2019年(平成31年)「京都十六社朱印めぐり」御霊神社(上御霊神社)へ

今宮神社を出て、一日乗車券を購入している市バスに乗り、北大路バスターミナルまで移動し、そこから地下鉄烏丸線に乗り換えて、次の「鞍馬口駅」に12時15分に着きました。そして地上に出てみると・・・雨が降ってきて・・・昼からの降水確率が0%だったんで、傘を持ってきてません。参ったなあ・・・と思いつつ12時21分に着いたのが、“京都十六社朱印めぐり御霊神社(上御霊神社)です。

画像
雨が降ってるので、とりあえず「西鳥居」を撮って急いで楼門に入ろう・・・と。すると思いついたので、ある“石碑”を撮りに戻ってみると・・・。

画像
ここには「応仁の乱勃発地」の石碑が建っています。ここだけは押さえておきたかったので撮りましたが・・・やっぱり雨が気になるので急いで戻ります。

画像
寛政年間(1789~1801)に再建された「楼門」で、両脇には“随神”も鎮座しています。ただ写真でも分かるように雨が結構降って来ました。

レンズも濡れるので、楼門の中で雨宿りをしてました。朱印は濡れると何にもならないので今は行きません。でも、ここでじっとしていても時間がもったいないので、先に進むことに。

画像
画像
楼門から本殿に向かう参道の左手に「手水舎」があります。ここも屋根があるので雨をしのげます

画像
画像
境内の片隅に新たに造られた石碑です。「応仁の乱550年」を記念し、勃発の地である御霊神社(上御霊神社)境内に建てられました。

御霊神社のあるこの地は、かつて“御霊の森”と呼ばれるほど木々に覆われてた広大な森でした。ここに1467年(応仁元年)畠山政長は自邸を焼いて御霊の森にたてこもり、同族の畠山義就と戦います。これが“応仁の乱”の起りで、合戦はその後11年も続くことになって京の町を焼き尽くしました。

画像
こちらが「絵馬所」で、修復されてのでしょう綺麗になっていました。ただ雨が本降りになってきたのは写真でも分かるかと思います。

このまま雨が止まなかったら、この先の予定を変更して帰ろうかと思うぐらいでしたが・・・雨が止んで・・・くれました。

画像
画像
雨を避けるため「拝殿」に来ました。ここは毎年、何かが展示されているので楽しみの一つです。今年は、由里本 出画伯の「干支ひとめぐり大絵馬」でした。

画像
画像
天気予報の通り、雨が止んで晴れ間も出てきました。ここの本殿は、1733年(享保18年)御寄進の内裏賢所御殿の由緒ある遺構を1970年(昭和45年)に復元されたものです。それで御祭神は・・・以下の通りです。

崇道天皇(早良親王(さわらしんのう)光仁天皇の皇子)、井上大皇后(光仁天皇の皇后)、他戸親王(光仁天皇の皇子)、藤原大夫人(藤原吉子、桓武天皇皇子伊予親王の母)、橘大夫(橘逸勢)、文大夫(文屋宮田麿)、火雷神(以上六柱の荒魂)、吉備大臣(吉備真備)で、現在の祭神は“八柱”で「八所御霊」と称されます。火雷神と吉備大臣(吉備聖霊)は後年追加されました。

画像
余談ですが、先の“わら天神宮”から“今宮神社”そして御霊神社と同じ人と一緒でした。その方は車で回られてたみたいですが・・・。

画像
4年連続の“京都十六社朱印めぐり”ですが、ここも摂末社を巡ります。最初は本殿の西側にある「花御所八幡宮」から。そして北側には・・・。

画像
八幡宮、疫除社、白髭社、淡嶋社、大舞宮、天満宮、多度神社、貴船社、春原社、荒神社、稲葉神社、今宮神社、熊野神社、愛宕神社、熱田神社、多賀神社、厳嶋神社、猿田彦神社、貴布禰社、丹生神社、梅宮神社、八坂神社、廣田神社、吉田神社、日吉神社、住吉神社、龍田神社、廣瀬神社、大和神社、石上神社、大神社、大原神社、平野神社、春日神社、松尾神社、八幡神社、賀茂神社、鴨神社の「38社」が併祀されています。

画像
画像
ここからは正面からは見えない「本殿」が見えています。そして境内の北東角にあるのが「嚴島神社」です。

画像
そして本殿の裏側に回り込むと、そこには「神明神社」がありました。神明鳥居をくぐってお参りしました。

画像
最後は、境内南角にある「福寿稲荷神社」です。御祭神は、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、御利益は五穀豊穣、福徳円満、長寿延命、生業繁栄とありました。

画像
境内の南門近くまで来たら「清明心の像」がありました。1979年(昭和54年)国際児童年にあたり作成された像で、中国宋代の学者司馬温公の故事に拠って建立されました。

画像
南門入って左手にあるのが「神輿庫」でしょう。中を覗きましたが、神輿にはカバーが架かっているように見ました

画像
こちらが「南門」です。ここに来たときに入った“西門”の時と大違い・・・先程まで雨が降っていたのが嘘のように晴れて来ました。

画像
画像
南門を入った先にも「手水舎」があります。参考までに、車は南門から入れて境内に止めます。場所は、この手水舎の近辺になるかと思います。

画像
画像
画像
画像
晴れて来たので境内を散策します・・・と言っても時間はありませんが・・・“狛犬”は拝殿前に鎮座してあったので撮りました

画像
画像
画像
帰りも「西門」から出ました。ここに入った時は雨が本降りでしたが、帰りは晴れてたので、行きでスルーした“随神”を見ることが出来ました

画像
ここには12時32分に出ました。本当は晴れて来たので鳥居も撮りたかったんですが、この前に車が止まっていたので断念、先を急ぐので「鞍馬口駅」に向かいました。

地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」には、12時38分発の電車に乗って、次の次の「丸太町駅」で降りました。鞍馬口駅で、前方に乗るか後方に乗るか分からなかったので、どちらかと言えば前方よりに乗って、丸太町駅では南口の改札を出ましたが・・・バス停は、北口だったんです。少々失敗しましたが、おかげでトイレには行けました。そして、地上に上がってからバスに乗りますが、続きます。

【御霊神社(上御霊神社) 応仁の乱の碑】



この記事へのトラックバック