京都府綾部市を散策 グンゼ記念館へ
グンゼ博物苑の道路を挟んだ向かいに、グンゼ記念館があります。1917年(大正6年)に建てられたレトロの建物が魅力で、遠路ここまでやって来た次第です。
1896年(明治29年)に創業したグンゼの当時を知る、さまざまな歴史的資料が遺されており、それらを保存、展示されています。この建物は本社事務所として使用され、1950年(昭和25年)に「グンゼ記念館」として一般に公開されています。
ここは毎週金曜日の10時から16時、無料で公開されています。訪れたのが9月28日(金)、先週の21日(金)から再開されたばかりです。(多分、台風の被害だったのでしょう。)
“グンゼ博物苑”で聞いたとおり、行ってみると門は開いてました。初めてきたので少々、ドキドキで玄関まで進むと・・・。
この玄関が閉まっていたのがドキドキの要因でした。この扉を引くか押すか、結局・・・思い切り押して開けて見ると入れました
。
入ると左手奥に受付があって、そこでパンフレットを貰いました。「2階から見学してください」と案内されたので、階段を上がります。写真撮影の有無を聞くとOKでした。
2階に上がると早速「主展示室(元講堂)」から入ります。ここではグンゼの創業時からの歩みが展示されてました。
内部は、元講堂だけに広々としています。その中で展示品をゆっくり鑑賞させてもらいました。1933年(昭和8年)頃のグンゼの模型もありましたが、全国から綾部に就業に来られてのでしよう。
次に「創業者室」に入ります。創業者の波多野鶴吉や会社の設立・発展に貢献した人の遺品が展示してあります。
ここでは、創業者の波多野鶴吉夫妻の肖像画が目に付きました。1896年(明治29年)地域産業振興を目的に郡是製絲株式会社を設立しました。
次の部屋が「栄誉室」です。先ほどの部屋からつながっているんですが、外から撮ってから入りました。
貞明皇后(ていめいこうごう、第123代・大正天皇の皇后であり第124代・昭和天皇の生母)行啓(ぎょうけい)時の御座所が展示してあります。
後で聞いた話ですが、創業者の波多野鶴吉は不測の事態があれば、切腹覚悟でお出迎えされたよですね。
前途した「栄誉室」及び「創業者室」の向かいには「和室」の部屋がありました。ここはパンフにも何も書いてないので目的は不明ですが“床の間”あり“違い棚”あり書院造りのそうでした。
2階はここまで、ゆっくり鑑賞させてもらいました。ただ周りに人が居ないので案内は無かったです。事前に申し込みすれば、していただけるらしい・・・です。
1階の最初の部屋は「教育室(正面が元秘書室、奥が元社長室)」で、元秘書室から見て行きます。
グンゼは創業以来、人間尊重を理念に、人づくりや教育を大切にされてきたようです。それらを詳しく紹介されてました。
こちらは元社長室です。ここで目を引いたのは「御殿造りの雛飾り」でしょうか、女子寮に置かれていたとか。
次に向かいの部屋「蚕糸室(さんししつ)」(正面が元応接室、奥が元常務室)に入ります。
元応接室には繰糸機械の変遷など蚕糸技術の歴史をわかりやすく紹介されてました。また、奥の元常務室には“水鉄砲”の展示なんかありました。
最後は、「元講堂」でしょうね、ここは広かったです。ここで注目したのは“50年後の綾部”の姿でした。1927年(昭和2年)の作品ですから1977年(昭和52年)の予想図ですよね、最初見てたら「綾部にモノレールなんか、あったっけ
」でした
。
また、豪華の金庫もありました。少しだけ開いてて・・・中を覗くと・・・段ボールが入ってました・・・多分、倉庫に使われるのでしょう
。
こちらの屏風絵は私の地元“嵐山”が描かれてました。ガラス越しですが・・・閑院宮(かんいんのみや)正餐(せいさん)会場(1935年(昭和10年)4月20日)の写真にも写っています。
今日は、見たいところが多いので先を急ぎます。ここを出て右手が2階へ通じる階段で、左が入口です。
ここには10時過ぎに入って、20分頃に出て行きました。私が入ってから出ていくまで誰も来られません。平日の金曜日のみ公開されているのからでしょう。私も以前だったら中々来られなかったかも知れません。
【グンゼ記念館】

