60年振りに扉が開いた大覚寺「勅封般若心経戊戌開封法会」へ
9月24日(月・祝)にまもなく始まる「勅封般若心経戊戌開封法会」の様子を見に大覚寺を訪問しましたが、10月19日(金)に60年振りに開いた「心経殿」に入ってきました。
この日を選んだ理由は、「戊戌開封法会期間中のご参拝に関するお知らせ」で大覚寺での行事予定が入っていない・・・だから混雑しない・・・空いてる・・・と思ったからです。
大覚寺のHPでも混雑予想が出されていたので、大覚寺には開門時間の9時より少し早く着く予定で家を出ましたが、やっぱり早く着いてしまいました。
9時52分ぐらいに着いたかと思いますが、この行列です。数えたら約30名ほど並んでいました。早く歩いたら50分ぐらいには着いたのに・・・。
開門は、9時でしたが9時になっても開きません。しかし2分たってやっと開き中に入ることができました。拝観料は「勅封般若心経戊戌開封法会」の期間中、拝観料1000円と高めですが、“お守り”が付いてきます。それと、この期間中は、拝観コースは一方通行となっています。混雑対策でしょうけど、普段は自由に行き来できますが、戻れないので初めての方はじっくり見ながら進まれたら良いでしょう。何度も来ている私は「心経殿」までまっしぐらに進みます。
この「心経殿」に入る前に「御影堂」でお焼香をします。堂内は広いですけど、ここも並びました。そして「心経殿」の手前で、僧侶の方が“塗香(ずこう)”を手に塗られます。
この“塗香(ずこう)”9月24日(月・祝)の訪問時に貰いました・・・というのも、私は“京都文化協会”の賛助会員のため、会員証を見せると貰えたんです。ですから、それを塗られた意味も分かりました。
そして、いよいよ堂内に入ります。入ると僧侶の方が読経をあげられてる中、中央に嵯峨天皇の「勅封般若心経」がガラスケースの中に開封されてました。
今から1200年前に書かれた“般若心経”は、文字が掠れて殆ど読み取れません。それでも2分ぐらいじっくり時間をかけて見せて貰いました。
2014年(平成26年)11月30日に開かれた京都文化協会主催の「旧嵯峨御所大覚寺門跡 伝狩野山楽筆『四季耕作図襖』特別鑑賞会」で、僧侶の方から“嵯峨天皇の般若心経”の事、詳しく話しを聞きました。嵯峨天皇は、国民の安泰を心から願われながら、般若心経の一文字を書かれたる度に“礼拝行”・・・座った状態から一度立ち上がり再び座って両肘、両膝、額を地に着け拝む・・・それを3回繰り返されたとか。
振り返って「心経殿」をみると5名ほど並ばれています。真っ先に向かって良かったですが・・・老眼鏡を持ってきたら良かったと・・・少々後悔しています。文字・・・見えなかったですね。
次に「霊宝館」に移動です。普段は春・秋に特別公開で別途料金がいりますが、この期間中だけ入れるコース設定になってました。
館内では北朝第4代・後光厳天皇、第102代・後花園天皇、第105代・後奈良天皇、第106代・正親町天皇、第119・代光格天皇の勅封般若心経は、ここで見られました。
「霊宝館」を出て一方通行の先に進みます。そして“心経殿”を見ると中から、ぞくぞくと人が出て来られています。
廃館コースは、五大堂の裏を通って「観見台」に出るようになっていました。大沢池周りも、秋色が深まってきてるように思えました。
9月24日(月・祝)に来ているので、「五大堂」内部のお参りもあっさり済ませ出ました。先程の“霊宝館”でお参りは済ませているからね。
「心経殿」と「霊宝館」を見たら、今日の目的は果たせました。後はあっさりと諸堂は通過です。
9月24日(月・祝)では行けなかった「正寝殿」とその奥にある「霊明殿」は、まだ行けなかったです。最後に宸殿に出るコースとなってて、蔀戸(しとみど)だけ写真を撮ってここを出ました。
帰りは玄関から出ます。普段、ここから出入りできないので珍しいです。ここには9時26分には出ました。
次に、大沢池を目指します。9月24日(月・祝)では立入禁止でしたので、様子を見たかったので行ってみました。
驚いたことに、大沢池の入口に臨時の拝観受付所ができてました。この「勅封般若心経戊戌開封法会」期間中は拝観券が無ければはいれないようです。
9月4日の台風21号の強風で、ここの木々も倒木しました。見たところ整備が進んで普通に歩けるようなっています。
奥に奥に進み「心経宝塔」の手前にあった大木が折れて無くなっていますし、護摩堂付近の木々も折れたのでしょう。
こちらの奥に“名古曽の滝”がありますが通行止めになっています。見たら北向きに木々が倒れたり折れたりしているので復旧まで、相当かかるでしょうね。
大沢池の中にある“天神島”も、この先は通行止めとなっています。要するに大沢池の東半分は行けないようでした。
この辺りは、時代劇で使われるんですけど、当分は無理のようですね。台風の爪痕が、まだまだ残っていました。
まもなく、ここも紅葉が綺麗に色づくでしょう・・・例年なら・・・。これがアップされる頃にはライトアップも始まってるかも知れません。
この風景・・・時代劇で度々見かける所です。いつも俳優さんや女優さんが、ここに浸かって頑張って演技されてます。
