和倉・七尾観光旅行(二日目) 山の寺寺院群 本延寺へ
實相寺を出てたら向かいの寺に気になる文字が見えました。「画聖 長谷川等伯生家」と門前に書いてあります。昨日の長齢寺は、この日訪れても留守の可能性があるし、それならと、急遽閃いて運転手さんに「その本延寺に寄って」とお願いした次第です。
この日訪れたのは「日蓮宗京都本法寺末 遠壽山 本延寺」で、先の實相寺と同じ日蓮宗の寺院でした。
京都の本法寺は“巴の庭”や長谷川等伯の“涅槃図”が有名で、私も何度か訪れてます。参道手前には「南無日親大聖人」と書かれた石碑があります。
門を入って、長い参道を進むと階段の上に「山門」が見えました。不思議なことに山門の奥には車が止まっています。何処から上がったのか・・・。
本延寺は1464年(寛正5年)日親上人(なべかむりの日親)が京より日蓮聖人法難の地、佐渡島巡拝の途次、当地所口に寺を建て日賢が弟子となって古府町に一宇を創建したのが始まり。本尊のほか日親の木造、日親上人の真筆曼荼羅が祀られています。また、当寺は画聖・長谷川等伯の生家奥村宗道の菩提寺でもあります。
山門を入って正面に「本堂」が見えますし、嬉しいことに扉は開いてます。私ら3人は玄関に向かい扉を開けると、中から人が出て来られました。
こちらで“朱印”と“参拝”をお願いすると、快く堂内に招き入れて貰えました。多分、ご住職の奥様でしょう、よく話されます。それに堂内の写真撮影はOKをいただきました。
堂内の内陣には、日蓮宗らしく日親上人の木造像(室町期)が安置されています。それより私は天井に目が行きました。すかさず奥様が説明してくれた内容が・・・。
この見事な花天井は、長谷川等伯から17代目の子孫に当たる日本画家・仲春洋氏の作品だそうです。
ここでタクシー運転手さんが、すかさず「お宝は見せてもらえるのですか?」と聞いてくれました。奥さんの案内で“お宝”の話が出たからです。そしたら奥さんが準備され本堂裏の「位牌堂」に招き入れてもらいました。そして案内されたのが、自称“国宝級”の・・・。
こちらが長谷川等伯26歳の“長谷川又四郎信春(はせがわまたしろうしんしゅん“時代の「彩色日蓮聖人座像」(七尾市文化財)です。
「永禄七甲子年(1564年)十月十三日」銘があって、「後世の人が極彩色に着色しなかったら、多分・・・国宝に指定されてるわ」と大笑いされてました。
この掛け軸も案内してもらいました・・・が、忘れました。写真を見ると、長谷川信春の文字が読み取れるので・・・これも国宝級。
次に、私だけ庭を眺めてました。綺麗な日本庭園だなぁ・・・と思っていると、奥様より「裏にも庭があるので見て行って」と。
普段、ここまで見せて貰えるのかどうか分かりません。「何処から来られましたか?」「京都から来ました」と答えので、サービスしてくれたのかなぁ・・・。
堂内を出る時に、朱印帳を受取り、由緒書きもいただきました。こんなに見せてもらって大変良かったです。運転手さんも「勉強になりました」と言われてました。
山門を出て、階段を降り表に出るまでに、ここにも庭園がありました。拝観料も取られないし、何より日蓮宗の祈祷道場として、多くの信者が参詣し来られるようですね。
ここを出たのが11時50分。私は残り一つぐらい行けるかなぁ・・・と思ってたら、「JR和倉温泉駅までおくりましょう」と。「ここからでしたからJR七尾駅の方が近いけど、どうされます?」と言ってきたので「JTBの指定券のため変更できないので、和倉温泉駅までお願いします」と言って、そちらに向かってもらいました。
【山の寺寺院群 本延寺】
この日訪れたのは「日蓮宗京都本法寺末 遠壽山 本延寺」で、先の實相寺と同じ日蓮宗の寺院でした。
京都の本法寺は“巴の庭”や長谷川等伯の“涅槃図”が有名で、私も何度か訪れてます。参道手前には「南無日親大聖人」と書かれた石碑があります。
門を入って、長い参道を進むと階段の上に「山門」が見えました。不思議なことに山門の奥には車が止まっています。何処から上がったのか・・・。
本延寺は1464年(寛正5年)日親上人(なべかむりの日親)が京より日蓮聖人法難の地、佐渡島巡拝の途次、当地所口に寺を建て日賢が弟子となって古府町に一宇を創建したのが始まり。本尊のほか日親の木造、日親上人の真筆曼荼羅が祀られています。また、当寺は画聖・長谷川等伯の生家奥村宗道の菩提寺でもあります。
山門を入って正面に「本堂」が見えますし、嬉しいことに扉は開いてます。私ら3人は玄関に向かい扉を開けると、中から人が出て来られました。
こちらで“朱印”と“参拝”をお願いすると、快く堂内に招き入れて貰えました。多分、ご住職の奥様でしょう、よく話されます。それに堂内の写真撮影はOKをいただきました。
堂内の内陣には、日蓮宗らしく日親上人の木造像(室町期)が安置されています。それより私は天井に目が行きました。すかさず奥様が説明してくれた内容が・・・。
この見事な花天井は、長谷川等伯から17代目の子孫に当たる日本画家・仲春洋氏の作品だそうです。
ここでタクシー運転手さんが、すかさず「お宝は見せてもらえるのですか?」と聞いてくれました。奥さんの案内で“お宝”の話が出たからです。そしたら奥さんが準備され本堂裏の「位牌堂」に招き入れてもらいました。そして案内されたのが、自称“国宝級”の・・・。
こちらが長谷川等伯26歳の“長谷川又四郎信春(はせがわまたしろうしんしゅん“時代の「彩色日蓮聖人座像」(七尾市文化財)です。
「永禄七甲子年(1564年)十月十三日」銘があって、「後世の人が極彩色に着色しなかったら、多分・・・国宝に指定されてるわ」と大笑いされてました。
この掛け軸も案内してもらいました・・・が、忘れました。写真を見ると、長谷川信春の文字が読み取れるので・・・これも国宝級。
次に、私だけ庭を眺めてました。綺麗な日本庭園だなぁ・・・と思っていると、奥様より「裏にも庭があるので見て行って」と。
普段、ここまで見せて貰えるのかどうか分かりません。「何処から来られましたか?」「京都から来ました」と答えので、サービスしてくれたのかなぁ・・・。
堂内を出る時に、朱印帳を受取り、由緒書きもいただきました。こんなに見せてもらって大変良かったです。運転手さんも「勉強になりました」と言われてました。
山門を出て、階段を降り表に出るまでに、ここにも庭園がありました。拝観料も取られないし、何より日蓮宗の祈祷道場として、多くの信者が参詣し来られるようですね。
ここを出たのが11時50分。私は残り一つぐらい行けるかなぁ・・・と思ってたら、「JR和倉温泉駅までおくりましょう」と。「ここからでしたからJR七尾駅の方が近いけど、どうされます?」と言ってきたので「JTBの指定券のため変更できないので、和倉温泉駅までお願いします」と言って、そちらに向かってもらいました。
【山の寺寺院群 本延寺】