1896年(明治29年)に創業したグンゼの当時を知る、さまざまな歴史的資料が遺されており、それらを保存、展示されています。この建物は本社事務所として使用され、1950年(昭和25年)に「グンゼ記念館」として一般に公開されています。
ここは毎週金曜日の10時から16時、無料で公開されています。訪れたのが9月28日(金)、先週の21日(金)から再開されたばかりです。(多分、台風の被害だったのでしょう。)
“グンゼ博物苑”で聞いたとおり、行ってみると門は開いてました。初めてきたので少々、ドキドキで玄関まで進むと・・・。
この玄関が閉まっていたのがドキドキの要因でした。この扉を引くか押すか、結局・・・思い切り押して開けて見ると入れました

入ると左手奥に受付があって、そこでパンフレットを貰いました。「2階から見学してください」と案内されたので、階段を上がります。写真撮影の有無を聞くとOKでした。
2階に上がると早速「主展示室(元講堂)」から入ります。ここではグンゼの創業時からの歩みが展示されてました。
内部は、元講堂だけに広々としています。その中で展示品をゆっくり鑑賞させてもらいました。1933年(昭和8年)頃のグンゼの模型もありましたが、全国から綾部に就業に来られてのでしよう。
次に「創業者室」に入ります。創業者の波多野鶴吉や会社の設立・発展に貢献した人の遺品が展示してあります。
ここでは、創業者の波多野鶴吉夫妻の肖像画が目に付きました。1896年(明治29年)地域産業振興を目的に郡是製絲株式会社を設立しました。
次の部屋が「栄誉室」です。先ほどの部屋からつながっているんですが、外から撮ってから入りました。
貞明皇后(ていめいこうごう、第123代・大正天皇の皇后であり第124代・昭和天皇の生母)行啓(ぎょうけい)時の御座所が展示してあります。
後で聞いた話ですが、創業者の波多野鶴吉は不測の事態があれば、切腹覚悟でお出迎えされたよですね。
前途した「栄誉室」及び「創業者室」の向かいには「和室」の部屋がありました。ここはパンフにも何も書いてないので目的は不明ですが“床の間”あり“違い棚”あり書院造りのそうでした。
2階はここまで、ゆっくり鑑賞させてもらいました。ただ周りに人が居ないので案内は無かったです。事前に申し込みすれば、していただけるらしい・・・です。
1階の最初の部屋は「教育室(正面が元秘書室、奥が元社長室)」で、元秘書室から見て行きます。
グンゼは創業以来、人間尊重を理念に、人づくりや教育を大切にされてきたようです。それらを詳しく紹介されてました。
こちらは元社長室です。ここで目を引いたのは「御殿造りの雛飾り」でしょうか、女子寮に置かれていたとか。
次に向かいの部屋「蚕糸室(さんししつ)」(正面が元応接室、奥が元常務室)に入ります。
元応接室には繰糸機械の変遷など蚕糸技術の歴史をわかりやすく紹介されてました。また、奥の元常務室には“水鉄砲”の展示なんかありました。
最後は、「元講堂」でしょうね、ここは広かったです。ここで注目したのは“50年後の綾部”の姿でした。1927年(昭和2年)の作品ですから1977年(昭和52年)の予想図ですよね、最初見てたら「綾部にモノレールなんか、あったっけ


また、豪華の金庫もありました。少しだけ開いてて・・・中を覗くと・・・段ボールが入ってました・・・多分、倉庫に使われるのでしょう

こちらの屏風絵は私の地元“嵐山”が描かれてました。ガラス越しですが・・・閑院宮(かんいんのみや)正餐(せいさん)会場(1935年(昭和10年)4月20日)の写真にも写っています。
今日は、見たいところが多いので先を急ぎます。ここを出て右手が2階へ通じる階段で、左が入口です。
ここには10時過ぎに入って、20分頃に出て行きました。私が入ってから出ていくまで誰も来られません。平日の金曜日のみ公開されているのからでしょう。私も以前だったら中々来られなかったかも知れません。
【グンゼ記念館】