんですけど、団体さんのため仕方ありません。最初の部屋も趣ある和室でした。ただガイドさんの案内はありませんでした。
こちらの部屋を出て、奥の部屋に移動します。こちらの方向は、前途しましたが逆コースです。
こちらが本来のコースです。ただ雨に煙った景色をあまり見てなかったので、せっかく祇園閣が写っているのに中途半端に・・・撮ってしまいました・・・残念。
こちらの部屋も和室でした。ただ前の部屋も、この部屋も立入はできません・・・でも案内は欲しかったです。
ここで10時15分にようやく、「御成の間」に入れました。団体さんは早く入られたので、約20分も案内を聞かれてたことになります。長すぎるやろ。後ろでは何組も待っているのに。
“御成の間”思っていたほど広く無かったですね、それより50数名の団体さんは、中々退いてくれません、この写真を撮るのに随分待ちました。
「御成の間」は最上階に位置し、折上格天井や床の間、付書院、飾り窓などを配した日本建築のなかでも最も格式のある「書院造」の和室です。バカラ製のシャンデリアや神坂雪佳作といわれる襖絵など東洋と西洋の文化が融合しています。
見上げると、天井にはバカラ社製のシャンデリアが綺麗です。この長楽館のシャンデリアは全てバカラ社製だそうです。和室にシャンデリア・・・違和感ないですね。
あの素晴らしい絢爛豪華な洋館に、最上階には、このような和室。でも全く違和感ないですね、素晴らしいです。団体さんが去ってゆっくりじっくり見せてもらいました。
数えた訳ではありませんが6名ぐらいで話しを聞きました。そして終わったのが約4分・・・団体さんは20分・・・個人では4分・・・長けりゃ良いとは思えませんが主催者側の見識が理解できません。
“御成の間”も、この後、次から次へと入って来られたので、隙は無かったです。少々残念な気持ちはありましたが、気持ちの切り替えが早いので納得して、ここを出ました。
ただ雨が降っていたので眺望は楽しむことはできなかったです。機会があればもう一度再訪はしたいです。ここには10時45分に出て行きました。なお、団体さんの集合も10時45分だったようで、同じように集合されてました。私は、ここから車を止めている丸山駐車場に戻りましたが、団体さんは祇園閣に行かれたようです。あそこは撮影禁止になったので私は、つまらないから行かないです。
【長楽館 御成の間】