京都府綾部市を散策 グンゼ博物苑「道光庵」へ
あやべグンゼスクエア内にあるグンゼ博物苑に「道光庵(どうこうあん)」があります。ここの開館は、11時からのため途中に二宮神社に行ったりして時間を潰しました。
そろそろ11時になったかなぁ・・・と、中を覗くとスタッフの方でしょう、出てこられ「どうぞ」と言って招き入れてくれました。そして後から少しだけ案内もしていただんです。
この玄関の前に案内版がありました。それを読んだのと、ここのスタッフの方に案内してもらったので、だいたいの歴史は分かりました。
グンゼの創立120周年記念事業として、1911年(明治44年)に創業者の波多野鶴吉翁と教育部長・川合信水師の社宅として建てられた「道光館」の一部をグンゼの歴史的遺産の継承を目的として移築し「道光庵」として2015年(平成27年)5月にオープンしました。道光庵には、道光館から「高塀門」「玄関」「床の間」「欄間」などが移設され、和風庭園には梅や桜、そして盆栽など。さらにグンゼにゆかりの深い繭をモチーフにして飛び石など、いろいろ工夫をされ楽しませてくれます。
入ると正面に和室があります。スタッフの方から「是非上がって見てください」と言われたので、靴を脱いで上がります。それと先程の補足ですが・・・・
1911年(明治44年)創業者の波多野鶴吉社長宅として建てられましたが、その後、1920年(大正9年)・1932年(昭和7年)に移築を行い、増築・改装を繰り返しながら、現代まで継承されてきました。波多野社長没後、暫くの空白期間を経て社員の宿泊施設に転用されることになり、社長社宅改め「道光館」として運用されることになりました。
表の案内版と、スタッフの方の話から、“教育部長・川合信水師”の名前が出てきました。実は、先程「グンゼ記念館」で見てました。
写真は“グンゼ記念館”ですが、川合信水師の経歴が詳しく書いてありました。何気なく読んでいたので、予習してきたことになっていました。
内部に入ると和室の前で話しを聞きながら写真を撮っていると、「どうぞ上がってください」と言われたので和室の中で話しの続きを聞くことになりました。
内部に入ると、そとの庭園もよく見えます。先程の案内版にあったように、この庭園も綺麗に整備されてるようで「窓を開けても良いですか」と、「後で庭に回ってください」と。
床の間にあった掛け軸・・・これも説明を受けましたが・・・また、この古びた机は、実際に創業者の波多野鶴吉が使用していたとか。
和室から表玄関を見ています。ここで珈琲(有料)でも飲みながら休憩が出来るわけです。
そんなに広くない和室ですし、誰も入ってこられないので、ゆっくり鑑賞させてもらいました。
少々疲れたので、ここに座って持参してきたお茶を飲みながら休憩すると、座りながらですが、ここの展示物も説明してくれました。
創業者の波多野鶴吉の遺品が展示してあり、“グンゼ記念館”の写真で見たとおりです。ここで前途した貞明皇后が行啓された時の“切腹覚悟”の話は、ここで聞きました。
妻は、ここで休憩して私は庭に向かいます。余談ですが妻は二宮神社には行ってません。疲れてるは私の方なんですけど・・・。
庭に向かう途中、最初に見るのは盆栽です。申し訳ないんですけど・・・私は盆栽には興味が無いです・・・で、写真だけ撮ってスルー・・・しました。
ここの飛び石は“繭”の形をしています。グンゼは蚕糸産業と栄えた会社で、繭は会社の生命線だったんでしょう。
この繭の形をした飛び石の先に岩があって、その先には“鶴”が居ます。創業者の波多野鶴吉翁に由来しているのでしょう。
庭からみた道光庵です。後述しますが、地元の方も結構こられますが、行き先はただ一つ・・・ここには誰も来られませんでした。
この石灯籠は、行啓記念大正6年11月4日の刻印を読み取れました。貞明皇后が、この田舎町に来られた時の事でしょうね。
ここには、約15分ぐらいで出ました。案内も聞かせてもらって良かったですが、想像してより規模が小さかったです。
このグンゼ博物苑には“綾部特産館”があって、地元の野菜など販売されてました。私も少しばから買い物して、ここを出てJR綾部駅に向かいました。
JR山陰線は、1時間に1本しか電車が無いので、JR綾部駅を11時52分に出て、福知山駅に12時4分に着く電車に乗るため、ゆっくり歩いても間に合う時間に出た訳です。綾部市を、こうして散策したのは初めてです。日本海の舞鶴や宮津には何度か行ってますが、綾部市は通過しただけ。この日も“あやべグンゼスクエア”しか行ってません。次回は、交通の便を考えて車で来たいですね。