この大沢池に誰も来られません。あれだけの人が来られていたのに、ここには誰もです。皆さん知らないのでしょうね。臨時の拝観受付もあるのに、暇そうでした。
この日を選んだ理由は、「戊戌開封法会期間中のご参拝に関するお知らせ」で大覚寺での行事予定が入っていない・・・だから混雑しない・・・空いてる・・・と思ったからです。
大覚寺のHPでも混雑予想が出されていたので、大覚寺には開門時間の9時より少し早く着く予定で家を出ましたが、やっぱり早く着いてしまいました。
9時52分ぐらいに着いたかと思いますが、この行列です。数えたら約30名ほど並んでいました。早く歩いたら50分ぐらいには着いたのに・・・。
開門は、9時でしたが9時になっても開きません。しかし2分たってやっと開き中に入ることができました。拝観料は「勅封般若心経戊戌開封法会」の期間中、拝観料1000円と高めですが、“お守り”が付いてきます。それと、この期間中は、拝観コースは一方通行となっています。混雑対策でしょうけど、普段は自由に行き来できますが、戻れないので初めての方はじっくり見ながら進まれたら良いでしょう。何度も来ている私は「心経殿」までまっしぐらに進みます。
この「心経殿」に入る前に「御影堂」でお焼香をします。堂内は広いですけど、ここも並びました。そして「心経殿」の手前で、僧侶の方が“塗香(ずこう)”を手に塗られます。
この“塗香(ずこう)”9月24日(月・祝)の訪問時に貰いました・・・というのも、私は“京都文化協会”の賛助会員のため、会員証を見せると貰えたんです。ですから、それを塗られた意味も分かりました。
そして、いよいよ堂内に入ります。入ると僧侶の方が読経をあげられてる中、中央に嵯峨天皇の「勅封般若心経」がガラスケースの中に開封されてました。
今から1200年前に書かれた“般若心経”は、文字が掠れて殆ど読み取れません。それでも2分ぐらいじっくり時間をかけて見せて貰いました。
2014年(平成26年)11月30日に開かれた京都文化協会主催の「旧嵯峨御所大覚寺門跡 伝狩野山楽筆『四季耕作図襖』特別鑑賞会」で、僧侶の方から“嵯峨天皇の般若心経”の事、詳しく話しを聞きました。嵯峨天皇は、国民の安泰を心から願われながら、般若心経の一文字を書かれたる度に“礼拝行”・・・座った状態から一度立ち上がり再び座って両肘、両膝、額を地に着け拝む・・・それを3回繰り返されたとか。
振り返って「心経殿」をみると5名ほど並ばれています。真っ先に向かって良かったですが・・・老眼鏡を持ってきたら良かったと・・・少々後悔しています。文字・・・見えなかったですね。
次に「霊宝館」に移動です。普段は春・秋に特別公開で別途料金がいりますが、この期間中だけ入れるコース設定になってました。
館内では北朝第4代・後光厳天皇、第102代・後花園天皇、第105代・後奈良天皇、第106代・正親町天皇、第119・代光格天皇の勅封般若心経は、ここで見られました。
「霊宝館」を出て一方通行の先に進みます。そして“心経殿”を見ると中から、ぞくぞくと人が出て来られています。
廃館コースは、五大堂の裏を通って「観見台」に出るようになっていました。大沢池周りも、秋色が深まってきてるように思えました。
9月24日(月・祝)に来ているので、「五大堂」内部のお参りもあっさり済ませ出ました。先程の“霊宝館”でお参りは済ませているからね。
「心経殿」と「霊宝館」を見たら、今日の目的は果たせました。後はあっさりと諸堂は通過です。
9月24日(月・祝)では行けなかった「正寝殿」とその奥にある「霊明殿」は、まだ行けなかったです。最後に宸殿に出るコースとなってて、蔀戸(しとみど)だけ写真を撮ってここを出ました。
帰りは玄関から出ます。普段、ここから出入りできないので珍しいです。ここには9時26分には出ました。
次に、大沢池を目指します。9月24日(月・祝)では立入禁止でしたので、様子を見たかったので行ってみました。
驚いたことに、大沢池の入口に臨時の拝観受付所ができてました。この「勅封般若心経戊戌開封法会」期間中は拝観券が無ければはいれないようです。
9月4日の台風21号の強風で、ここの木々も倒木しました。見たところ整備が進んで普通に歩けるようなっています。
奥に奥に進み「心経宝塔」の手前にあった大木が折れて無くなっていますし、護摩堂付近の木々も折れたのでしょう。
こちらの奥に“名古曽の滝”がありますが通行止めになっています。見たら北向きに木々が倒れたり折れたりしているので復旧まで、相当かかるでしょうね。
大沢池の中にある“天神島”も、この先は通行止めとなっています。要するに大沢池の東半分は行けないようでした。
この辺りは、時代劇で使われるんですけど、当分は無理のようですね。台風の爪痕が、まだまだ残っていました。
まもなく、ここも紅葉が綺麗に色づくでしょう・・・例年なら・・・。これがアップされる頃にはライトアップも始まってるかも知れません。
この風景・・・時代劇で度々見かける所です。いつも俳優さんや女優さんが、ここに浸かって頑張って演技されてます。
この大沢池に誰も来られません。あれだけの人が来られていたのに、ここには誰もです。皆さん知らないのでしょうね。臨時の拝観受付もあるのに、暇そうでした。