紅葉の世界遺産 栂尾山 高山寺へ

11月26日(月)は、当初の予定では“そうだ京都へ行こう”のイベントに参加するつもりでした。ただ私のミスで参加することが出来なくなって・・・そこで紅葉が見頃だと思い世界遺産 栂尾山 高山寺に行きました。

この紅葉の時期に、初めて紅葉狩りに出掛けました。11月3日に大阪府千早赤阪村にある千早城から大阪府堺市の仁徳天皇陵、そして京都南部の海住山寺から笠置寺まで散策してから3週間も外出できなかった理由は最後に。

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高山寺の駐車場には8時35分に着きました。高山寺は8時30分に開門されますが、予定ではもう少し遅く着いても良かったんです。

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ここの駐車場は「京都市営高雄観光駐車場」といって、普段は無料です。ですが、11月中は有料なんですね、しかも1000円こんな時に儲けようと思っているでしょう、京都市は

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駐車場が有料の他に、普段の高山寺では境内に入るのにお金は要りません。しかし、11月中は“入山料”として500円が必要です。

私も11月のこの時期に、高山寺に来たのは初めてです。普段は無料でも、この時期なら余分に1500円も必要なため足が遠のいてました。しかし9月4日の台風21号の強風により、境内の大木が倒れてしまいました。現在も拝観は“石水院”のみで国宝の金堂や開山堂に行けません。そのため今年に限ってかどうか分かりませんが、入山料は無料です。

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駐車場からゆっくり急な石段を上がって行きます。それより紅葉がまだまだ綺麗です。京都市の北に位置する高山寺では散るのも早いんですけど・・・。

今年は色づき始めたのは早かったかと思いますが、その後、気温が高かったこと、雨が少ししか降らなかったこと、強風が吹かなかったが要因かと思います。(私個人の見解です

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私がゆっくり石段を上がって行くと、二組の方が降りて来られました。開門時間はもう少し早いかも知れませんね。

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ここが国宝「石水院(せきすいいん)」の入口にある門です。鎌倉時代に建てられた建築物ですが、ここは庭の紅葉が評判で来てみました。

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門を入ると綺麗な紅葉が見えます。見頃過ぎと思い来ましたが期待できそうです。そこで靴を脱いで上がると拝観受付があって800円を納めました。

2013年(平成25年)に来たときは、600円だったと記憶しているので、200円値上がりしてました。私は御朱印も以前、いただいているので書院から石水院へ急ぎます。

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書院から渡り廊下を通って石水院に入ると、堂内の「善財童子像」と綺麗な紅葉が撮れました。

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入ったのが8時40分。出て来る人もいるので、堂内には数名は居るだろうと思いましが、来てみると・・・誰も居なかったです。

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ここは、いち早く色づくので、京都市内よりは早く散り始めます。例年ならこの時期なら散ってるでしょう。でも今日は、まだまだ見頃で綺麗です

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こちらの下に駐車場があります。いち早く堂内に入りましたが、すぐに数名来られましたが、それでも私を入れて4名から5名程度・・・空いてます。

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縁側からも紅葉を見てみました。ここは堂内から見た方が綺麗ですね。寒いので長くは座ってられませんが・・・。

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高山寺といえば「鳥獣戯画」でしょう。この高山寺が所有していますが、ここにはレブリカを見ることが出来ます。

2014年(平成26年)に京都国立博物館で、『国宝 鳥獣戯画と高山寺展』があって、私も本物を鑑賞しました。ただ凄い人出で、最高4時間待ちを記録しました。また、扁額は後鳥羽上皇より下賜された「日出先照高山之寺」と書かれた額が架かっています。

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石水院は、ご覧のように小さなお堂です。何周か回りましたが、それも限度があるので、石水院から渡り廊下を通って書院に入り表へ出ました。

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ここは、8時50分に出て行きました。私は9時まで滞在し、次に向かう予定でした・・・理由は、今年だけ高山寺の茶室が特別に公開されてるからです。

例年なら入山料500円が必要ですが、今年は台風の被害が遭って入山料が不要です。そこで高山寺は、台風21号災害復興祈念として特別公開を実施されました。そこは京都市指定名勝「遺香庵」です。そこが9時からとなっていたので、この時間までじっくり紅葉を観賞してたわけです。その模様は、後日アップします。

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9月4日の台風21号の強風で大木が横倒しになっています。この先に開山堂があるんですけど、ご覧のように通行止めになっています。

この先も綺麗に紅葉しているので、残念です。ニュース映像で見ましたが、復興まで数年・・・数十年かかるとも言われており、私も少しばかり茶室を拝観し、復興の協力をさせてもらいました。

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石水院の向かい、小高い所に「日本最古之茶園」の石碑があります。小さな茶園ですが、淵源と明恵と栄西の交流を今に伝えています。

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この境内図、凄く苔むして趣があります。この先に表参道があるので、金堂までの石段がどうなっているのか確認に行きます。

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駐車場から境内に入る道が“裏参道”で、こちらが“表参道”です。京都市内や近くの神護寺から来るとこちらから入りますが、国道に歩道が無いので、お勧めできないです。

ここから遠くに少しだけ金堂の姿が見えます。近寄って見てみたいけど、これだけ大木が倒れていたら無理ですね。

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こちらの方向に石水院があって、帰りは“裏参道”から駐車場に戻ります。境内は赤く染まる高台寺に早く戻るように祈りばかりです。

次回は、特別公開の茶室「遺香庵」です。実は初めて見るので、この日の楽しみの一つでした。最後に、11月3日に千早城から堺市、そして京都府南部の海住山寺から笠置寺まで散策した次の週末から週明けにかけて風邪の症状が出て、発熱・鼻水・咳が酷く会社を休みました。15日には「かに道楽」へ行きましたが、ギリギリまで行けるかどうかの状態でした。しかし、その週末から今度は、妻が私と同じ症状でダウンし、そして次の週末・・・3連休でしたが、母が風邪の症状が出たので病院に連れて行ったので、紅葉が見頃になってましたが、外出しませんでした。それで3週間も間が空いた訳です。

【高山寺】



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