【グンゼ博物苑「道光庵」】
そろそろ11時になったかなぁ・・・と、中を覗くとスタッフの方でしょう、出てこられ「どうぞ」と言って招き入れてくれました。そして後から少しだけ案内もしていただんです。
この玄関の前に案内版がありました。それを読んだのと、ここのスタッフの方に案内してもらったので、だいたいの歴史は分かりました。
グンゼの創立120周年記念事業として、1911年(明治44年)に創業者の波多野鶴吉翁と教育部長・川合信水師の社宅として建てられた「道光館」の一部をグンゼの歴史的遺産の継承を目的として移築し「道光庵」として2015年(平成27年)5月にオープンしました。道光庵には、道光館から「高塀門」「玄関」「床の間」「欄間」などが移設され、和風庭園には梅や桜、そして盆栽など。さらにグンゼにゆかりの深い繭をモチーフにして飛び石など、いろいろ工夫をされ楽しませてくれます。
入ると正面に和室があります。スタッフの方から「是非上がって見てください」と言われたので、靴を脱いで上がります。それと先程の補足ですが・・・・
1911年(明治44年)創業者の波多野鶴吉社長宅として建てられましたが、その後、1920年(大正9年)・1932年(昭和7年)に移築を行い、増築・改装を繰り返しながら、現代まで継承されてきました。波多野社長没後、暫くの空白期間を経て社員の宿泊施設に転用されることになり、社長社宅改め「道光館」として運用されることになりました。
表の案内版と、スタッフの方の話から、“教育部長・川合信水師”の名前が出てきました。実は、先程「グンゼ記念館」で見てました。
写真は“グンゼ記念館”ですが、川合信水師の経歴が詳しく書いてありました。何気なく読んでいたので、予習してきたことになっていました。
内部に入ると和室の前で話しを聞きながら写真を撮っていると、「どうぞ上がってください」と言われたので和室の中で話しの続きを聞くことになりました。
内部に入ると、そとの庭園もよく見えます。先程の案内版にあったように、この庭園も綺麗に整備されてるようで「窓を開けても良いですか」と、「後で庭に回ってください」と。
床の間にあった掛け軸・・・これも説明を受けましたが・・・また、この古びた机は、実際に創業者の波多野鶴吉が使用していたとか。
和室から表玄関を見ています。ここで珈琲(有料)でも飲みながら休憩が出来るわけです。
そんなに広くない和室ですし、誰も入ってこられないので、ゆっくり鑑賞させてもらいました。
少々疲れたので、ここに座って持参してきたお茶を飲みながら休憩すると、座りながらですが、ここの展示物も説明してくれました。
創業者の波多野鶴吉の遺品が展示してあり、“グンゼ記念館”の写真で見たとおりです。ここで前途した貞明皇后が行啓された時の“切腹覚悟”の話は、ここで聞きました。
妻は、ここで休憩して私は庭に向かいます。余談ですが妻は二宮神社には行ってません。疲れてるは私の方なんですけど・・・。
庭に向かう途中、最初に見るのは盆栽です。申し訳ないんですけど・・・私は盆栽には興味が無いです・・・で、写真だけ撮ってスルー・・・しました。
ここの飛び石は“繭”の形をしています。グンゼは蚕糸産業と栄えた会社で、繭は会社の生命線だったんでしょう。
この繭の形をした飛び石の先に岩があって、その先には“鶴”が居ます。創業者の波多野鶴吉翁に由来しているのでしょう。
庭からみた道光庵です。後述しますが、地元の方も結構こられますが、行き先はただ一つ・・・ここには誰も来られませんでした。
この石灯籠は、行啓記念大正6年11月4日の刻印を読み取れました。貞明皇后が、この田舎町に来られた時の事でしょうね。
ここには、約15分ぐらいで出ました。案内も聞かせてもらって良かったですが、想像してより規模が小さかったです。
このグンゼ博物苑には“綾部特産館”があって、地元の野菜など販売されてました。私も少しばから買い物して、ここを出てJR綾部駅に向かいました。
JR山陰線は、1時間に1本しか電車が無いので、JR綾部駅を11時52分に出て、福知山駅に12時4分に着く電車に乗るため、ゆっくり歩いても間に合う時間に出た訳です。綾部市を、こうして散策したのは初めてです。日本海の舞鶴や宮津には何度か行ってますが、綾部市は通過しただけ。この日も“あやべグンゼスクエア”しか行ってません。次回は、交通の便を考えて車で来たいですね。
【グンゼ博物苑「道光庵」】